切り捨て [コータローくん]
コータローくん来店。私とトモコは、もちろん、昨日以来苦闘してゐるのだが、結局iBookを完璧にセットすることができなかつた。インターネットに繋ぐことができない。そもそもiBookを開くところから大変だつたのだ…と、いふ話をコータローくんにした。
「ワハハハハ!」と、コータローくんは笑つた。
「ズバリ、言ひませう。サル以下ですな」
ううーむ、しかし、やはりサルにはiBookのセットはできないと思ふけどなァ。
「分かりました。訂正します。ズバリ! アホに認定します!」
うむ、それなら…認めざるを得んなァ。でもねェ、うちはISDNなんだけど、そもそもセットの選択にISDNが入つてゐないんだよ。ADSLか光ファイバーかラインか、といふ選択で。そりゃ、ま、それでも接続はできるんだらうけど、私のやうな機械オンチにはどうすれば良いか分からないよ。なんでISDNが選択に入つてゐないんだろ。
「なるほど。それはズバリ! “切り捨て”です!」
あ、やつぱり。
「さうですよ。あいつら、差別主義者ですから。世の変化についていけない、あるひは、ついていくつもりのない人間は、ドンドン切り捨てるつもりです。平気でそんな事をやりますからね。性、悪いわー」
なんとか、したいねー。うむ、やはりゲリラ戦か。…コータローくん、鉄砲売つてゐるところ知らない?
「まァ、新宿の***とか」
「さうね! わたし、今度東京に行くから買つて来るわ!」と、トモコが興奮する。
「トカチェフね、トカチェフ!」
「…いや、トモコさん、“トカレフ”です。トカチェフは技の名前です!!!」
「えー!!!」
…いやー、我々は機械オンチだから。
Comments
投稿者 ko-taro : 2006年02月22日 16:57
“トカチェフ”は爆笑でした。もう最高。
投稿者 トモコ : 2006年02月23日 08:08
似たようなモノだと思ってしまうのでした。飛び道具。
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