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2007年03月08日(Thu)

ジュエリー/マーヴィン 音楽, アート

 京都国立近代美術館に「アール・デコ・ジュエリーの世界」展を観に行きました。

 これは文字通り、アール・デコ時代の宝飾デザインを展示する展覧会なのですが、予想と違つてジュエリーそのものの展示はあまり多くなく、ほとんどがデザイン画と当時のファッション画の展示でした。

 確かに、ファッション画などはかなり良く、楽しめました。とはいへ、ジュエリーそのものが絢爛豪華に目を楽しませてくれる事を期待していつた身としては、いささか拍子抜けしたのも事実です。4階コレクション・ギャラリーの「戦後の具象画」展の方が印象深かつたりして(麻田浩、牛島憲之あたりが素晴らしかつたです)。“アール・デコ”と“ジュエリー”と言へば、アール・デコファンでジュエリーコレクターであつたアンディー・ウォーホールなんかを私は連想してしまふのですが、ウォーホールのジュエリーコレクションなんて、観てみたいなー、などと思ひつつ、美術館を後にしました。

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 蕎麦屋でお銚子を二本ほど空けた後、家に帰つてDVD『MARVIN GAYE・THE REAL THING』を観ました。これはマーヴィンのレア映像てんこ盛り! といふ事で発売当初からファンの間で話題を呼んでゐたしろものです。評判の通り、若き日のテレビ出演の映像など興味深い映像の連発で、私は画面に見入つてゐました。すると、『AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH』が流れた所で思はずブッ飛び! 後ろの壁に叩きつけられました。なんだなんだ、これは、タ、タミー・テレル……カワイスギル!!!

 この映像は67年のモントリオールエキスポの折り行はれたライブでのものとのこと。マーヴィンとタミーが仲良くデュエットしてゐます。もともとタミー・テレルは声も可愛いし、ジャケット写真なんかを見てもプリティ−で、私は大好きだつたのです。しかし動いてゐる映像は多分初めてみました。それにしても、こ、これほど可愛かつたとは…。衝撃です。マーヴィンなんてどこかに吹ッ飛んでしまひました。

 いまだに茫然としてゐます。

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