片付け [ウメドン, 河原町ラストデイズ]
現オパールでの最後の定休日。最後くらゐ、店を開けるべきか?とも思ったのですが、20日に店を閉めた後のスケジュールがあまりにタイトなので、今のうちに少し片付けでもしておくか、といふ事になり、本日は片付けをやりました。
定番ですが、かういった時は必ず古い写真が出て来たりします。オープンしたての頃の写真です。
「誰これ?」
「あ、***だよ!」
「うそ!・・・ほんとだ。ぢゃ、これは・・・****?」
「わー、さうかも!」
・・・・・・月日は無慈悲な夜の女王です。人々から何かを確実に奪ひ去り、何かを付け加へます。11年などアッといふ間でしたが、ここまで人間を変へてしまふものでせうか。ま、外見だけの話ですが。
「あ、ババさん。」
「ほんとだ、ババさん。・・・ははは、若い!」
「しかも金髪だし。」
「それに生きてるし」
「・・・・・・」
「ご、ごめん・・・」
まとめた荷物を運ばなければならないので、ウメドンを呼び出しました。
「ウメドン、自慢の新車、見せてよ」
とケータイで伝へれば、ドンスカドンスカ(車内で)ヒップホップを鳴らしながらウメドン登場。そこに荷物をジャンジャン積み込みます。
「よし、倉庫はすぐそばだからな。時間にして10分くらゐだ。迷ふなよ」
「大丈夫ですよ。カーナビがあるんですから」
と、ウメドンがカーナビで目的地を打ち込むと、目的地までの距離が出ました。
171キロメートル。
「ウメドン ・・・どこまで連れてくねん」
「おぉ・・・・・・」
片付けといふのはなかなか進まないものです。
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