京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal：Home

• 『VETERAN』MARQUES HOUSTON
• 『Rich Boy』Rich Boy
• 『WAITIN' TO INHALE』DEVIN THE DUDE

　ま、RとDは強力でしたけどね。確かにPOLOW DA DON（Rのプロデューサー）は要注目のプロデューサーかもしれない。なんと言つても名前がいい。ポロウ・ダ・ドン！　だもの。

それと未だにほぼ毎日聴いてゐるジャネットの『20Y.O.』。素晴らし過ぎます。これは多分、一生聴き続けるアルバムですね。このアルバムに出会へて良かつた。なんだか自分がロバート・ワイアットになつた気分です。

　…えー、話がそれましたが、歌舞伎ですね、歌舞伎。先日の歌舞伎座は強引にウノピョンを誘つた訳ですが、ウノピョンもすつかり歌舞伎の魅力にとりつかれた様子です。ウノピョンの意見を聞いてみませう。

「歌舞伎ッて、もつと敷居が高いものだとばかり思つてたんスけど、まるで吉本新喜劇ですね。あの力士の肉襦袢！　なんか、敷居ひくー」

　ははは、これでウノピョンもソウルの7インチ蒐集（だけ）、といふ暗く狭い世界から抜け出る事ができるな。是非とも我々に感謝してほしいものだ。

「ええ。かうなれば来月の歌舞伎座もチケットとりますよ、当然」

　あ、いいなー、いいなー、いいなー。

「東京は他にも新橋演舞場もあるし国立劇場あるし、毎月すごく楽しめますね。関東に住んでゐて良かつた。あ、もちろん、7月は大阪に里帰りするんで、その時は松竹座に行きますよ」

　…なんか、ムカつくなー。

「ケンタロウさんらも毎月東京に来たらいいぢやないですか」

　行けるかい！　……ッて、行つてたらどうしよう。