荷解き [etc]
さて、今日も朝から引ッ越し業者の人たちがやつてきました。この三日間、ほとんど寝ることができない…。ま、仕方が無い。この山の様な段ボール箱群を、まづ開ける事が大切です。片付けはそれから始まるのですから。
私はこの“荷解き”のサービスを初めて受けたのですが、なかなか便利である事が分かりました。なんと言つても彼(女)らは仕事でやつてゐるのですから、とにかく早い。バーッ、バーッと段ボール箱を開けていき、どんどん中のものを出して、それを手早くそこらに配置していきます。もちろん、配置に関しては、ま、テキトーです。とはいへ、皿ならキッチン棚に、本なら書斎に、といふ具合に大体は分かる。あとは、我々がそれを手直しすれば良い訳です。多分、結果としてはこの方が早い。何故なら、我々が自分で荷解きをして配置していくとすると、箱からひとつ出すたびに、う〜ん、これはどこに置かうかな、こちらか、いやあちらの方がいいか、などと悩んでしまつて、なかなか開封自体がすすまないと思はれるからです。
プロは非情ですから、悩みません。とにかく、開けて、出して、配置する。この繰り返し。そして、開いた段ボールをドンドン片付けてくれます。段ボール箱は軽く300箱を超えていますから、これは助かつた。段ボールを捨てるだけでも大変ですから。
そんなこんなで何とか夕方には終了。あ、全ての段ボール箱が開いた訳ではないですよ。これもまた、貴重品やお客さんが自分で開けたいものはそのままで、といふ原則がありますから。私の場合は本かなー。さすがにこれは自分で並べるしかない。3分の2ほど開けて貰ひ、中の本を床の上に並べるだけで帰つて貰ひました。…ここで一言だけ言はせて貰ふなら、本は結構いい加減に詰められてゐて、おかげで数十冊の本が傷んでゐました。帯が破れてたり、表紙の端が曲がつてゐたり、本そのものが歪んでゐたり。まー、あんだけの数の本を一日で荷詰めするなら仕方ないかー、とも思ふのですが、やはり少々憮然たるものがあるのでここに記しておきます。
引ッ越し業者の人たちが帰つた後、私とトモコはアッといふ間に眠りに落ちてしまひました。そして気がつけば23時。わー、オパールが終はつてしまふ! と、急いで出勤した、といふ次第。ユキエさんとテラリーには頑張つて貰つた。
明日はオパールの定休日。こ、これで久しぶりにユックリできる〜、かと思ひきや、明日は七月大歌舞伎の千秋楽やーん!
身体が保ちません…。
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