憂国
義援金
大震災以来、各所で義援金集めが流行ってをります。
ここ京都でも、震災からしばらくは、四条河原町の交差点で様々な人々が義援金集めをやってをりました。印象的だったのは、墨染め&編み笠姿のお坊さんの集団。お坊さんがかういふ時にお金を集めるのは、昔からの伝統ですから、なにも変な事はないのでせうが、なんとなーく違和感を感じました。なんでだろ?
小室直樹先生逝去
小室直樹氏が、数日前に亡くなられてゐたとの事。私はマツヤマさんからその事を聞かされ、軽くショックを受けました。
むろん、歳が歳だけに、あり得る話だとは思ってゐたのですが・・・。
やっぱ衆愚?
先日オイシンが来て、「やっぱ小沢むかつくわー」とか言ふので、ほー、オイシンは小沢の進めてる改革のどこが気に入らないのかな?と尋ねれば、「やー、そもそも、小沢や民主党が何をしようとしてるのか、よく分かってないんですよねー」と答えるので、私は限りなく脱力しながらも、辛うじて持ちこたへて、まぁ、彼らは日本に民主主義を根付かせようとしてるんだよ〜と、言っておきました。
日本に果たして民主主義(デモクラシー=民主制といふべきかな?)が根付くのか。私は昔から果てしなく懐疑的でしたが、オイシンの様な存在に突き当たると、その懐疑がグググーと巨大化してしまひます。私は小沢一郎の事は凄く応援してゐるのですが、ああ、やっぱ無理かも、小沢さん、と、呟きたくなるのです。
謀略くさい
高橋洋一氏が捕まりましたね。私、びっくりしましたー!
日本の1984
小沢一郎が、どうやら特捜との闘ひに(とりあへず)勝った様ですね。私は驚き、且つ、少し感動してをります。
あけました
あけましておめでたうございます。
打ち続く不況に相変はらず日本は低空飛行を続けてゐる訳ですが、今年こそは良い年にしたい…、とはみんなの思ふところ。私も痛切にさう思ひます。そこで、「ネガティブワードを使はない」「ポジティブな言葉をなるたけ発する様にする」といふのを今年の目標にしようと思ひ立ちました。日本は言霊の幸はふ国。「ネガティブワードを使ふと運気が下がる」「ポジティブワードを使ふのが成功の秘訣」といふ言説も、最近は一般化してきた様です。だから私も、超ハッピーにガンガンノリまくつて明るく朗らかにルンルンと過ごしていきたいと思ひます。イエーイ!
しか蔵
マホさんが来店しました。
マホさんは御実家が京都の北の方なのですが、そこでは最近は鹿が激増し、竹林を喰ひ尽くして大変なのださうです。うむ、その事なら私も聞いた事があります。
私が聞いたのは、北海道のエゾシカについてです。エゾシカと云へば天然記念物。故に大事に保護されてきたのですが、そのせゐで数が増えすぎ、牧草地や植林を喰ひ荒らし、その獣害は相当深刻なものになつてゐるさうです。だから最近ではハンターのひとたちが間引きを行ひ、その鹿肉が少しづつ出回る様になつてきたとか。だから、京都の鹿もドンドン食べればいいんですよ。
冷え
またしても、腰がジクジクと痛み出したので、整体院に行つてみました。すると、一言、「これは“冷え”ですね」と、言はれてしまひましたー。下半身が凄く冷えてゐるさうです。
グッド・シェパード
MOVIXで『グッド・シェパード』(ロバート・デ・ニーロ監督)を観ました。
マット・デイモン主演で、アメリカ諜報部員(OSS→CIA)を演じます。イエール大学に入学し、そこの友愛クラブである“スカル & ボーンズ”に入会、スカウトされて諜報部員になつて、祖国アメリカのために謀略活動に邁進する男。まー、簡単に言へばスパイの世界を描いてゐるのですが、『007』や『ミッションインポッシブル』の様なおとぎ話ではありません。あくまでリアルに、リアルに現実のスパイの世界を描いてゐるので(と言つてもフィクションですが)、それはそれは寒々しい世界が描かれます。
小沢一郎
最近の政局混迷を睨み、ここらでもう一度小沢一郎に関して考へとかなアカンなー、と思ひ、15年ほど前に購入したきり読んでゐなかつた小沢一郎の『日本改造計画』を、本棚の奥から引張り出して読んでみました(テヘッ)。
政局混迷
ハッシーが来店しました。
「キシシシシ! …あのー、ケンタロウさん、今騒いでゐる政治のこと、解説して貰へませんか?」
あー…小沢一郎が民主党党首を辞任するとかしないとか、あれのこと?
「さうです。連立とか、何とか」
ノーベル平和賞
ニュースをみてズッコケました。
今年のノーベル平和賞はゴアとIPCCに決まつたさうです。実は、私は日頃から「今年のノーベル平和賞はゴアだな(あるいはボノ)」と、ブラックジョークのつもりで言つてゐたので、現実のあまりに茶番な展開にズッコケてしまつた、といふ次第なのです。
さぎ
powerくんが来店しました。
「お久し…は、もういいですか。では、前略していきなり本題に入らせていただきます! 今日の本題といふのは…」
あ、その前に注文してよ。
「うん、さうですね! ぢやー、タコライスと黒ビール下さい! ……で、本題なんですが、お薬手帳再び! ですよ。実はあれから色々と調べたんですが、クスリ屋にいくと、お薬手帳だけでなく、薬局の人が色々とクスリの説明をしてくれるんですよ。これがやたらギコチナイ。こッちは医者でちやんと説明を受けてきてるから、二度手間で面倒くさいんですが、仕方がないから我慢してきいてゐたんです。そしたら! あれもお金をとつてゐるんですよ、勝手に黙ッて! クスリの説明をしたり、クスリの詳しい内容を書いた紙を出すと、情報提供料としてお金をとれる仕組みになつてゐるんです。知つてました?」
パチンコ
先日サトウさんから聞いたのだけれど、今やつてゐる劇場版エヴァンゲリオンは、パチンコ屋さんがお金を出してゐるのださうだ。なんでもエヴァンゲリオンを使つたパチンコ台が人気で、それの還元といふか、さらなる宣伝といふか、さういつた感じでお金を出してゐるといふ。ふ〜ん、そんな事があるんですねー。
号外・安倍首相辞意
私とトモコは東京の丸の内をいい気分で歩いてをりました。先程新幹線で東京に着いたのです。名古屋駅で人がホームと列車の間に足を挟まれるといふ事故があり、約1時間遅れでの東京到着です。(それにしても、新幹線内のアネウンスは「59分の遅れです」を連発してゐたけれど、あれは正確を期してゐるのでせうか。それとも少しでも遅れの時間を少なく言ひたいのでせうか。「約1時間の遅れです」といふ方が自然だと思ふのですが)
過激派
フクオカくん来店。
「最近ね、先輩からアレフ(アラフ)に誘はれてるんですよ」
え? アレフ? …あの、宗教団体の?
「いやいや、違ひます。A、L、F、です。動物愛護団体の」
ああ、A、L、F。動物解放戦線だな。あー、ビックリした。宗教団体のアレフかと思つた。ま、アレフぢやなくてA、L、Fなら…ッて、似た様なもんか。でも、どうしてまた?
環境問題
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』武田邦彦著(洋泉社)を読みました。
環境問題が利権化してから久しいです。エコもロハスも利権と政治に塗れて激しい臭気を放つてゐますが、それなのに、といふかそれ故に、ますます世に跋扈してゐるといふ惨状を呈してゐます。そんな状況に厳しいメスを入れた快著! と、世間では話題になつてゐるらしい本書。確かに素晴らしい仕事ぶりです。が、私は読みながら一抹の虚しさを感じてしまひました。だつて、どうせこんな事を言つても無駄やん! といふ気持ちが、鬱勃と沸いてきてしまつたからです。
地球温暖化
雑誌「Newton」8月号を読みました。今号の特集は「地球温暖化」。“人類が直面する最大の課題62ページ”“その「原因」と「影響」を徹底検証!”と銘打つてゐて、人類が迎へてゐるこの未曾有の危機を如何に乗り越へるか、といふ熱い記事が紙面に溢れてゐます。
ところで、話の腰を折る様ですが、本当に地球は温暖化してゐるのでせうか?
デジタル放送
2011年にはテレビ放送が全てデジタル放送に代はるさうですね。それに伴ひ、今のテレビではアナログ放送しか受信できないので、テレビを見たい人はテレビをデジタル放送対応のものに買ひ替へなければならないとか。いやー、大変ですねー、私はテレビを見ないから関係ないですけどねー、ハッハッハ! などと余裕をかましてゐたら、とんでもない! 私の様にテレビを見ない人間にも大いに関係がある事が分かつてしまひました。
戦争報道
ババさんが来店しました。
いやー、ババさん、アメリカは凄いですねー! イラクだけぢやなく、パレスチナでもアフガニスタンでも、猛烈な殺戮を繰り返してゐますねー。本気でやるつもりなんですかね、中東の平和の確立。
1984?
インターネットの規制法案の成立が、2011年あたりを目処に目論まれてゐる様ですね。
ついにきたか! といふ感じなのですが、一方で、マジで? といふ呆気にとられた気持ちも隠せません。だつて、そんな分かりやすくファシズム体制を目指すなんて…。
反戦・娯楽・陰謀
息子が戦死したのを切ッ掛けにイラク戦争反対運動を始め、“反戦ママ”としてイラク反戦運動のシンボルになつたシンディー・シーハンさんが、自らのブログで引退を宣言しましたね。いくら生活を投げ打つて活動しても、イラク戦争を止めることができない、なによりアメリカ国民はテレビ番組「アメリカンアイドル」に夢中になるばかりで、反戦運動がちつとも進展しない……といふ状況に絶望しての引退宣言ださうです。うーむ、恐るべし「アメリカンアイドル」!
ボーイングを捜せ
ロマン座にて『911 ボーイングを捜せ』を観ました。(ちなみに“ロマン座”とは、ROMANZAのマツヤマさんの個人ホームシアターのことです。)
これは巷に溢れる「911テロ陰謀説」の中では有名な作品の様で、様々な所で触れられてゐる作品です。ワールドトレードセンターに突ッ込んだのは本当にボーイングだつたのか(軍用機ぢやなかつたのか)? ワールドトレードセンターが崩壊したのは本当に飛行機による衝突だけが原因か(ビルの中にビル解体用の爆弾が仕掛けてあつたのではないか)? などと、次々と疑惑が採り上げられていくのですが、中心になつてゐるのは、ペンタゴンに突ッ込んだのは本当にボーイングだつたのか? といふ疑惑です。
ロンサム・ジョージ
雑誌『Newton』の6月号を読みました。
今号の特集は『天文学11の革命』と言つて、人類の宇宙観を変へた画期的な映像写真を11枚載せて、解説してゐます。これももちろん、面白かつたのですが、私は傍系の他の記事の方に興味をひかれました。
危険な会話
カウンターにはマツヤマさん、フクイくん、ババさん、ウメドンの4人が座つてをりました。そして、植草教授は実は冤罪ではないのか? 最近新聞記者がよく不審な事故死を遂げてゐるけれどあれは消されてゐるんぢやないのか? などと、危険な会話を交はしてゐたのです。
護王神社
護王神社に行つてまいりました。
ここは和気清麻呂公を祀つてある神社で、つまりは愛国者必訪の神社です。京都で右翼が集まるとしたらココ、とも言はれてゐます。私も“演歌サバイバーズ”をやつてゐた時に、マツヤマさんと「いつか護王神社に日本の魂(演歌のこと)を奉納に行かう!」と語りあつてゐたものです。が、そんな機会もないままに月日は流れていつたのですが、アメリカによる日本支配が露骨になつてきた昨今、やはり一度は参拝しておかないとマズいだらう、といふ気持ちが日に日に強くなり、たうたう本日、思ひ立つてバスに乗つて出かけた、といふ次第です。
(いふまでもない事ですが、和気清麻呂公は、皇位を奪ひ日本を支配しようとした道鏡の野望を挫いた忠臣です)
ブッシュと居酒屋
小泉首相がブッシュ大統領に連れられてエルビスの家を訪ね、ブッシュの前でエルビスの物真似をして歌つて踊つた、といふ国辱的な事件にア然として開いた口が塞がらなかつた人たちは多く居ると思ひます。私もそんな口開け組の一人だつた訳ですが、その時に「さういへば逆にブッシュが来日した時に、小泉はどこぞの居酒屋にブッシュを連れて行つた事があつたよなァ」と唐突に思ひ出し、あれはどんな具合だつたのであらうか? と、凄く気になつたものです。気になつたものの、テレビを見ない私は当然その当時の様子など知らず、周りの人に尋ねても「さぁ? どうだつたかな?」てな感じで詳しい様子は分からず、そもそもどんな居酒屋にブッシュを連れて行つたのか? といふ疑問が膨れに膨れてきて、密かに頭を悩まし続ける、といふ仕儀に至つてゐたのです。
花嫁人形
いつもオパールを贔屓にしてくれるTさんが、昨日忘れて帰つたケータイを取りに来店されました。カウンター席に座り、注文したアイスコーヒーを啜るTさんと喋つてゐたら、意外な事が判明。東京の大学に行つたTさんは、学生時代に靖国神社でアルバイトをしてゐた事があつたのです。
エリート談義
オイシン来店。テラリーとともに、現在の日本を憂へたりしてゐた…。
「やはりですねー、現在の日本に必要なのは“真のエリート”ですよ! さう思ひませんか、オイシンさん!」
「はァ? エリーィト? なに、それ」
個人的な愛国心
日本のアメリカ化がすすんでゐます。ここでいふ“日本のアメリカ化”とは、とりあへず“小泉政権が強力に推し進め、安倍政権もそれを引き継いでゐる「新自由主義(ネオリベ)」と呼ばれる政策のこと”としておきます。そして、この事態に賛成の者、反対の者、と分かれる訳なんですが、私はもちろん、反対の者です。現在の事態を憂慮してをります。
景気は回復してませんよー
『アメリカの日本改造計画』関岡英之+イーストプレス特別取材班編(イーストプレス)といふ本を読んでゐたら、エコノミストの紺谷典子さんが、政府の発表してゐる“景気回復”といふのは嘘、といつた内容の事を書かれてゐて、我が意を得たり! と膝を叩きました。だつて、景気が回復しただなんて、しかも「バブル景気」や「いざなぎ景気」を超えたなんて、あまりに露骨な嘘でせう。こんな酷い嘘がなんで流通してゐるのか、サッパリ分かりません。私はここしばらく、どれほど以下の様な会話を交はしたでせうか。
憂国饅頭
ハッシー & YO!ちやん来店。「キシシシシ! 先日は憂国饅頭、御馳走さまでした」と、ハッシーが言ふ。
憂国饅頭? そんなケッタイなもの、御馳走したかなぁ…ッて、それ慶祝饅頭のことだらう!
ヨコの会
雑誌「ブルータス」2月1日号が茂木健一郎の特集をやつてゐました。その中で、茂木健一郎が大学生の頃、三島由紀夫の「盾の会」に対抗して「ヨコの会」といふ、ヨコになつて何もしない事を是とする会を作つてゐた、との記述がありました。なるほど、人は同じ様な事を考へるものですね。実は私もサラリーマン時代、先輩のノウショさんと共に「横の会」といふのを結成してゐたのです。
散るぞ悲しき
さて、昨日の日記で、是非日本人の手で硫黄島の戦ひを映画化して欲しい、と書きましたが、もしさうなれば題名はどうなるでせうか。やはり、『散るぞ悲しき』ですかねェ。これは無論、話題の書『散るぞ悲しき』梯久美子著(新潮社)から採つた題名です。
中村さん
ババさん来店。
「いやー、『オトシモノ』なんて薦めてスミマセン! まだ予告編しか観てない段階で、是非『あへこは』に! と、思つてしまつたんですねー、ハッハッハ!」
北朝鮮・フランス
今朝、北朝鮮が核実験を行ひましたね。驚きです。今のところ主要大国は大体非難声明を出してゐますが、当然でせう。しかしなんでまた北朝鮮は主要大国を刺激する様な事を、ハッキリ言へばアメリカに戦争の口実を与へる様な事を、したんでせうか。なにか勝算があるのかな? それともアメリカの陰謀? なんにせよ、この流れで戦争が起これば、確実に日本は巻き込まれる、といふか前線に立たされる恐れがあるので、戦争は止めてほしいものです。今やアメリカは戦争経済に入つてゐる(戦争をする事によつて国の経済を支へてゐる)、といふ副島隆彦の提言を、深刻に受け止めたいと思ひます。確かに北朝鮮は危険な国ですが、アメリカはさらに(?)危険な国である、と私は考へてゐます。
政治家とか
ハッシー & YO!ちやん来店。ハッシーが「キシシシシ、アベソーサイ、アベソーサイ、どうですか?」と言ふ。
は? 一体何が言ひたいんだ、ハッシー?
いはゆる落日燃ゆ
小林よしのり著『いわゆるA級戦犯』を読む。東京裁判が如何にデタラメで、実はあれは裁判でも何もなかつた、といふ事。A級戦犯といふ言葉が如何にデタラメで、実はあの人たちは戦犯でも何もなかつた、といふ事。などが分かりやすく描かれてゐた。
パリス・ヒルトン
なんでもパリス・ヒルトンが来日して行つた、自らのデビュー曲の街頭プロモーションに、3000人以上の人が集まつたといふではないか! は、恥知らずな! 国辱もんだ!!!
情報情報
ババさん来店。「いやー、ほんと日本のテレビは酷いですよ。とても見て居られない様な番組ばかりなのはともかく、レバノンの事とかちつとも報道しないんです。まるで戦争なんてないみたい。情報統制、とか言ふのもバカらしくなりますよ」
格差社会
可能涼介から電話。もしかしたら、東京に帰る(?)ことになるかもしれない、との事。東京での目まぐるしく、息もつけない様な生活に嫌気がさしたと言つて、可能が関西に帰つてきたのが数年前。今頃どうして東京に?
よしりん偉い!
『新・ゴーマニズム宣言』の最新刊『中流絶滅』を読む。…えらい! やはり偉いわ、小林よしのりは。いや、私は小林よしのりを、この日本で最もよく闘つてゐる人だと認識し、普段から尊敬の念を持つては居るのだが、あまり熱心なファンではない。つまり普段はあまりその著作らを読まないのだが、たまーに読む。すると、必ず猛烈に感動し、「小林よしのり偉い!」と唸つてしまふのだが、今回も久しぶりに『ゴーマニズム宣言』を手に取つてみると…、えらい! やはり小林よしのりは偉いわー!!! と、猛烈に唸つてしまつた、といふ次第である。
茶坊主
ネットニュースを読んでゐて、愕然とした。小泉首相がいまアメリカにブッシュ大統領を訪ねてゐるのは知つてゐたが、なんと二人してエルビス・プレスリーの家に行き、そこで興奮した小泉がサングラスをかけてエルビスの真似をしながら歌つて踊つた、といふではないか。な、なんといふ茶坊主ぶり!
改正道交法3
コータローくん来店。「やられました! ババーン!」と、駐車違反の貼紙をみせてくれる。ははは、早速やられたか。いつも停めてたところ?
「ええ、まァ。今までならまづ大丈夫だつたんですが…やられました」
テレビの威力
ワリイシさん来店。京都国立近代美術館にて現在行はれてゐる「藤田嗣治展」がえらい混雑模様らしいですよ、と言へば、「あ、私もこのあいだ通りかかつたけど、並んでた」とのこと。何故そんな騒ぎになつてゐるのか、藤田なんて今までは(国内では)マニア受けの画家だつたぢやないか、と私が疑問を呈すれば、「だつて、テレビでズウッと特集やつてたし。NHKとか。生誕120年とかで。それでと違ふ?」といふ答へが返つてきた。なるほど、やはりテレビか。
非国民と呼ばれて
akira28000来店。私同様サッカーに何の関心もないakira28000は、みんながワールドカップで騒いでゐる間にも、やれ歌舞伎だ、やれお茶だ、やれ神社巡りだと、そんな事に血道をあげてゐたら、ある日友人のひとりに「ワールドカップで日本を応援しないなんて、この非国民め!」と言はれ、釈然としない気持ちになつた、といふ。
改正道交法2
さて、改正道交法が適用され今月頭から駐車違反の取り締まりが厳しくなつた(見つかつたら即アウト)、それはいいが仕事中の(ごく短時間しか駐車しない)クルマにまでそれを適用するのはをかしい、といふ話を昨日書いた訳だけれど、実際はどんな感じなのだらうか。オパールに出入りしてゐる業者さんに話を聞いてみた。
改正道交法
6月1日から改正道交法が適用され、駐車違反の摘発がグンバツに厳しくなつた。なんと言つても、今までのやうな警告はなしで、見つかつたら即アウト! といふんだから、厳しい。
責任2
昨日の続き。
なんでテラリーのゼミ仲間が、「自分のやつた事の責任は自分でとるべきだ」といふテラリーの主張に反発するのか。それは多分、チョイと前に流行つた「自己責任論批判」の悪影響ぢやないか。
責任
テラリーが大学院のゼミでのディスカッションの最中に、ちやうど話題が「自立とは何か」といふものになつたので、「自立とは、自分でやつた事の責任は自分でとることです」と発言した所、他のゼミ生たちから非難の嵐を浴びたさうだ。
スヌープ、フリースタイル
やぁやぁ巻き煙草を一服、喫するのはエスプレッソよ。てな感じで、今日はオパールにゐるスヌープさんに出演して貰ひませう。どうぞ!
やぁやぁ、スヌープさん。今日はこのサイトを観てくれてゐるみなさんのために、ひとつフリースタイルでお願ひしますよ。オーケー? レディ? …ゴー!
土足は厳禁
ワリイシさん来店。ワリイシさんは非常に怒つてゐる事があるといふ。それは、しばらく前から流行つてきてゐる、町屋や古い家なんかを改造して店にするといふ商売、あれに最近は東京資本が入つてきてゐて、なんと! さういつた店では、建物に土足であがらせる!!! といふ事に対してである。うむ、私も実は噂ではきいてゐた。が、ほんまかいな? と半信半疑であつたのだ。しかし、ワリイシさんによると、本当のやうだ。
歴史とは暗記物ではない
ウメドン来店。色々と話してゐる最中に、ウメドンが源義経を知らないことが判明。驚愕する。いや、名前は知つてゐた、一応。が、どのやうな人なのか、何をした人なのか、最後はどうなつたのか、といふ事を全く知らなかつた。多分、源義経は日本で最も人気のある歴史上の人物のはずである。少なくとも、ベスト3に入るだらう。私は、源義経を知らない日本人が存在するなんて信じられない! と、叫んだのだが、ウメドンは「オレ、日本人ぢやないんです」と冗談めかして答へるのみ。うーむ。
憂國
DVDにて映画『憂國』を観る。これは三島由紀夫の小説を映画化したもので、主演・監督・脚本・演出らを全て三島がやつてゐるといふ三島ファン必見の映画である。が、三島の死後、瑤子夫人の意志によつて全てのフイルムが焼却されてしまひ、幻の映画といはれてゐたものである。私も昔から、雑誌などでこの映画のスチールなどを眺めては、「ああ! 観たかつた!!」と溜息をついてゐたものであるが、なんと! 瑤子夫人の死後、家にネガが残されてゐたのが発見されたのである。
自転車への法適用
最近は自転車関連の法の適用基準が厳しくなつたさうです。たとへば、信号無視や飲酒運転、許可されたところ以外の歩道を走る、などの現場を見つかると、捕まつて即罰金、といふ事になつたさうです。あるひは、さうなりつつある、と。いや、ホントはこれらの行為は昔から法律上はちやんと禁止されてゐたのです。が、日本といふ国は法律が無茶苦茶で、あまりに現実とそぐはない事が多いので、キチンと法適用がなされない(あへて法適用しない)、といふ傾向があつて、これらの事は事実上許されてきたのです。では、何故いまごろになつて厳しく適用する事にしたかといふと、現実が改善されて法適用ができるやうになつたから、といふ訳ではもちろんなく、一寸でも多くの金を庶民から搾り取るため。つまり小泉政権の大増税政策の一環、といふ訳なのであつた!!! ガガーン!
テレビを見て
元日は例の如く、実家に帰る。私の所とトモコの所を廻り、その間はズウッとお節料理を食べては寝る、の繰り返し。代はり映えのしない正月、といへばその通りなのだが、そもそも正月が代はり映えする必要などないのだから、これでいいのだらう。で、実家に帰ればテレビを見ることになる。私にとつて一年で唯一テレビをまとまつて見る機会だが、こちらの方も、全く代はり映えする事なく、下らないこと甚だしい。いや、テレビが下らなくて、人々を洗脳し白痴化する道具だといふのは重々分かつてゐるのだが、それでも、見るたびにそのあまりの酷さに呆れてしまふ。酷いなー、ホント。
年末
年末だ。が、今年は不思議と年末感がない。街全体にも、なんといふか年末独特の胸を騒がすやうな感じが薄い、やうな気がするのだ。これは、私だけなのかなァ。それともやはり不況で、街全体に元気がないのか。
ブッシュ来京
本日はブッシュ大統領が京都に来てゐるんですよねー。小泉と会談するらしい。ま、会談と言つても実質はブッシュから小泉への指示・命令なんでせうが、さういふ屈辱的な事を京都でやらないで欲しい。と言つてみたのはとりあへずの事で、本当はこの1週間ほど大量の警察官が街中をウロウロして鬱陶しいから止めてほしいのだ、こんな事は。
禁煙ファシズムと戦う
『禁煙ファシズムと戦う』小谷野敦編著・斎藤貴男・栗原裕一郎(ベスト新書)を読む。この本は、一貫して禁煙ファシズムと闘ひ続けてゐる小谷野敦が、“禁煙ファシズムと闘つてゐる”文章を集めて一冊としたものである。私にとつては、ほとんどがすでに目にした文章の収録となつたが、それでも加筆がなされてゐるものもあるし、なにより私は読んだものを片端から忘れていく習性を持つてゐるので、新鮮で面白く一気に読んだ。禁煙ファシズムとの闘ひが簡単に一望できるので、是非とも全ての人にオススメしたい本である。
キャンペーン始まる
ババさん来店。「先日見た筑紫哲也の番組は酷かつたですよー! フィンランドのレポート、といふ体裁をとつてゐるんですが、実は消費税値上げのキャンペーン番組なんです。フィンランドの子供たちは世界一学力が高いさうなんですよ。で、如何にフィンランドの教育機関や図書館などの公共施設が優れてゐるか、といふ事を散々言つた後、フィンランドでは消費税20%、と、番組の最後でさりげなくつけたして、“庶民はいつの時代でもどんな国でも税金が高いと文句を言ふもんだ”といふフィンランドの人のセリフを挿入、消費税値上げは悪い事ぢやない、といふ事を暗に言つてゐるんです。小泉が選挙に勝つた途端にこれかー! と、マスコミのあまりの政府の手下ぶりに呆れかへりました。」
重税国家 日本の奈落
副島隆彦の新刊『重税国家 日本の奈落』(祥伝社)を読む。これはまた、強烈に面白い本であつた。この本は、先日の9月11日に行はれた衆議院議員総選挙に合はせて緊急出版されたもののやうで、緊迫感がいつもに増して凄い。行間からビリビリとした怒りが伝はつてきて、時折それが噴出・爆発する様はホント凄く、思はず笑つてしまふ程だ。
自民党は圧勝したのではない
ババさん来店。私が、やー、自民党圧勝してしまひましたねー、と言ふと、「いや、それは必ずしも正しくはありません。確かに獲得議席数だけ見ると自民圧勝に見えますが、それが小選挙区制のマジックといふもので、得票率で見ると、自民と公明を合はせてやつと半分に過ぎないんです。つまり、自民は辛勝した、とも言へる訳です」と答へた。
911選挙
本日は衆議院議員総選挙だ。何度も言つてゐるやうに、私は選挙に行かない事に決めてゐるので、今回も当然行かなかつた。今回の選挙に関しては、各種世論調査やマスコミでの論調をきく限り、自民党の圧勝はほぼ確実だつたので、“行かない”ではなく“行つてはいけない”とまで思つてゐた。だつて投票率が上がつて、その上で自民党が圧勝すれば、小泉が「これで国民の考へがハッキリした。みんな郵政民営化に賛成なんだ!」と、勝利宣言を出すのが目にみえてゐたからね。カーッ!!! そんな事ないッつーの! 自民党に票を入れた人の大部分は、多分、郵政民営化に賛成ではない。「郵政民営化? どつちでもいいよ。よく分からない。」といふ人がほとんどだらう。しかし、人間といふものは、自分のよく分かつてゐない・興味のない事柄に対して賛成か反対かを迫られれば、賛成を選ぶものなのだ。反対を選ぶには、やはりなんか積極的な理由がないとダメなやうな気がしてね。かういふのは、統計のマジックの初歩の初歩だと思ふんだけど、そんな程度の低いことを堂々とやつて、しかも成功してしまふといふのが何ともねー!
郵政民営化問題
郵政民営化、是か非か? …なんて事が言はれてゐるけれども、そもそも郵政民営化に賛成の一般国民なんてゐるのかなァ? だつて、どう考へたつて、いま郵政を民営化しても、百害あつて一利なし、ぢやないか。…いや、一利なし、は言ひ過ぎかな。一利ぐらゐはあるかもしれない。たとへば、特定郵便局長の問題など、しがらみ利権を何個か潰せるかもしれない。しかし、それぐらゐで、後は悪いことばかりでせう。最大の問題点である“財投”(郵貯のお金を特殊法人などに突ッ込んだりする)は民営化後も残るみたいだし、公共的色彩の強い郵政事業が民営化したら、合理化によつて弱者切り捨てが行はれるのは間違ひない。まァ、都会に住んでゐて、自分は勝ち組になる! と無邪気に信じてゐる人たちにとつては、「別に弱者がどうならうと関係ないよ、弱肉強食の世界さ、負けるもんが悪い。」ッてな感じなのだらうけど、郵政事業は黒字で税金の投入などない訳だから、別に“勝ち組”のみなさんに迷惑をかけてゐる訳ぢやなし、民営化に賛成する理由にはならないと思ふのだけれど。ま、私も一応リバータリアンを目指してゐるので、基本は“自助努力”だけれど、世の中にはどうしたつて弱者・敗者は生まれる。その人たちに対する最低限のセーフティネットはやはり必要で、(3事業が一体化した)郵政は結構その理想に近いと思ふのだけれどなァ(むろん改革は必要。民営化して潰すんぢやなしに)。
ホリエモン
私はテレビを見ないので、ホリエモンといふ人がどういふ人なのか、いまひとつ分かつてゐなかつた。外資の援助を受けてフジテレビを買収しようとしたあの事件ぐらゐしか知らなかつたので、ああ、アメリカの手先なんだな、といふ程の感想しか持つてゐなかつた。まァ、アメリカ財界の駒なんだな、といふ程度。が、この度、小泉政権の意を受けて選挙に出るとの話を聞いて、アメリカ(及びその傀儡である小泉政権)の手先としてよく働くなァ、スケープゴートにされるのかな? と、一寸ばかし興味が沸き、ネット上のニュースを見てみる事にした。ホリエモンが選挙について語つてゐる記事。そして、驚いた。大いに驚いた。ひつくり返つてしまつた。こ、こ、これは……テルビスKぢやないかー!!!
靖國参拝
オイシン来店。あれ? オイシン、今日は靖國に行つてゐたんぢやないのか?
「行つてきましたよ! 朝行つて、帰りに岡本太郎記念館に寄つて、新幹線で京都までやつて来たんですよ! 岐阜はスッ飛ばして!」
ふーん。で、どうだつた靖國は?
「大盛り上がりでした! もう、コスプレ大会。軍服の人や羽織り袴の人、迷彩服に白スーツ、と、結構面白かつたです。中でテントを張つて誰かが喋つてゐるみたいで、しきりに歓声が上がつてゐましたし。あ、靖國反対派の人たちと機動隊の激突もありましたよ。いやー、凄い活気!」
恐ろしい日本の未来
副島隆彦の新著『恐ろしい日本の未来―私は税務署と闘う』を読む。またしても、素晴らしく面白い本であつた。
イッキ! イッキ!
ROMANZA にてカット。もといパーマ。縮毛矯正パーマにて髪の毛スッキリ。無駄な空気を含まなくなるので、頭も軽くなるし、涼しい。これでバッチリ夏は乗り切れます! て、何を書いてゐるんでせうか、私は。
閑古鳥
暇だ。もの凄く暇で、それ以外に書く事がない。暇といふのは圧倒的で、他のものを抑圧してしまふ。無論、ここで言ふ「暇」とは、やる事がないなー、といふ「暇」ではなく、お客さんが来ないなー、といふ、店としての「暇」である。閑古鳥が鳴いてゐる、とも言ふ。はて、ところで閑古鳥とはどのやうな鳴き声をしてゐるのだらうか? と、耳をすましてみても、聞こへてくるのはFRANKIE J『OBSESSION』のレゲトンミックスばかり。猛烈にノリが良いな、この閑古鳥は。しかし、さういへばこの間のボーリング大会の時に、安室奈美恵のPVを初めて見たけれども、ビックリした。最初から最後まで、ズーッと安室奈美恵は歌つて踊つてゐる訳だが、最初から最後まで、ズーッと踊りはビヨンセのパクリだつた。まァ、日本のアイドルといふのは昔からズーッとアメリカのアイドルのパクリで成り立つてきたのだからこれくらゐ当たり前かもしれないが、それでも久しぶりに目の当たりにすると、やはり少々驚く。ま、でも、日本はアメリカの属国だから仕方ないけどね。属国は帝国の圧倒的影響下で、その文化をパクリながらやつていくしかない。日本は明治まではシナの影響下にてシナのパクリ、明治以後はヨーロッパのパクリで、大東亜戦争後はアメリカのパクリだ。なにからなにまで全てパクリだ。うむ、しかし、それに抵抗する事によつて、独自の文化も生まれない訳でもない。神道しかり、演歌しかり、俳句しかり。で、その中心点にあらせられますのが天皇陛下な訳で、天皇こそ日本の持つ唯一にして真のアイデンティティーの拠り所である。天皇に拠らなければ、日本人なんて生ける屍、ゾンビ、猿回しに回される猿、に過ぎないだらう。そこら辺、みんなどこまで分かつてゐるのかなァ、と、私は溜息をついた。今や、アメリカの陰謀によつて、正に皇統の危機に直面してゐるといふのに、レッサーパンダが立つたからッて、なんやッちゅーねん!!!
反日暴動
私はテレビや新聞を見ないので、現在韓国や中国で吹き荒れてゐるといふ反日暴動が如何様なものなのか、といふのをよく知らない。といふか、今の言ひ方は一寸間違ひで、正確には「反日暴動が如何様に報道されてゐるか」といふ事をよく知らない。そもそもメディアといふのは事実を曲げて伝へるものだけれど、テレビや新聞のやうなマスコミになればその曲がり具合も甚だ大きく、ましてや政治的な事柄になれば曲がり過ぎてほとんど「捏造」のやうな状態になるので、返つてそんなものは見ない方が良かつたりするのであつた。先日も韓国から一時帰国したJUNくんから聞いたけれど、韓国内でもあの反日暴動は異常だと見られてゐて、あんなものをやつてゐるのは一部の頭のをかしい人、といふ認識らしい。もちろんJUNくんとて一個のメディアな訳だが、マスコミから流れてくる情報を相対化する一契機とはなるだらう。で、自分の周りを、日本の様子を見てみる。すると、やはりJUNくんの言ふのが実情に近いんぢやないか? と考へられる。日本でも、例へば扶桑社版教科書、いはゆる新しい歴史教科書に反対して騒いでゐる人たちッて、一寸をかしいでせう? あれは「子どもと教科書全国ネット21」といふ団体が、全国にキャラバンを派遣して「反対! 反対!」と騒いでゐる、つまり一部の人たちが全国各地に出掛けていつて騒いでゐるだけなのだけれど、それがマスコミを通れば、日本全国で反対運動が起きてゐる、といつた感じで報道されてしまふ。そして結局、全国的に扶桑社版の教科書が不採用になる、と。これと似たやうな構造が、今回の反日暴動でもあるんぢやないか? 一部の変な人が「反日!」と騒ぎ、それをマッチポンプ的にマスコミが煽り、結果として大騒動になる、と。実際はどのやうな感じで反日暴動が行はれてゐるのか、微妙な所だと思はれます。しかし、韓国や中国で反日教育が行はれてゐるのは事実。かの国の人たちは、かなり歪んだ歴史認識を抱いてゐると思はれる。とは言へねー、うーん、なんて言ふか、この「反日」といふのがまた、ややこしいんですよねェ。とりあへず、「反日」はアメリカが戦後アジアに打ち込んだ楔だから。アメリカ、及び西洋世界の人々は、アジア人(黄色い土人ども)が自分達と対等、ましてや上になるなんて事は絶対に許せない。だから戦前にそれを目指し、たとへ一瞬と言へどもそれに成功するかと思はせた日本、及びその大東亜共栄圏構想を決して許せない、と考へてゐる。だから戦後、全アジア(日本含む)に「反日」といふ楔を打ち込み、日本がアジアを纏めることができないやうにしたのであつた。故に、「反日」と聞けば反射的にそこに「アメリカの陰謀」をみるのが正しい態度だ。「反日! 反日!」と騒いでゐる連中は、本人達が意識するしないに関はらず、アメリカの世界支配戦略の駒となつて踊つてゐる猿だからである。南京大虐殺、靖国、従軍慰安婦、全てこれらもこの猿回しの演目である。滑稽で、かつ哀しい。
ヘルニア/韓国
クラタニくん、JUNくん & Sくんと共に来店。久しぶりにやつて来た割にはエラい不自然な姿勢で椅子に座つてゐるなァ、と思つてゐたら、なんと! クラタニくんは一月ほど前にヘルニアを患つてゐたのであつた。いはゆる椎間板ヘルニアといふやつだ。仕事中に重い荷物を運びながら、クラタニくんは花粉症でもあるのでクシャミを繰り返してゐたら、腰に異変を感じ、それがドンドンと下半身にまで広がつてきて、ついには激痛にのたうち回るはめになつたといふ。ヘルニアは手術をするか、あるひはリハビリしか治療法がないらしく、仕事のあるクラタニくんは手術で入院する訳にもいかず、仕方なくリハビリで療養に努めてゐるのださうだ。週末にはお爺ちやん達に混じつて腰を伸ばして貰ひ、そのあと温泉に浸かる。一番辛いのは、クシャミを厳禁されてゐる事ださうだ。