コータローくん
月日は勝手に来て勝手に去る
コータローくんが来店しました。
コータローくんは、オパールの改装に関はってくれた人です。オパールのカウンターを撫でながら、「これ、ボクが作ったんですよ。・・・・・・さうかー、あれからもう、9年近く経ったんかー。・・・はや!早過ぎる、時間経つの。この調子ならあと20年なんてアッといふ間や」と唸ってをりました。
ゴルフ
コータローくん来店。コータローくんは最近ゴルフに凝つてゐるとか。なるほど、ダーツの次はゴルフですか。カメラやバイクやダーツやゴルフやと、コータローくんも色々やりますなぁー。
「いや、ダーツは勿論、まだやつてますけどね。でもダーツはいかんせん、不健康の極みなもんで。酒とタバコはつきものですし、基本的に夜にやるもんですしね。だから、一寸、健康的にゴルフでもやつて身体をリフレッシュしようかと」
器用手
コータローくん来店。すでに来店してゐたクラタニくんと手を合はせて、何事か語り合ふ。何を言つてるのかな?
「どつちが指が短いか、較べてたんですよ。ホラ、ぼくら指が短いでせう」
あ、ホントだ。でも、私も短いんだよ、ホラ。
「あー、確かに。器用手ですね」
キヨウテ? なにそれ。不器用な手、といふ意味?
ストレス解消?
コータローくん来店。先日、さる有名な医者で、首筋と頭を1時間半に渡つて揉んで貰つたら、自由に首が廻る様になつたさうだ。それまでは凝りが激しく、スッと真上を向いたりするのが困難だつたさうなのだ。ううむ、やはりそんなに効くのか。
他人の話を聞けない
コータローくん来店。リバタリTシャツを薦める。
「いや、まァ、ね。言論の自由はともかく、人の話を聞くことのできない奴らが多くて、それが問題ですわ。自分の話はいくらでもするんですが、他人の話を聞くことができない。お前の話を聞いてやつたんだから、オレの話も聞け! と、言ひたいですよ。」
ははは、それはまた別問題だねェ。確かに、他人の話を聞くのはひとつの能力だから。得手不得手があるだらう。
改正道交法3
コータローくん来店。「やられました! ババーン!」と、駐車違反の貼紙をみせてくれる。ははは、早速やられたか。いつも停めてたところ?
「ええ、まァ。今までならまづ大丈夫だつたんですが…やられました」
ジム移籍問題
コータローくん来店。ジムを移らうかどうか、悩んでゐる、といふ。コータローくんが移らうかと悩んでゐるジムは、現在通つてゐるジムに較べて、①家から近い ②会費が安い ③設備が最新、といふ利点があるといふ。
侍ジーンズ
コータローくん来店。「とうとう侍ジーンズをカットしてきたんですよ」と言ふ。侍ジーンズとは、私は知らなかつたが、日本のジーンズブランドで、一部でかなり人気があるらしい。基本的にノンウォッシュで、初回分はシリアルナンバー入り。コータローくんが購入したのも、シリアルナンバー入り。ノンウォッシュなので、洗ふと凄く縮む。だから、何回か洗つてから、裾をカットするのだ。うん、私もやつた事があるな、それ。洗つたジーンズをまだ濡れた状態の時に穿いて、乾かす。すると、身体の線にピッタリとなるんだよね。いやー、でもあれは大変だつたわ。濡れたジーンズが気持ち悪くて。
走り込み
コータローくん来店。ダーツのやりすぎで、身体が不均衡になつてきたといふ。ま、ダーツの上手い人は、多かれ少なかれ、肘、肩、踏み込む方の足、などに故障を抱へてゐるさうではあるが。
「ホントは逆側の手でも投げないとダメなんですけどね。身体の均衡をとるためにも。上手い人の中には、ちやんと逆側の手で投げてバランスをとつてゐる人もゐますよ。」
RIZEせな
コータローくん来店。
「『RIZE』最終日滑り込みで観てきました。やー、良かつたですね」
でせう? 最高だよね、『RIZE』。
「あんなハードな所があるんやなぁ、て。いや、そりヤ、知識では知つてゐましたけど、実際にその映像とか見せられるとね。普通に歩いてゐるだけで、殺されるとこなんて」
譲る
コータローくん来店。「でもなんですね。なんで女性の方々といふのは道を譲らないんでせうね」と言ふ。
コータローくんの言ひたいのはかういふ事だ。京都の狭い道を、前から何人かのグループが横並びになつて歩いてくるとする。こちらからはコータローくん。このまま行けば確実にぶつかる。と、いふ時、相手のグループが男性なら、まづ確実にスウッと道が空く。ま、これはコータローくんの外見から、咄嗟の間に序列関係ができて(つまりなんかコータローくんが強さうに見えるので)、相手が道を譲るのだらうけど、これが相手が女性の場合、決して、微塵も、チリほども、譲る気配さへ見せないのだといふ。結果として、コータローくんが、大きな身体を捻るやうにして相手の間をすり抜けねばならないのだ。
切り捨て
コータローくん来店。私とトモコは、もちろん、昨日以来苦闘してゐるのだが、結局iBookを完璧にセットすることができなかつた。インターネットに繋ぐことができない。そもそもiBookを開くところから大変だつたのだ…と、いふ話をコータローくんにした。
「ワハハハハ!」と、コータローくんは笑つた。
「ズバリ、言ひませう。サル以下ですな」
コータローくん誕生日
0時を過ぎ、27日になつた。しばらくして、誰が言ふともなく、今日はコータローくんの誕生日ぢやないか? といふ話になつたので、たまたまその場にゐたコータローくんに尋ねてみた。
「はい、さうですよ。今日で3*歳になりました」
「わー! おめでたうー!」
パチパチパチ! 沸き起こる拍手に、コータローくんは手を振つて応へた。
「いやー、にしても、早く40になりたいね。不惑の歳。惑はないやうになりたいわ」
「50は何でしたッけ?」
インボディ
筋トレを始めて約3ヶ月。そろそろ効果が現れてきてゐるはずなので、再びインボディを受けてみる事にした。インボディとは、全身に電気を通して、身体全体の筋肉量、脂肪量、基礎代謝、筋肉各部の太さ、各部分ごとの脂肪の厚み、などを調べる事である。これの面白い所は、フィットネスポイントと言つて、身体の点数が出るところである。むろんこれは筋肉量や脂肪率、基礎代謝量、BMI、ウエストヒップ比、栄養状態…などの、主に身体のハード面に関はる点数で、運動神経などのソフト面は関係ない。実際に、運動神経のあまり良くないテラリーも、フィットネスポイントは86点となかなかの高得点だ。ちなみに私のフィットネスポイントは前回測定時で80点。ま、標準。90点以上がアスリート並み、といふ事らしいのだが、コータローくんが90点である。
ダーツ大会2回目
本日はダーツ大会の2回目。前回の優勝者のハッサクさんが体調不良のため欠席したのは残念であつたが、今回はウメドン & アツコさん、それにジュリさんとワリちやんと、新たに4人も参加者が増えたので、より一層混迷度が増し、なかなか楽しい大会であつた。
お盆だから
ヤマネくん来店。テラリーを連れ出して一緒にダーツに行き、散々うち負かして帰つてくる。
「いやー、圧勝圧勝! 腕相撲でも圧勝したし、テラリー弱いなー!」
「た、たまたまですよ! 腕相撲も、4ヶ月後には勝つてみせます」
「ふーん、さすが負けず嫌い! ぢや、次はテニスで勝負だな!」
そこに、ナカムラくん来店。ヤマネくんに紹介する。
バトる
本日は壮絶なバトルが幾組も行はれた。種目はジェンガエクストリームなのだが、まづ、テラリーVSワダくん。これはワダくんの勝ち! 次にウメドンVSサコさん。これはウメドンの勝ち。続いてマツヤマさんVSアツコさん。これはアツコさんの勝ち! さらにコータローくんVSハッサクさん。…は、コータローくんが待ちぼうけを食らはされて、また次の日に、となつたのである。昨日にはババさんVSフクイくんが行はれ、フクイくんの勝ち! これらの結果を見て分かる通り、前回のジェンガバトルの優勝者(テラリー)及び準優勝者(マツヤマさん)が、どちらも初回で敗退してゐる。むろん敗者復活戦があるので、まだ二人とも優勝の可能性はある訳だが、それにしても、随分と勝手が違ふのは事実だらう。勝負はやつてみなければ分からない。やる前から勝敗の分かるバトルなど、オパールバトル大会にはない! だからこそ、人々は闘ひ続けるのだ。
フィットネス談義
コータローくん来店。ヤマネくんは自宅で自重運動派、といふ話であつたが、コータローくんはジム派である。そこで、コータローくんにその理由をきいてみた。
「やつぱりねー、自重運動(自分の体重を負荷として行ふ運動)は難しいんですよ。フォームが相当正しくないと、身体を痛めちやうんですよねー。正しく腕立て(プッシュアップ)をしないと手首を痛めるし、正しく腹筋運動(シットアップ)をしないと腰を痛める。スクワットも、正しくやらないと膝を痛めます。はつきり言つて、素人には難しいんです。その点、ジムのマシーンはガチッと正しい姿勢が固定されるやうになつてゐるから、余計な部分を痛めなくてすむんです。また、効率的に鍛へる事ができます。それに、自重運動だと自分の体重以上の負荷はかけられないぢやないですか。限界があるんです。だからある程度筋肉がついてくると、回数を増やして負荷をかけやうとするんです。これで、また身体を痛めます。ジムに行つて指導員につくのが一番ですよ」
110
マツヤマさん & サコさん来店。昨日の夜中、マツヤマさんらの住んでゐるマンションにバイクで男が乗りつけ、大声で暴れ回つてゐたといふ。最終的に、男は玄関のところのガラスを破壊して帰つていつたさうだが、かなり恐かつたさうだ。
「幽霊が出た時より恐かつたですよ」
そりゃ、さうです。やはり人間が恐いですよね。
ダーツ大会
久々のオパールバトル大会。本日はダーツだ!!!
こない
コータローくん来店。今まさに、『ミリオンダラー・ベイビー』を観て来た帰りだといふ。どうだつた?
土産話などある事ですし
コータローくん来店。「あれ? 無事に帰つて来たんですか。なんだ、今日あたり、救出に向かおうと思つてゐたのに」。うむ、我々も是非コータローくんには来て欲しかつた。何と言つても、食べ物はおいしい・博打は盛ん・娼婦の方々は美しい、と三拍子揃つてゐるんだから。「飲む・打つ・買ふ! おおー! 正にオレのためにあるやうな街やー!!! で、カジノでは何を? …あ、『大小』ですか。あれは面白いですね。ボクも大好きです。…さういへば、沢木耕太郎も『深夜特急』で『大小』に嵌つてゐたなァ。ッて、オレも同じコータローやん! やはり、行かなあかんのかなァ」
ジェンガ! ジェンガ! ジェンガ!
本日はジェンガの試合が三つもあつた。まづはカズ16 VS コータローくん。これはカズ16の勝ち。これによつて、第一試合は全て終了した事になる。そこで、第一試合に負けた者のみによつて、敗者復活戦ならぬ最弱者決定戦を行ふ事になつた。要するにトーナメントを逆に辿つて、全敗者を決める、といふ事だ。
ジェンガ2
コータローくんが持つてきてくれたジェンガが静かに話題を呼んでゐる。本日も2試合が行はれた。とはいへ、正式にジェンガバトルの開催も決定したので、今日の試合は練習試合、オープン戦、みたいなものである。
ジェンガ
コータローくん来店。ジェンガを持つてきてくれる。私はこのゲームを知らなかつたのだが、私以外の人は全員知つてゐたので、有名なゲームなのだらう。細長い立方体の木の棒を3本づつ、最初に3本並べたらその上に90度回して3本並べ、さらにその上にまた90度回して3本置き…といふのを繰り返して、垂直にそそり立つ柱に組み上げる。そこからゲーム開始。どの部分でもいいから木の棒を一本抜き、それを上に重ねていく。この時に、片手しか使つてはいけない。どんどん抜いていくので下の部分は不安定になつていくし、積み上げていくので高さは伸びていく。で、抜く時にか積み上げる時に、この柱を崩してしまつた人が負け、といふゲームである。単純だが面白さうである。試しに、その場にゐたテラリーとコータローくんに試合をやつて貰ふことにした。