京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal：Home

で、治療せなあかんなぁ、と思ひながらもウダウダとしてなかなか行かず、数ヶ月経ってからやっと治療に行ったら結構進行してて、虫歯。でも、まだ痛みとかないんだよ。それでも、まぁ、治療したんだけど、治療したその日の晩から、ものを食べると歯が痛くて痛くて。冷たい水も沁みる。なんぢゃこりゃー！すぐに歯医者に言ひに行かなー！と思ったのですが、またしてもウダウダしてるうちに数種間経って、やっと行きました。
すると、前回の治療時に、虫歯がかなり進行してゐたため神経の近くまで歯を削ったと。で、神経が過敏になって痛みや沁みを感じてゐたのでは、とのこと。普通は時間が経てば慣れて痛みは収まるけれど、もしどうしても収まらないなら・・・神経を抜くしかない。どうしますか？・・・と言はれて、ちゃうど痛みも収まってきてゐたので、そのままでー、と答へました。やはり早めに治療しとくべきだった・・・。
虫歯といふのは日和見感染なので、その人の体質とかに左右される。いい加減な事をしてゐてもなかなか虫歯にならない人は居るし、ちょっとした事で虫歯になってしまふ人も居る。歯周病も同じ。私は・・・ちょい弱めかなぁ。だから定期検診は受けてゐるんだけど・・・普段の歯磨きがねぇ、やっぱ歯ブラシだけでは不十分みたいで。最低でもフロスは使へ、と言はれてゐて、まぁ、頑張ってやったりするんだけど、そのうち面倒になって止めてしまふ。うーん、デンタルフロス、めんどくさすぎる。
でも、今は毎日やってますよ、一応。

アンカイドー

その昔、日本でノーザンソウルが盛り上がった時期があって、ここ京都にもノーザンソウルシーンが形成され、私もその末席を汚してゐたものですが、ノーザンソウルとは知る人は知ってゐる様に、その激しいダンスに特徴があります。故に、京都のノーザンシーンでも、夜な夜な激しいダンスが繰り広げられてゐたのですが、大体は本場イギリスでのノーザンダンスを模倣したもので・・・まぁ、それは仕方ないのですが、それでも、中にはオリジナルなダンスが産まれる事があったのです！・・・いや、それは言ひ過ぎかもしれないですが、なんといふか、オリジナルな型といふか・・・それはですねぇ、ダンスの最中に感極まってきたら、両手を大きく拡げて天を仰ぎ、ただひたすら「全身でソウルを受け止める」のです！多分、これはクラタニくんあたりが始めた様に記憶してゐるのですが、一時期これが流行りまして、ソウルが盛り上がってくると、誰かがピタッとダンスを止めて両手を拡げ、天を仰ぎ見る！と、次々と周りの人間も両手を拡げて天を仰ぎ、さながらフロアに魂の花々が咲き誇った様に見えたものです・・・。

実は、エチオピアのキリスト教徒の中に、これとそっくりの仕草をする行がある事を、後年知りました。真夜中に、両手をいっぱいに拡げて天を仰ぎ、そのまま立ち尽くすのです。これを「アンカイドー」と言ひます。
神の霊力を乞ひ求める行為らしく、一晩中でも、何日も立ち尽くすさうで、それによって霊力を得た行者は、その力で人々の病を治したりするらしい。
うーむ、我々もあのノーザンな夜々で、何かの力を得たのでせうか・・・。

境界の彼方

アニメ「境界の彼方」全１２話を観ました。・・・うう〜ん、なんていふか・・・、いや、けっこう面白かったんですよ。ただ、最初から微妙な上滑り感があったのは事実。あと、メガネ萌え・シスコン・BL・アイドル・ツンデレ・・・とアニメ的ガジェットが露骨に詰め込まれてゐて、まぁ、アニメ界ではこんなの普通なのかもしれませんが、ちょい露骨すぎるかと。１０話に至って事の真相が明らかになり、今までの話がガラッと変はって見える様になる、とか、まんま「まどマギ」展開まであるし。
いやいやそれでも、なかなか面白く観られたのは事実だし、たとへ様々な既出のツールの継ぎ接ぎやコラージュでもいい作品を作る事ができるのは事実なんですが・・・なんといっても、物語を回収しきれてゐない。御都合主義と謎の放ったらかしでラストまで行ってしまって、ええー！この気持ちをどうしたら良いのかー・・・と戸惑ひが残りました・・・。
このアニメ、実は今、劇場版をやってるんですね。テレビ版の総集編である「過去編」と、その後を描いた「未来編」。つまり、あのテレビ版で放ったらかしにされた謎、御都合主義で誤摩化された謎、が、この「未来編」で明らかになる！・・・ならいいのですが、なんか望み薄さうな・・・。
でも、でも、劇場版は観に行くぞー！！！