書・篆刻
六轡会26
第26回六轡会篆刻作品展に行きました。
私の篆刻の師匠である小朴圃先生を含め三人からなる“六轡会”。その、年に一回行はれる展覧会。私はここ2年ほど教室を休んでゐるので、コッソリと行つたのですが、やはりいいですね、篆刻。久しぶりにジックリと見たので、目の醒める思ひがし、せつかく住居も移つたことだし、と、その新居に飾るべく、先生の作品をひとつ購入しました。
カクコト コクスコト2
新神戸オリエンタルアベニューのギャラリー田中美術にて開催中の「カクコト コクスコト2(Love Letters) 寺田和仁作品展」に行つてまいりました。昨年に引き続いて2回目のこの展覧会、前回同様いはゆる“篆刻”の枠に収まらない広がりとポップさを持つた、寺田さんらしい作品展となつてをりました。
須田剋太展
明石市立文化博物館に「須田剋太展」を観に行きました。それにしても明石! …京都からは遠いです。今日はたまたま早起きしたので、といふかあまり寝ないで出かけたので、明石まで行つてしまつた、といふ次第です。
六轡会
京都文化博物館にて「六轡会」を見る。これは私の師(小朴圃先生)を含む3名の先生方による篆刻展である。篆刻といふ一見地味な世界ながらも、3者3様の個性が強く出た展覧会である。
石川九楊展
実を言ふと昨日は、花見だけでなく、烏丸大丸でやつてゐる「石川九楊展」にも行つてきたのであつた。
そもそも私が書を始めたのは、石川九楊の影響が大きい。と言つても石川九楊の“書”に影響を受けた訳ではなく、“文章”の方に動かされた訳だが、そんなこんなで“書”を始めたらいつの間にか“篆刻”になつてゐて、しかもそこでは石川九楊の作品に対する厳しい意見を結構聞かされたりして、それまで石川九楊の作品を雑誌や本で見てなんとなく「面白いなー」と漠然と思つてゐた私は、様々な再考・吟味・模索を迫られたりしたのであつた。
現代京都書作家展
大丸ミュージアムKYOTOに「第四十一回 現代京都書作家展」を見に行く。これは新春恒例の催しで、本来なら京都で書を勉強してゐる人は必ず出掛ける性質のものなのだらうが、私は不熱心なので今年初めて足を運んだのである。
カクコト コクスコト
たまにはかういふ日記もいいだらう。明日、いや明後日の日記を書く。明後日12月1日(木)から7日(水)まで、新神戸オリエンタルアベニュー(新神戸オリエンタルホテル地下)のギャラリー田中美術にて「篆刻・書 寺田和仁作品展〈カクコト コクスコト〉」が行はれてゐる。ので、早速その初日に、といふか木曜日しか行けないので結果として初日に、トモコと共に行つてきた。
地下鉄に乗つて新神戸駅へ。降りてすぐが新神戸オリエンタルホテルなので、そのまま新神戸オリエンタルアベニューのギャラリー田中美術へ向かう。寺田さんがゐた。
作品を搬入
作品は無事搬入。午前中いつぱい使つてそれらを陳列し、お昼の12時から開場した。今回、畦石舎展は20回目といふ事で、小先生のコレクションを披露する事となつた。昔の(と言つても、明治・大正・昭和の)画家や文人たちの書簡である。棟方志功や会津八一、橋本関雪、津田青楓、竹内栖鳳、安倍能成、高村光太郎、小川芋銭…などなどなど。何通かは以前に見せて貰つたものだが、これだけ並ぶとなかなか壮観。非常に興味深い。
作品を制作2
やばい。展覧会は明日ぢやないか。といふか、搬入が明日の朝9時なので、あと5時間しかない(つまり、仕事から帰つてきて、現在午前4時)。が、実を言ふと、印は昨日に彫つたのだ。残りは文章を書くだけ。しかも文章の構想はすでに考へてある。と、いふ事は、楽勝だな。大丈夫、大丈夫、焦ることはない。とりあへず、軽い気持ちで筆をとる。………なんか、なァ。うーん、筆は放棄。万年筆に変へる。………これも、なんか、なァ。むむむむむ。ま、行き詰まつた時は気分転換だ。その方が、結局は能率があがるのだ。これ、基本。で、小説『ジョゼと虎と魚たち』田辺聖子著(角川文庫)を読む。
作品を制作
さて、篆刻展がとうとう明後日に迫つてきてしまつた。なんとか構想はまとまつたものの、制作の方がちつとも進捗してゐない。今日はオパールの定休日なので、なんとか今日中に仕上げなければならない。といふ訳で、昨晩は早めに就寝した。
作品制作
ワリイシさん来店。知つてゐる人は知つてゐると思ふが、ワリイシさんは画家さんである。もうすぐ行はれる個展に向けて、現在は鋭意作品を制作中との事だが、さういへば私も、もうすぐ篆刻教室の展覧会があるのであつた。
第24回六轡会篆刻展
京都文化博物館に「第24回六轡会篆刻展」を観に行く。例によつて、色々と刺激を受けた訳だが、それはさておき、実を言ふと今回は、テラリーを観に行かせたのである。テラリーは篆刻など知らない、といふ。では、そんなテラリーはどんな感想を持つたのであらうか。本人にきいてみる。
「全く訳が分かりませんでした」
うーむ、訳が分からない、とはどういふ意味なのかな?
第21回 日本篆刻展
大阪市立美術館に「第21回 日本篆刻展」を観に行く。これは日本篆刻家協会主催による公募展で、昨年「会員推薦賞」を貰ひ会員になつた私も当然のごとく出品してゐて、今年はなんと秀作賞をいただいてしまつた! …て、ま、これはそれほど大した事ではなく、先生の言ふ通りキチンとやつてゐれば貰へる訳で、別に騒ぐほどの事はないのだが、それでもやはりなんとなく嬉しくて、会場に入れば真ッ先に自分の作品を探して見に行つた。…あ、あつた。……ううーむ、これは、なァ。今年はもつと頑張らう、と強く思ひました。