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2016年04月02日(Sat)

ディアンジェロ公演/バットマンVSスーパーマン etc

3月23日~3月31日

ディアンジェロ公演

私が30歳くらゐの時に、この人のライブは絶対に観たい!と熱望したアーティストといふのが何人か居まして、そのほとんどは幸運にも観ることができたのだけれど、ひとり残った大物がディアンジェロでした。
まぁ、ディアンジェロは長い沈黙期間に入ってゐて、戻ってくるかもどうかも分からない状態だったので、仕方ないよなー、と思ってゐたのですが、なんと2年前に完全復帰!しかもフェスや単独公演などで来日もして・・・しかし!こんな仕事をしてゐたらライブなんかに行けない!関西で、しかもオパールの定休日の火曜日にライブをやってくれな・・・。と、昨年は悔し涙にくれてゐたのです。
ところが!なんとディアンジェロがまたまた来日。さらに驚くべき事に、大阪での公演は3月29日の火曜日ではないですかー!!!・・・呼ばれたな。これは天の配剤だ。
かくして、私とトモコは大阪国際会議場へと向かったのでした。

ディアンジェロは時間に捕はれない自由人である、といふのはデビュー当時から語りぐさでした(よね?)。故に、案の定、今回の公演も一時間押しがデフォの様で。18時開場・19時開演の予定でしたが、我々は19時に行く事にしました。とはいへ、万が一といふ事がある。こんな時、ツイッターって便利ですねー。開演を待つ人々のツイをチェックすれば、その時の会場の状態が分かる。私とトモコは、会場の隣にあるリーガロイヤルホテルのラウンジで、珈琲を飲みながらツイをチェックして時間を潰してをりました。やー、優雅、優雅。
19時過ぎに会場入り。我々は2階席でしたが、横に桟敷の様に張り出した席で、且つ前から3列目だったので、めっちゃ観やすい。こらいいわー、と言ひながら、本を取り出して読み始めました。準備万端ですよ。
20時5分にD登場。真っ白な帽子に黒尽くめの服装だったのですが・・・太い!いや、事前に何枚も今の写真観てますし、引きこもり中は百貫デブに成り果ててゐた、といふ噂も知ってゐたので予想はしてゐたのですが・・・実際みると、想像以上にモッチャリしてるなぁ。オバチャンみたい。うーむ。でも、可愛いけどね!
『Devil's Pie』から始まって、前半はちょっとロックぽい展開でしたが、基本はファンク。それもわりと肉食系。思ったほどの演奏のタイトさはなかったものの、十分にかっこいい(個人的にはジェシー・ジョンソンが良かった)。
そして後半。『シャレード』から『ブラウン・シュガー』『レフト&ライト』に至る流れは、さすが!の一言で、私も何度か「おお!」と痺れました。Dはどんどんのってくるタイプなんだね。最後にはDも客を煽ってステージ前に来る様に促し、それに応へてみんなステージ前に詰めかけて大盛り上がりファンク大会へ。昔はいっつもあそこでモミクチャにされてたなぁ、とか思ひながらその様子を2階から眺め、それでも十分堪能いたしました。
アンコールは『Untitled 』。スローナンバーがこれと『REALLY LOVE』の2曲だけだったのが個人的には寂しかったですが、まぁ、いいでせう。素晴らしかったし。トモコに感想をきいてみると、「最後のBL展開が良かった」との事。BL展開?・・・って、あの白人のベースの人(ピノ・パラディーノの息子らしい)を一番最後までステージに残したこと?あれって、BL展開だったのか・・・。

久しぶりのホールコンサートで凄く楽しかった。念願のDを観られて、ほんと幸せ。これで思ひ残す事はない・・・って、あ!ジャネットをまだ観てなかった!この間、久しぶりに来日してたんだよなぁ。ああ、なんとか次は関西で、火曜日の公演をやってくれないかな・・・。

バットマンVSスーパーマン

MOVIX京都で『バットマンVSスーパーマン』を観ました。まぁ、予想してゐた通りではあるのですが・・・ダメだったわー!
そもそも私はノーランの『ダークナイト 三部作』はダメだと思ってゐる人間で、そのノーランが制作総指揮といふだけで観る気が失せるんだけど、監督がザック・スナイダーって・・・もう全く観る気がしない。故に前作の『マン・オブ・スティール』は観てゐません。それがなんで今回観てみようかと思ったかといふと・・・まぁ、バットマンVSスーパーマンだし、ザック・スナイダーが「この映画はフランク・ミラーの『ダークナイト リターンズ』に凄く影響を受けてゐる!」とか言ってたからで・・・とりあへず、ってな感じで観てしまったのです。
しかし・・・やっぱダメ!『ダークナイト リターンズ』に影響を受けてるって、一体どこや!もしかして最後にスーパーマンが**される(一応ネタばれ防止)といふ展開?さうだとしたら・・・アホすぎる!ってか、この映画、スーパーマンもバットマンもレックス・ルーサーも、みんなアホすぎる。そんなアレな人たちが大袈裟な芝居を繰り広げるんで・・・観てゐてつらい。ただ、ワンダーウーマンだけは良かった!はっきり言って、ワンダーウーマンが登場した瞬間、それまで下がる所まで下がってゐた私のボルテージは、一気にプラスまで振り切れました。ワンダーウーマンかっこよすぎ!
まぁ、ノーランもザック・スナイダーも、女性をかっこよく描くのは上手なんだよねー。うーん、それでつい観てしまふのか。フランク・ミラー云々ではなく、単にワンダーウーマンが観たくて劇場に駆けつけたんぢゃないのか、私。
この映画、なんかこのままジャスティス・リーグに繋げようとしてる感じなんだけど・・・不吉すぎる。それだけは勘弁!

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