カイロプラクティック [カイロプラクティック]
カフェ・オパールの2階にカイロプラクティック院がオープンしました!
・・・とはいふものの、カイロプラクティックって何? といふ方も結構をられるかと思ひます。そこで、私が少しばかりここで、説明を致しませう。
カイロプラクティックは、19世紀末のアメリカで生まれた手技療法です。創始者はD.D.パーマー。脊柱の歪みを正す事によって身体の不調を治す、といふのが一応その理論ですが、初期の頃は、脊柱の歪みを正せばどんな病気でも治る!とか言ってゐたがため、主流派の医学界から「インチキ療法!」と非難され、激しいバッシングにあひ続けてきました。
疑似科学批判本の古典、マーチン・ガードナーの「奇妙な論理(In the Name of Science)」の中でも、アメリカの医学的愚行四つのうちで最大のもの、と批判されてゐます(他の三つは、ホメオパシーとナチュロパシーとオステオパシー)。
そして私も、その通りだと考へてゐました。4年ほど前までは。
そんな私の考へに、修正を迫ったのはトモコです。
主に本を読むだけで満足してしまひがちな私に対して、トモコは行動派です。人体の不思議・・・といふより、直裁に人体の“美”と“健康”に興味のあるトモコは、様々な健康法、美容法を自ら実験・実践してゐる訳ですが、その一環で、色々な療法巡りも行ってきました。鍼灸、気功、オステオパシー、クラニオパシー、アロマテラピー、マッサージ、リフレクソロジー、テルミー療法・・・・・・。
そして、そのトモコが言ふには、「やはり今はカイロプラクティックぢゃないかしら」。
ええー!うっそー、マジかよー!と、私は驚愕したのですが、実際自らその現場に踏み込み、勉強と研究を重ねるうちに、うむ、確かに今はカイロプラクティックかもしれん、といふ気になってきたのでした。以下にその理由を述べませう。
さすがに私も、脊柱の歪みを正すだけでどんな病気も治る!とか言はれると、それはないだらう、と思ひます。まして、故に投薬も外科手術も一切認めない!となれば、尚更です。
しかし、カイロプラクティックも随分と昔に枝分かれしてゐるのです。創始者の造った“なんでも脊柱理論”を固守する原理派と、それをベースに様々な手法・理論を取り入れていく混合派とに。そして、アメリカ本国での動向はよく分かりませんが、日本に於いては混合派が圧倒的である、といふのは、容易に想像がつくことでせう。
つまり、日本に於いては、カイロプラクティックは西洋科学の世界観をベースに(鍼灸や気功、整体なんかはベースが東洋医学です)、様々な民間療法の知・技法を取り入れつつ進化する予防医学・保存療法の最新形、といふ事なのです。
むろん、その“混合”の仕方に多少の問題があるのも事実でして、かなり怪しい技法・理論も混じりこんでゐます。例へば、AK(アプライド・キネシオロジー)といふ有名な技法・理論があるのですが、これなんか個人的には全く納得できません。どう考へてもトンデモ理論にしか思へないのです。
とはいへ、その道の名人が使へば、効くことはあるのかもしれません。たとへ理論的にいくら変でも、“効く”ものは“効く”、効けばそれでいい、といふのが民間療法の醍醐味でせうから。
でも、私は使ひません。自分の納得しきれないものを使ふ事はできないからです。
ここで、あれ?と思った人も居られるでせう。さうなんです。私も実は、カイロプラクティックを勉強してゐるのです。現在は某所で修行中の身なんですが・・・。
それはともかく、オパールカイロプラクティック院を開かれたのは、私の先輩にあたるトミシマリエさんです。彼女は元々エステティックサロンで働いてゐたのですが、“美”と“健康”について真剣に考へるうちに、もっと高みを目指したくなり、そこを辞め、カイロプラクティックの学校に入り直して、カイロプラクティック院で数年修行を積んだのち、カフェ・オパールの2階で開業に至った、といふ女性です。
故に、オパールカイロプラクティック院はより女性向き、といふ面はあるかもしれませんが、男性の方でも全然オッケーです。頭痛、肩凝り、腰痛、50(40)肩、全身疲労、筋骨格系疼痛・・・なんかの症状にはカイロプラクティックは有効ですので、そんなお悩みをお持ちの方は是非一度、オパールカイロプラクティック院を訪ねてみて下さい。
また、リラックスして心身ともにリフレッシュする事は、予防医学の観点からも、生活の質を高める観点からも、非常に有効です。そんな感じでも、気楽に使って貰へれば、と思ひます。
行きや帰りにカフェ・オパールに寄る事もできますしね!!!(←ここが大事)
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