タクヤの法則 [タクヤくん]
タクヤくん & マホさんが来店しました。
タクヤくんは先日大発見をしたさうです。それは“L”と“R”の発音の仕方の違ひです。“R”の場合は、例へば“READ”だつたら、“リード”と発音するのではなく、最初に口を閉じて小さく“ん”と言つてから、“(ん)リード”と発音するのです。“L”の場合は、もちろんそのまま素直に“LEAD”=“リード”と発音します。これでバッチリ! …といふものです。
この方法でタクヤくんにたくさんの単語を発音して貰つたのですが、確かにネイティブッぽく聞こへます。
一般に、“R”の発音は巻き舌で始める、と言ひますから、原理としては同じなのでせう。が、タクヤくんのやり方の方が分かりやすい。タクヤくんはこの事を、イギリス人の友人と喋りながらズウッと辛抱強く観察を続け、発見したさうです。「あ! お前、今、小ちゃく“ん”て、言つたな!」と、いつた具合に。
もしかしたら、これと同じ方法を考へついてゐる人が居たり、それがすでに本になつてゐる、といふ可能性もあります。が、独力で物事を解明したり法則を見つけるのは、やはり大したものです。タクヤくんのこの偉業に敬意を表し、これからオパールではこのやり方の事を「タクヤの法則」と呼ぶことにしませう。
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