ヤマネくん
ヤマネくんと映画を語る
ヤマネくんが来店。強制起訴シリーズとは関係のない映画について、トモコも交へて語り倒しました。
冷え対策
私が冷え対策としてパッチ(正確には防寒タイツ) & 腹巻きを着用する様になつてからすでに数週間。おかげで、腰痛が消えました! う〜む、例年なら冬の間中ジクジクと痛みがあり続けるのですが、全くない。やはり、冷えてゐたのかー。
映画鼎談
気がつけば年が押し詰まつてゐた。いつでも、気がつけば年が押し詰まつてゐたり、年が始まつてゐたり、年の真ん中だつたりする様な気がするが、それは別に不思議な事でもないのかもしれない。
オトシモノ
本日は久々に「あへこは」を開催しました。「あへこは」とは、「あへて怖い映画を観る会」の略でして、怖がりで恐怖映画なんてトンデモナイ! 怖い映画を観るくらゐなら死んだ方がマシ! といふ人間が、それでも敢へて、怖い映画を観よう、といふ会のことです。会員は私とヤマネくんの二人。結成以来、ことあるごとに勧誘を繰り返してきたのですが、一向に会員が増えないのは、多分みんな怖くて“敢へて”怖い映画を観ることが出来ないんだな。フフン。我々の蛮勇の程が知られると思ひます。
トキカケ
ヤマネくん来店。「ども。いやー、今日ボクが言ひたいのはですね、ッて、誰かさんの真似ぢやないですけど、江原についてですよ! 江原は酷い!!」
江原? 誰それ?
マイレージ
ヤマネくん来店。お、久しぶりだなー。何をしてたんだ。
「ま、色々とね。でも、実はあんまり久しぶりぢやないんですよ。といふのも、ボクは来てなくても、powerを派遣してますから」
つかしん
ヤマネくん夫妻来店。新婚旅行のお土産をいただく。ありがたうございます。どうでしたか、バリは。
「いやー、料理と温泉はいいんですけど、建物自体がねー。なんでも天皇陛下も来られたといふ、由緒正しい所らしいんですけど。」
オメデタウヤマネクン
さて、本日が本番である。何の本番かと言ふと、もちろん、垂れ幕を垂らすこと、の本番である。
ヤマネくんの披露宴が18時から19時半。我々の目論みとしては、何気なく外を見たヤマネくんが「あ、あれは…!!!(涙)」といふのが理想なので、事前通告はしてゐない。が、となると、結局外を見ないままで終はつてしまふ可能性もある。そこで、一計を案じた。18時半頃にこちらから手を振るから、一寸外を覗いてそれに応へてよ、と伝へたのだ。できれば、こちらから写真でも撮るからさ、と。これに対して「諾」といふ返事をヤマネくんから貰つてゐたので、我々は18時半前から垂れ幕を抱へて待機してゐた。ヤマネくんが外を覗いた瞬間に、バッと垂れ幕をぶちまけるつもりなのだ。我々は、震へながら待つた。結構、重いのである。
垂れ幕制作
さて、垂れ幕制作の続きだが、字はショウヘイくんにプリントアウトしてきて貰つた。それを、昨日作つた雛形に貼る。取れないやうに、といふ意味と、少しでも重みを、といふ意味を込めて、テープでしつかりとめる。そして、垂れ幕の下部に、紙を丸めて作つた錘をつけて一応の完成。うーむ、す、素晴らしい! これはヤマネくんも喜ぶだらう。是非、披露宴終了後はこれをプレゼントし、持つて帰つて貰ふ事にしよう。さう考へて、この邪魔なでかいブツを、なんとか畳んで店の裏にしまひました。
よし、やるぞ
実を言ふと来る4月2日の日曜日は、ヤマネくんの結婚式なのだ。ババーン! しかも、披露宴はカフェオパールのあるKUS河原町ビルの真向かひ、ロイヤルホテルにて行ふ、といふではないか! ドドーン! …これは、やるしかないな。
何をやるのか。もちろん、そんなもの決まつてゐるぢやないか。垂れ幕を垂らすんだよ、垂れ幕を。「ヤマネくん結婚おめでたうー!」とか、何とか。本人が恥づかしくなるやうなやつ。オパールの窓からダラーンと。何でも披露宴の部屋は、河原町側だといふから、バッチリ見えるぢやないか。ふふふ、燃えてきた。課外活動だよ、課外活動。
「あへこは」存続の危機
ヤマネくん来店。さういへばヤマネくん、「あへこは(敢へて恐い映画を観る会)」の活動が最近止まつてゐるぢやないか。そろそろやらうよ。
「あー、実はボクもそろそろ一人ぢやなくなるんでねー、もう、辞めようかと思つてゐるんですよ、『あへこは』」
数式の美しさ
小説『博士の愛した数式』を読んだので、猛烈に数学の本が読みたくなつた。これぐらゐの効用は、この小説にはあるといふ事だ。で、私は部屋の隅に無造作に積まれてゐる数学本の中から一冊抜き出して、読むことにした。『数学の不思議』カルヴィン・C・クロースン(青土社)。5、6年前に買つた本かな。この機会を逃すと、また10年ぐらゐ積まれッぱなしになる怖れがあるからな。気分の乗つてゐるうちに、気合ひをいれてページを捲つた。
めでたい!
やー、めでたい。実に喜ばしい。まるで盆と正月が一緒にやつて来て、瑞獣があたりを転げ回つてゐるかのやうに世の中が沸き立つて暖かな春の到来を心待ちにする、といつた趣な訳ですが、もちろん、文仁親王妃紀子殿下の御懐妊のことです。
鼎談やりました
本日は恒例の「輝け! オパール年間映画ベスト10!」鼎談が行はれた。出演者は例によつてババさん、ヤマネくん、私の3人。それと今回は特別ゲストとしてハッシー(欠席)、といふ布陣で行はれた。
夢日記
松枝清顕に倣つて、夢日記をつけてみる。
……私が道路を渡らうとすると、ヤマネくんが遠方から「危ないですよ!」と叫んだ。確かに信号は赤だつたのだけれど、左右を見てもクルマが来てゐる様子は全くないし、大丈夫ぢやないか、と思ひ、足を踏み出すと、ヤマネくんがさらに必死なる声で「ダメです! 危ないです! 死にます!!!」と声を振り絞るので、私もなんだか不吉な予感に襲はれてその場に立ち竦んでしまつた。
かさぶらんか
ヤマネくん来店。カウンター席に座つて赤ワインを飲みながら、カウンター内のトモコと談笑してゐた。と、そこにヲジサン二人組が来店。店に入つてくるなり、「カサブランカどこ? カサブランカどこ?」と叫んだ。ヤマネくんは自らもお客さんの立場ながらも、一瞬オパール側に自分の立場を移し、一体どう対処したものだらうかと頭をフル回転させたのだが、間髪を入れずにトモコが、「あ、こちらになります」と、傘立てを指し示し、ヲジサンたちが、「お、カサブランカや、カサブランカ」と言ひながらそこに傘を収め、無事に席に着いたのを見て、頭が真ッ白になつてしまつたさうだ。
阪神問題
ヤマネくん来店。「やァ、久しぶりですね! …それはさうと、今、阪神タイガースが村上ファンド問題で揺れてゐるの知つてますか?」
soul(s)
ヤマネくん、トモコと私の3人で、ダーツ・バー「soul(s)」に行く。ここはコータローくん行きつけのバーであり、エキスポ(ヤマネくんのユニット)が最近に店内一部の改装を請け負つたところでもある。そして何より、京都一レベルの高いダーツ・バーとしても知られてゐるのであつた。にしても、レベルが高い、とはどういふ意味か? それは、スタッフの人たちにダーツ強者が揃つてゐる、といふことを指すやうだ。私のやうに、オパールバトル大会でたつた一度ダーツをやつた事があるだけの人間には、強い・弱いと言はれてもうまくイメージが湧かないのだが、それでも「あそこにゐる彼は、カウントアップで1000点を超える」とか教へられると、自分との間に無限の深淵が口を開けてゐるやうな気持ちになる。確か、私の最高点は350点ぐらゐぢやなかつたかな。
お盆だから
ヤマネくん来店。テラリーを連れ出して一緒にダーツに行き、散々うち負かして帰つてくる。
「いやー、圧勝圧勝! 腕相撲でも圧勝したし、テラリー弱いなー!」
「た、たまたまですよ! 腕相撲も、4ヶ月後には勝つてみせます」
「ふーん、さすが負けず嫌い! ぢや、次はテニスで勝負だな!」
そこに、ナカムラくん来店。ヤマネくんに紹介する。
やる事がある
ヤマネくん来店。実家に帰るため、しばしの暇乞ひにやつて来たテラリーと遭遇する。
「へー、実家に帰るんや。どれぐらゐ帰るの?」
「一週間と少し、です」
「そんなに帰んの! なんで? それ、楽しい?」
「いや、ボクには(実家で)やる事がありますから」
「! ……、格好いいやんテラリー。今時の若者とは思へないよ。普通は、あー暇! なんもやる事ない! 、て言ふのが学生の定番やけど。かういふ人間が、10年後20年後に同世代から抜け出してくるんだよなー」
「はい」
俳チェン2
本日は俳句チェンバーの2回目。前回は手探りの状態での出発であつたが、今回は手探りの状態での2回目であつた。未だ混沌として今後の展開が全く見えない俳句チェンバー。それ故の緊張感で、私は思はずお酒がすすんでしまつて困りました。
スポーツ
ヤマネくん来店。「やあ! なんかオパール周辺でフィットネスブームが来てゐるみたいぢやないですか。でも、ボクはロッキー派だから、自宅で自重運動なんですねー。フィットネスクラブには行きませんよ!」
うん、まァ、ヤマネくんみたいに自宅で運動できる人はいいよ。でも、大抵の人はできないからねェ、続かない、といふか。で、結局は運動不足になつてゐる。わざわざフィットネスクラブにでも行つて、自分にはずみをつけたりしないと、なかなか運動はできないよ。
「さうですね! そりャ、運動はやらないよりやつた方が絶対にいいです! みんな運動しやう!」
首がピキッ
ヤマネくん来店。「実は…首をやつちやつたんです!」と元気に言ふ。今日の朝、ウーンと伸びをした途端に首がピキッとなつて動かなくなり、医者に行つたところ「2週間は安静、絶対にスポーツとかしないやうに」と言ひ渡されたといふ。
顔文字
ヤマネくん来店。ヤマネくんが知人の学校関係者から聞いた話によると、現在高校ではパソコン教育なるものが行はれてゐるやうなのだが、そこでメールの書き方などを教へてをり、なんと! なるべく顔文字を使ふやう指導してゐる、といふのだ。理由としては、微妙なニュアンスが伝はらない事によつて起こる誤解を避けるため、といふ事らしく、例へば笑顔のマークや(笑)などを入れて、悪意のない事を積極的に伝へなさい! といふ事らしい。なるほど。確かにそれは一理ある。よくメールのやりとりからもの凄い喧嘩に至つた、といふ話を聞く。私自身も経験がない訳ではない。これは、文章を「書く」能力、実はそれだけでなく「読む」能力においても、各人にもの凄く差がある、といふのが一因だと思ふのだが、それによつて思つてもゐなかつた誤解が生じてややこしい事になる。それを避けるために、とりあへず顔文字を使ふ、といふのはアリだらう。特に、携帯電話を使つたやりとりなどは、それほど長い文章を書く訳にはいかないので、仕方ないか、とも思ふ。が、顔文字の使用は、確実に文章能力を落とす。だから、それとは別個にキチンと文章を「書く」、あるひは「読む」、といふ訓練をしないと、どんどん頭が悪くなつていくばかりだと思はれる。頭のよしあしといふのは、文章能力に拠つてゐるからだ。