マイ・ウェイ [映画, ナクラくん]
おもしろかおのすけさんが来店されました。
おもしろさんはいつもオパールにステキな映画年間ベスト10を投稿してくれてまして、私はいつもそれを読むのを楽しみにしてゐるのですが、今年は昨年以来調子が悪いといふ事で未だ投稿はなし。なんと、その事を謝りに来てくれたとの事で、とんでもありません! こんな一文の得にもならない事を、わざわざ毎年頼んでゐる我々がワガママな訳でして、無理はなさらないで下さい。…とか言ひながら、しつかり「でも出来たら今からでも書いて下さい」と頼んでしまひましたー。
ところで、おもしろさんはババさんの先輩にあたる訳ですが、お二人の映画の話はさぞかしディープなんでせうねー、と私が水を向けますと。
「うん…。ババとは年に数回はなんやかんやの集まりで会ふんやけど、あいつ、絶対最後まで残らへんねん」
あ、途中で帰つてしまふ、といふ事ですね。「みんながいくら引き止めても、絶対に時間が来たら帰る。ほんとは、人数が少なくなつてきたら、ババと二人でもつと映画の話をしたいんやけど…。あんまりたくさん人が居たら、そんな話できへんやん。でも、絶対に途中で帰るし」
ははは、さうでもしないと、ちやんと仕事をこなしながら、あれだけの量の映画を観たり、本を読んだり、クラブ通ひをしたり、できないですからねー。ゴーイング・マイ・ウェイなんですよ。
「いや、あれは“強引なマイ・ウェイ”やな」
おもしろさん、うまい!
…で、おもしろさんが帰られた後、ババさんがやつて来まして、「いやー、私は『アメリカン・ギャングスター』ダメでした」「さう? ボクはリドリー・スコットにしては、なかなかいいと思つたけど」などと話をしてゐると、「わー、わー、久しぶりー!!!」と、ナクラくん & フレンズ(二人)が来店、ババさんを攫つていきました。ババさんは人気者なのです。そして、「ババさん! ババさん!」と写真を撮りまくつたりと、異常なテンションで盛り上がつてゐた様ですが、時間が来たら、ババさんはシュッと帰つていかれました。さすが、だと思ひました。
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