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歌舞伎

2013年05月20日

海老蔵の伊達十

5月南座夜の部、海老蔵の伊達の十役、観に行って参りましたー。

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2011年09月29日

炎の勧進帳

さて、9月20日火曜日、「九月大歌舞伎」@松竹座の夜の部。目玉はもちろん、「勧進帳」。市川家の十八番であるのみならず、歌舞伎にとっても最も重要な演目のひとつです。
私は市川家の勧進帳は、前に一度、海老蔵の富樫、團十郎の弁慶で観た事があります。その時の海老蔵の富樫の美しさに息をのみ、まだ歌舞伎を観始めたばかりの頃とあって、これが歌舞伎かぁ!やっぱ錦絵の様に美しいもんなんだなぁー!と感心したものです。むろん、どんどん歌舞伎を観ていくと、そんなもんでは必ずしもない、といふ事が分かってくるのですが。
(とはいへ、歌舞伎の真の魅力はやはりそこにあると思ひますよ。ただ、それを体現できる役者が滅多に居ない、といふだけで。だからこそ海老蔵は、神に選ばれた、といふか、神になる資格をもった希有な存在なのです)

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2011年09月20日

海老蔵復活

先日、9月13日に、大阪は松竹座に「九月大歌舞伎」昼の部を観に行って参りましたー。なんと言っても、今回の目玉は海老蔵復活!・・・って、すでに7月に舞台に戻ってきてゐるのですが、東京ですからね。死ぬ程観に行きたかったが、行けないって!
東京の人たちの話をきくと、復活後の海老蔵は素晴らしいらしく、絶品!との評判だったので、もう観られないのが悔しくて悔しくて。
だから今回の大阪公演が私にとって、海老蔵復活です。長かったといふべきか、意外とすぐだったといふべきか。

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2011年02月21日

盟三五大切

何度か明言してゐる様に、最近では歌舞伎より断然文楽の方に心を奪はれてゐる私ではあるのですが、それでも、まー、たまには歌舞伎でも観てみるか、安くチケットが手に入ったらねー。などとヘラヘラしてゐたら、うまい具合に安くチケットを手に入れる事が出来たので、二月大歌舞伎@松竹座に行って参りました。

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2011年01月24日

海老初め

もしかしたら1月(の前半)が1年で一番忙しいかもしれない、祇園移転後のオパール。正月〜十日戎と、新年早々たくさんのお客さんに御来店いただき、まことに感謝の念にたへない訳ですが、その様にたくさん来ていただいたお客さま方を見てゐると、あるひとつの特徴に気がつきました。
この時期、やはり何人かのグループで来店される方が多いのですが、その中に坊主或は短髪で、些か彫りが深いといふか、目がギョロリとした男性が居ると(何故かさういった人は結構居る)、グループの他の人たちから「エビゾー!」と呼ばれてゐる、といふ事です。ほんと、この正月に何人のエビゾーを見た事か。昨年末の事件以来の海老蔵人気を証明するものでせう。やはり今年は海老蔵にとって飛躍の年になるのかもしれません。
さういへば先日、文楽に行ったのですが、その劇中、人形が灰のはいった器を酒にみたてて飲むふりをし、頭を叩かれる、といふ場面があったのですが、その叩かれた人形が「成田屋〜、エビゾー!」と叫んでをりました。なんと、文楽界にも海老蔵ブームが!・・・海老蔵、恐るべし、です。

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2010年12月13日

じゃじゃ馬馴らし

海老蔵の話題が続き、さすがに飽きてきたので、ここらで亀治郎の話でもしてみようかと思ひます。
実をいふと先月、シアタードラマシティで蜷川幸雄の「じゃじゃ馬馴らし」を観に行ってきたのです。これに、じゃじゃ馬のキャタリーナ役で亀治郎が出てゐた、といふ訳なのですが、この芝居、いふまでもなくシェークスピアですが、知ってゐる人は知ってゐる様に(そして知らない人は知らない様に)、問題作であります。
なにが問題といって、内容がねぇ・・・、もろ男尊女卑!といふか、封建的!といふか。大金持ちの家の娘だが、じゃじゃ馬で強情で男のいふ事をいっかなきかないキャタリーナを、金目当ての男ペトルーチオが強引に娶り、食べ物をやらない、眠らせない、話にまともに取り合はない、など様々な手段を使って“馴らして”しまふ、最終的にはペトルーチオのいふ事は何でもきき、まるで召使ひの様にかしづく女性にしてしまふ、めでたしめでたし、といふ話なのです!

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2010年12月08日

海老蔵の記者会見

海老蔵の事件後初の記者会見を見ました。
といっても、テレビで見たのではなく、ネット上に散らばってゐる映像を漁って見たんですけどね。いやー、面白かった。もう、トモコと一緒に大爆笑!海老蔵、さすがだわー。改めて、海老蔵の凄さを再確認した次第です。

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2010年12月01日

海老蔵事件

11月25日は三島の命日ですが、今年はイタリアから一時帰国したpowerくんをオパールに迎へ、四方山話に花を咲かせてゐたのです。と、途中で衝撃的なニュースが飛び込んできました。今や言はずとしれた「市川海老蔵血だるま事件」です。
現時点でも情報が酷く錯綜して、事件の全貌は見えませんが、とりあへず思った事をつらつら書いてみようかと思ひます。

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2010年11月11日

錦秋文楽公演

秋の文楽公演に行って参りました。@国立文楽劇場。
「一谷嫩軍記」と「伊達娘恋緋鹿子」。まー、どちらも超有名な話ですが、文楽で観るのは初めて。で、とても楽しめました。

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2010年10月05日

海老蔵と結婚

さて、南座での「九月大歌舞伎」も無事に終了した訳ですが、海老蔵ファンとして、観劇の感想を一言述べておきませう。
うむ、そんなに悪くない。そつなくこなしてゐる感じ。かな〜り、こなれてゐる、といふか。ある種の凪ぎ状態、といふか・・・。いや、つまりこれは私的にはなにかいまひとつ物足りない、といふ事でもあるのです。海老蔵の持ってゐた、ともすれば不安定感に繋がるムチャクチャなもの、が欠けてゐる。と、これはつまり安定してゐるともいへる訳で、まー、いい事なのかもしれないけれど、なんか、面白くない。なんだ、これは。もしかしたら、これは結婚した事と関係があるかもしれない。
と、いふ事で、たまたまベッチから借りた“海老蔵結婚披露宴を放映したテレビ番組”のビデオがありましたので、それを観る事にしてみました。

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2010年09月02日

海老 vs 亀

本日は南座の「九月大歌舞伎 訪欧凱旋公演」の初日。海老蔵と玉三郎の海老玉コンンビによる「義経千本桜」の通し狂言です。
昨日も、いかにも梨園の人っぽいお客さんがオパールにもやってきましたし、関係ないですが一昨々日にはすぐそばの串カツ屋さんで映画「プリンセストヨトミ」の撮影がありましたし、その前には可能涼介が大物作家の人を彼女(!)として連れて来たりして、不穏な動きの絶えないカフェ・オパールではあるのですが、その時(といふのは昨日)、その梨園関係者っぽい人は、オパールに飾ってある海老蔵の写真をジッと眺めていったのです。やばいな、これは。

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2010年08月05日

海老蔵結婚式

先日、市川海老蔵の結婚式があった様ですね。

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2010年05月24日

團菊祭@松竹座

歌舞伎座の取り壊しは、取り返しのつかない愚挙だと私は考へる者ですが、それでも、僅かながらの余得はあると思ってゐました。それは、歌舞伎座の代はりに何だかよく分からない劇場が建つその間、関西に歌舞伎がたくさんやってくるのではないか?といふものです。
私も現在なかなか厳しい財政に立たされてゐるので、以前の様にさうちょくちょく東京まで歌舞伎を観に行けない状態なのです。関西にもっと歌舞伎が来てくれれば・・・、それだけを私は願ってゐました。

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2010年03月17日

骨寄せ

南座に「三月花形歌舞伎」を観に行きました。

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2009年07月14日

NINAGAWA十二夜

松竹座に「NINAGAWA十二夜」を観に行きました。
本当は歌舞伎座に「海神別荘」を観に行きたかったんだけれど、お金も時間もなくて断念。(ああ、来月の「石川五右衛門」も行けないだらうなァ)
で、その代はりに、と言へば失礼だけれども、安いチケットも手に入った事だし、蜷川幸雄の劇も観た事がないし、気晴らしに行ってみるかー、といふ事で行ってまいりました。
(と、ここまで書いてフッと思ひ出したのですが、その昔、蜷川の「身毒丸」を観た事がある様な・・・。あまり、覚えてゐない・・・)

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2009年05月13日

團菊@さよなら歌舞伎座

歌舞伎座の團菊祭に行って参りました!
・・・やー、今年はオパールも再出発したばかりで、まだまだ軌道に乗ってゐるとは言ひがたい状態だし、どうしようかなー、と思ったのですが、今の歌舞伎座での最後の團菊祭だし・・・、成田屋贔屓として團菊祭を外すのはどうかと・・・、かういふ店の調子の悪い時こそ、歌舞伎でも観て調子をあげるべきでは・・・、などと様々な理由をつけて、行って参りました!
全く、人間は何にだって理由をみつけるので困ったものですね。

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2009年04月14日

文楽

本日は私の4月最後の休日です。
確かに、まだ二日、定休日である火曜日は4月にあるのですが、どちらも野暮用で埋まってゐるので、遊べるのは今月は今日が最後。私は、何日も前から本日どうするか、といふ事で頭を悩ましてゐました。悩み過ぎて、頭が痛くなり、危うくせっかくの休日を寝て過ごすはめにもなりかけました。何をそんなに悩んでゐたのか。それは、本日、「都をどり」に行くか、「文楽」に行くか、といふ事なのです!

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2008年12月24日

これだから顔見世は

行って参りました。吉例顔見世興行、夜の部。前も言った様に、最前列での観劇です。

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2008年12月10日

顔見世興行始まってます

12月。ただいま京都南座では京の年中行事「吉例顔見世興行」が絶賛興行中です。

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2008年02月07日

坂東玉三郎 特別舞踊公演

 大阪松竹座に『坂東玉三郎 特別舞踊公演』を観に行きました。

 今回の共演者は、尾上菊之助と市川海老蔵。歌舞伎界のキレイどころが揃つてゐて、なんとも華やかな贅沢な感じです。やはり美男美女(?)を観るのは人生の至福でせう。むろん、舞踊に関しても玉三郎は定評のあるところ。で、期待通り、といふか、期待以上の素晴らしい公演でしたー!

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2008年01月17日

AS I AM/GIRL TALK

 東京滞在三日目。今日は朝から歌舞伎座の昼の部へ。

で、いきなりですがその感想。

「歌舞伎は三日も続けて観るもんぢやない!(とりわけ旅先で)

 ……いやー、歌舞伎ッて一公演が長いんですよ。4時間とかあるし。それを三日連続。しかも寝不足・疲れが溜まつた状態での旅先で、となると、もうなんかしんどくてどーでも良くなります。正直、今日は「早く終はらんかな」と思つて観てをりました、はい。

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2008年01月16日

雷神不動北山櫻

 東京滞在二日目。今日は新橋演舞場で『雷神不動北山櫻』を観てきました。

 この『雷神不動北山櫻』は通し狂言でして、では“通し狂言”とは何か? と、申しますと、ひとつのお芝居を最初から最後までやる(通しでやる)といふものです。つまり、普段は歌舞伎はひとつのお芝居を最初から最後までやらないんですね。面白い、長い間に人気の定着した場面だけをやるのです。だから、通常歌舞伎を観に行きますと、三つくらゐお芝居の題名が並んでゐるんですが、これは全てあるお芝居の一場面です。とはいへ、長い間に洗練されてきてゐますので、それぞれの場面があたかも短編小説の様に完成されてゐて、これはこれでいいんです。

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2008年01月15日

助六

 正月休みを利用して、やつて参りました東京。といふか、歌舞伎座。もー、最近は「東京に行く」、と言つても、実質は「歌舞伎座に行く」といふ事なので、我ながら嫌気がさしてゐたんですよ。東京にはもつと行きたい所がある! 今回の東京行きは歌舞伎抜きだ! …と、力んでみたのも歌舞伎座での演目が発表されるまでのこと。今年の正月の歌舞伎座は、な、な、なんと! 『助六』をやるではないですかー!!! タッタッタ、ハッ!(←見得をきつてみました)『助六』は私の最も観たかつた芝居。しかも團十郎の助六。くー、これは…。さらにいふなら、息子の海老蔵が歌舞伎座のすぐそばの新橋演舞場で、『雷神不動北山櫻』の通し狂言をひとり五役でやるといふ事も判明。…で、前言撤回。今回の東京行きは歌舞伎のみですよーだ!

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2007年11月16日

宝塚

 テラダさんが酔眼にて来店しました。

 酔つてゐる時のテラダさんは口が軽くなつてをり、ダムタイプで世界中を廻つた時の資金はロックフェラー(財団)から出たとか、実は今**と***中だとか、**さんは****だとか、昔*********だとか、とてもここには書けない、ホントかウソか判断できない話を大量にしてくれるので、とても楽しいのですが、今回はそんな話の途中で、テラダさんがヅカファンであるといふ事が判明しました。ああ! さうだつたのか! 歌舞伎の話で盛り上がつてゐる最中にこの事は判明したのですが…。

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2007年10月14日

海老蔵狐

 やー、良かつた。海老蔵素晴らしい! 『ドラクル』のおかげで私の中で評価の落ちてゐた海老蔵ですが、またまた一気に上がりました。さう、名古屋は御園座の吉例顔見世。義経千本桜・川連法眼館の場、通称“四の切”の狐忠信。先日行つて観て参りました〜。

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2007年09月13日

秀山祭

 歌舞伎座に『秀山祭』夜の部を観に行きました。

 “秀山”とは初代吉右衛門の俳号らしく、つまりは『秀山祭』とは「吉右衛門祭」のこと。だから夜の部では『二条城の清正』といふ、初代吉右衛門のために書かれた芝居がメインになる訳ですが、私のお目当ては何と言つても玉三郎の『阿古屋』。これが観たいがために、わざわざ東京までやつてきたのですよ。そして、観にきた甲斐がありましたー!

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2007年09月12日

ドラクル

 シアターコクーンにて『ドラクル』を観ました。

 あ、いや、『ドラクル』を観に東京まで来たんぢやないですよ。歌舞伎を観に、玉三郎の『阿古屋』を観にきたのです。が、色々と事情がありまして、今回は一日早く東京に来たのです。すると、おお! 『ドラクル』がやつてゐるぢやありませんか! 七月大歌舞伎で海老蔵(怪我で休演)を見損ねた私とトモコとしては、リベンジするべきではないでせうか。と、軽い気持ちでチケット情報を見ると、おお! なんと全て売り切れではないですか! むむー、これは、なんか悔しい、と、意地になつてオークションサイトをみると、おお! 沢山出てゐるではないですか! …で、定価より安くでチケットをゲットし、渋谷くんだりまでやつてきたといふ訳です。

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2007年08月07日

役者と義務教育

 雑誌「演劇界」9月号に載つてゐる、片岡仁左衛門のインタビューを興味深く読みました。

 私が「やはり!」と思つたのは、仁左衛門もどうやら“役者に義務教育は必要ない”といふ考へに辿り着きつつある様だ、といふ事です。そもそも役者にとつて子供時代といふのは、藝の基礎を作るのに決定的に重要な時期です。そんな時に、学校などで“無駄な時間”を過ごしてゐてよいものか? と、孫である片岡千之助の事に言及しながら自分の考へを暗示してゐると思へました。これは、自分の息子である片岡孝太郎の事も頭にあつての発言でせう。

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2007年07月28日

歌舞伎の楽しみ方

 タクヤくんとマホさんが来店しました。

 お二人ともこの度の七月大歌舞伎に行つたのですが、マホさんはよいとして、タクヤくんには歌舞伎ッてどうなのよ? といふ声が周りから聞こえてゐたのです。何故なら、タクヤくんは自他とも認めるノーザンソウルバカだからです。とにかくノーザンソウル以外には全く興味がない(実は“ベスパ”と“お笑ひ”と“豆腐”には少なからぬ興味があるのですが)、と公的に認められてゐるタクヤくんですから、私とトモコも歌舞伎を勧めたものの、些かその結果が心配であつたのです。果たしてタクヤくんはどうだつたのでせうか。

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2007年07月26日

千秋楽

 本日は七月大歌舞伎の千秋楽です。途中で海老蔵が怪我して出演取りやめ、といふハプニングのあつたこのたびの七月大歌舞伎。愛之助、頑張りました。朝から晩まで、全ての演目に出ずッぱりです。さらに頑張つたのが、もう60歳を超える片岡仁左衛門。本公演の座頭(だよね?)でもあり、なんとしてでもこの公演を成功させねばならないといふプレッシャーは大きかつたでせう。そしてそれを見事に成し遂げました! と、いへるのも、やはり『女殺油地獄』の素晴らしさ故ではないでせうか。

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2007年07月19日

七月大歌舞伎

 行つて参りました、七月大歌舞伎。海老蔵は休演、代役を立てての興行です。くぅ〜。…あ、なんだかかう書いただけで気分が落ち込んできましたが、とりあへず代役がどの様な具合であつたのか、書いてみませう。

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2007年07月14日

鳴神の呪ひ

 海老蔵の怪我の詳細が分かりました。風呂場のガラスで足のウラを切つて、なんと15針も縫つたさうです! …あかん、これは絶望的や。

 今の所、代役は『鳴神』が片岡愛之助、『義経千本桜』が坂東薪車、『女殺油地獄』が片岡仁左衛門とのこと。ま、『義経千本桜』はどうでもいい。この義経役は大したことないから。薪車でオッケー。船乗り込みの時も、薪車は一番感じが良かつたし。

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2007年07月13日

キャー!!!!!!

 カウンターではマツヤマさんが、祇園祭りとユダヤの関係について力説してゐました。それを拝聴してゐるのが、先日結婚したばかりのカツヤマ。しかし二人の間には、認識・姿勢においてかなりのズレがあり、なんとも話が噛み合ひません。

「ユダヤの方に“シオン祭り”といふのがあつて、これと“祇園(ギオン)祭り”がほぼ同じ日に行はれるんだよ。どうやら“ギオン祭り”の元は“シオン祭り”、つまりユダヤの祭りぢやないかな」

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2007年07月07日

歌舞伎ブーム

 akira28000が来店しました。

「ボクはね、嬉しいんです。オパールさんで歌舞伎がブームになつてるのが。何故なら、ボクは、自分がオパールに歌舞伎を持ち来んだと自負してゐるからなんです」

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2007年07月05日

残菊物語

 DVDで『残菊物語』を観ました。

 先日も述べた様に、二代目尾上菊之助を描いた溝口健二の傑作映画。最後に船乗り込みのシーンがあるとて、せつかく私も船乗り込みに参加したのだから、その興奮も醒めやらぬうちに観ておかう、といふ訳です。

 いやー、面白かつた! 別にどうッて事のないお話なのですが、それが何故ここまで面白いのか? と、首を傾げてしまふ程の面白さです。

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2007年06月28日

船乗り込み

 船乗り込み、に行つてまいりました。

 さて、“船乗り込み”とは何か? これは毎夏松竹座で歌舞伎が行はれる前に、それに出演する役者さんたちが船に乗り、道頓堀などを廻つて自分たちの公演の前宣伝をする、といふものです。毎年、夏になれば行はれてゐる様で、大阪の夏の風物詩ださうです。…ッて、知らんかつたー! ううむ、京阪神に37年間も住んでゐて、初めて知りました。情けない。ババさんやベッチからも、「えー! 溝口の『残菊物語』を観てないんですかー!」と呆れられてしまひました。すいません。観てゐません! 二代目菊之助を描いた溝口健二の傑作映画。この中に、船乗り込みのシーンがあるさうです。トホホ、自らの無知・無教養が身にしみるなァ。……いやいや! ここはひとつ、ポジティブに考へを転換。歌舞伎のファンになつて、世界が広がつて幸せだなーッと!!

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2007年06月11日

歌舞伎だ、歌舞伎!

 歌舞伎のチケットをとりました。7月の松竹大歌舞伎です。

 今回のが、また、面白さうなんですよねー。基本は“松嶋屋祭り”とでもいひますか、片岡仁左衛門以下、秀太郎、孝太郎、愛之助と松嶋屋さんがズラリと顔を揃へた中に、東京から成田屋・市川海老蔵を迎へての公演です。

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2007年05月24日

近松座歌舞伎公演 No.18

 京都芸術劇場・春秋座に「坂田藤十郎襲名記念・近松座歌舞伎公演 No.18」を観に行きました。

 “近松座”とは、現坂田藤十郎が扇雀時代に発足させたもので、近松門左衛門の作品を研究・研鑽し、上演を重ねて広く世に問ひ、ひいては上方歌舞伎復興の一助とならん、とするものです。それの(国内における)十八回目。坂田藤十郎の名跡を継いでからは初めての公演となります。

 ま、私にとつては何もかもが初めて尽しなんで、どんなもんなのかなー、といふ気持ちで行つてきたといふ次第です。

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2007年05月12日

ウノピョンも歌舞伎

 それにしても困つたものです。

 歌舞伎が面白くてたまらないのはいいのですが、お金が掛かつて仕方が無い。なにせ京都や大阪ではあんまりやらず、東京では面白さうな奴がガンガンやつてゐるのですから。勢い、東京まで観に行つてしまふ。うーむ、おかげで先月はCDを3枚しか買へませんでしたよ。

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2007年05月10日

團菊祭

 やつてまいりました。歌舞伎座。木曜日、といふオパールの定休日を利用して、京都から東京まで新幹線に乗つてはるばると。しかも、私は風邪をひいて体調は絶不調。喉と頭がガンガンに痛いし、鼻水と涙が止まらず、頭も朦朧としてをります。アホです。我が事ながらあきれ果てます。が、どうしても観たかつたのだよ、“團菊祭”が!!!

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2007年04月21日

第十五回 歌舞伎鑑賞教室

 南座にて「第十五回 歌舞伎鑑賞教室」。自由席で2000円。行つてまいりました。

 これは初心者の方に気軽に歌舞伎の魅力に触れて貰おう、といふ企画の様で、最初に歌舞伎に関する簡単で趣向を凝らした説明があります。次に実際に軽い演目をひとつ披露する、といつたもので、なかなか人気がある様です。本日も大盛況でした。

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2007年04月05日

夏祭浪速鑑

 大阪松竹座に『第4回 浪速花形歌舞伎』を観に行きました。

 この公演は3部構成となつてゐまして、私とトモコは第三幕の『夏祭浪速鑑』を観ました。3階席で2000円。安い、ですよね。映画を観る様な感覚で、観劇しました。

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2007年03月21日

江戸文字

『江戸文字入門』橘右橘著(河出書房新社)を読みました。

 江戸文字とは何か。それッて、勘亭流の事ぢやないの? と、素朴に答へたのは私。ところが、さうではない。むろん勘亭流も江戸文字の一種ですが、江戸文字には勘亭流・寄席文字・相撲字・狭義の江戸文字(千社札に書く)の、4種類があるのであつたー!

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2007年03月15日

霧太郎天狗酒讌

 南座に「三月花形歌舞伎 霧太郎天狗酒讌(←最後の字はゴンベンではなく酒偏ね)」を観に行きました。

 上方では花形歌舞伎はぜんぜん、といふ話を聞いてゐたので、些か不安だつたのですが、なんとほぼ満席! これは、きたきたー! と、無意味に開幕前から興奮してしまひました。

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2007年03月02日

さうだ、花形歌舞伎に行かう

 京都四條南座にて、「三月花形歌舞伎」が始まりましたね!

 外題は『天下騒乱源氏三代世継諍い 霧太郎天狗酒讌』(あ、最後の“酒讌”は“さかもり”と読みまして、この外題では“讌”はゴンベンの代はりに“酒”をあててをります)。出演は中村橋之助丈、中村勘太郎・七之助兄弟、そして上方歌舞伎のホープらぶりん(片岡愛之助)

 いやー、楽しみですねー、ね! ね! ね! ねー!

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2007年02月21日

歌舞伎とヒップホップ

「最近はすつかりヒップホップから歌舞伎に興味が移つたんだねー」などと言はれる昨今の私ですが、いやいやそんな事はありません。むろん、歌舞伎にはグイグイと嵌りつつありますが、ヒップホップも依然、私の興味を惹き続けてゐます。と、いふか、私にとつて歌舞伎とヒップホップは同じ様なものなんですねー。

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2007年01月29日

海老蔵

「ゲーテ」とかいふ雑誌の3月号を購入しました。いや、海老蔵が表紙だつたもんで…。なんかミーハーみたいですね。ッて、ミーハーなんですけど、私。とはいへ、素顔の海老蔵はチョイ苦手かな。やはり、化粧をしてゐる方がいい。

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2007年01月25日

またしても歌舞伎

 いやー、またしても行つてまいりました、松竹座。「壽初春大歌舞伎」の昼の部です。前回は夜の部に行つた訳ですが、その時に観た海老蔵があまりにカッコ良くて。ああー、やはり昼の部も観ておきたい、それにどうやら昼の部の『勧進帳』の方が話題ぢやないか、海老蔵の富樫を観たい!!! …と、こんなものは一期一会だァァァ! と叫びながら、清水の舞台から飛び降りる気概でチケットを購入してしまつたのです。ううーむ、この一月で5回も歌舞伎を観てゐる…。

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2007年01月18日

新春浅草歌舞伎

 浅草公会堂にて「新春浅草歌舞伎」を観てまいりました。これはいはゆる花形歌舞伎でして、つまり若手の方々によるフレッシュな歌舞伎、といふ訳です。値段も安く、気軽に歌舞伎を楽しんで貰おう、といふコンセプトらしく、確かに気軽〜な雰囲気が全体に漂つてをりました。

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2007年01月16日

歌舞伎座

 歌舞伎座にて、『壽初春大歌舞伎』を観劇しました。歌舞伎座? …と、一瞬疑問に思はれたあなた。さう、その通りです。歌舞伎座とは、東京は銀座にある、あの歌舞伎座です。つまり、わざわざ東京までやつて来てしまつた、といふ訳なのですねー。うーん、こらまた。

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2007年01月11日

壽初春大歌舞伎

 大阪松竹座に『壽初春大歌舞伎(夜の部)』を観に行つてきました。

 今回は前回の3階席と違ひ、なんと! 最前列かぶりつきです。うーん、やはり私たちの様な素人は前で観ないと歌舞伎の良さは分からないわよ、などと言ひながら、トモコが頑張つてチケットをとつたのですが、いざ席に着くと、そのあまりの舞台との近さにビックリしました。え、海老蔵がすぐそこに!!! ……と、いや、ホント、今回の公演はなんと言つても(我々的には)海老蔵、海老蔵! でした。

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2006年12月21日

顔見世興行

 南座に顔見世興行を観に行つてきました。今年の顔見世は、十八代目中村勘三郎襲名披露といふ事で、随分と騒がれた様です。実は、私は今回が歌舞伎初体験。別に勘九郎のファンといふ訳でもないのですが、昔から歌舞伎は観たいなー、と思つてゐて、思つてゐるばかりでは何時までたつても埒があかないので、そろそろ観に行くか! と、なつたのと、たまたま勘三郎襲名披露が重なつた、といふ次第です。

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