プレ・オープニング [移転]
本日は新生オパール、通称“祇園オパール”のプレ・オープニングです。
ところで、プレ・オープニングとは何でせうか。
私の考へでは、店の試運転的なもの、新しい店での動き方やお客さんの動向なんかをモニターするために、正式オープンの前にチョロッと試験的に営業してみる、といふものです。今度のオパールでは、スタッフも一新されましたので、やはり試運転的なものが必要であらう、と考へ、以前のオパールを贔屓してくれてゐたお客さん(の中で連絡がつく人)たちだけにチョロッと知らせ、半ば協力を仰ぐ形でプレ・オープニングをやらう、といふ事になったのです。
ところが、前日になって何人かのお客さんからメールでの問ひ合はせがありました。プレ・オープニングは、19時から22時過ぎくらゐまで、を予定してゐたのですが、それに対して「19時に間に合はないけど、多少遅れてもいいか?」といふ問ひ合はせが何通か来たのです。いや、別にプレ・オープニングなんだし、いつ来て貰ってもいいんだけど・・・・・・って、もしかして、みんなオープニングパーティーと思ってゐるのでは!
考へてみればみるほど、さうです。これはマズい、かも。みんな、パーティーのつもりで意気揚々とやってきたのに、普通に「いらっしゃいませー」と席に案内され、「ご注文をうかがひます」とか言はれたら戸惑ふかもしれない。こりゃ気まずい。う〜む、どうするべきか・・・。
ええい!パーティーに変更だ!! と、決めたのが昨日の晩です。故に、今日は朝からパーティー用の仕込み。料理は立食形式で自由に食べて貰ふ事にして、ドリンクはお酒を中心に出す、と。ま、そんなにお客さんは来ないだらうから大丈夫だらう。幸か不幸か、今日は朝から大雨だし・・・。
結果として、雨にも関はらず、そこそこの数のお客さんが来てくれました。ありがたい。みんな、覚えてくれてゐたんだね・・・。なんと、一時は席数が足りなくなった程で、やはり、パーティー形式にしてよかった、とひとりごちたのでした。
それにしても、このカウンター内に立って、お客さんと対峙する、といふ感覚が懐かしい。やはり、これ、これ、これだよー、と、深く得心したのでした。
といふ訳で、みなさん、これからもよろしくお願ひいたします。
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