タカハシくん
手紙
タカハシくんから届いた手紙の話をしてゐると、「手紙を書く、といふのが凄いですねー。ボクは生まれてこのかた、手紙といふものを書いた事がありません」とテラリーが言ふので、そこにゐたみんなが驚いてしまつた。
バビロン
タカハシくんから手紙がきた。先日、悩み事があると深夜に電話をかけてきたタカハシくんであつたが、あの電話のおかげで気持ちがスッキリしたといふ。確かに、悩みといふのは他人に話したり文章に書いたりすると客観化され、気持ちや頭が整理されてスッキリするものだつたりする。ので、かやうに手紙を書くのはよい事だらうから、できれば続けて下さい。
テレフォン・フロム…
実を言ふと20日の水曜日の閉店後、チョーくんがやつてきたのであつた。チョーくんは現在東京にゐるので、たまたま帰郷してゐたのだらうが、それにしても珍しい。
レター・フロム・タカハシくん
タカハシくんから手紙が届いた。ガムテープで留められた封筒を開けると、中からルーズリーフが一枚半出てきて、そこにタカハシくんの字で近況が報告してあつたのである。それによると、タカハシくんは休み無く仕事ばかりの日々で、店が終はると自転車で30分ほど飛ばして家に帰り、寝るだけの生活。職場以外での友人もなく、東京の街のことも全く分からず、先行きに少し不安を覚えてゐる、といふ、ほぼ我々が予想してゐた通りの毎日を送つてゐるやうだ。それでも新しい職場自体は面白いらしく、「今から覚えることが沢山あって楽しみですよ。(ママ)」との事だ。うむ。で、私あてに「日記でたまには僕の名を呼んでください。(ママ)」と要望が書いてあつたので、それに答えてみる事にする。