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2006年04月04日(Tue)

中年学生 可能涼介さん

 可能涼介来店。「今度、“中年学生”といふのを考へたんだよ」と言ふ。可能が言ふには、今はニートやフリーターの問題、あるひは退職後の人々の問題はよく取り上げられてゐるけれど、その中間、つまり35歳以上で学生をやつてゐる人間の問題が等閑視されてゐる。けれど、これは現代におけるなかなか重要な問題だと思はれるので、これをテーマに何か活動を展開したい、との事らしい。

「中年の危機といふテーマでは、ユングがやつてゐるし、日本ではそれを受けた河合隼雄がやつてゐる。でも、それだけでは抜け落ちてゐるモノがたくさんあるし、“中年学生”とは今やアクチュアルなんだよ、多分。…ま、漱石の『道草』とか、さ」

 なるほど。それに、ま、お前自身が“中年学生”だもんな。

「その通り。中年学生留年中、だよ」

 頑張つて下さい。

Comments

投稿者 可能涼介 : 2012年03月15日 18:54

2012年3月15日結果発表の、精神保健福祉士(psw)の国家試験に合格しました。
2004年、2005年、2010年、2011年と、8年のあいだに4年やっていた「中年学生」時代が、やっと終わりました(wikipediaに書いている方、暇な時に書き込んでください。事実です)。
人生の試行錯誤は、まだまだ続きます。

投稿者 可能涼介 : 2012年03月15日 19:25

上に「留年中」とありますが、当時、結局、留年はせずじまいでした。
はじめは作業療法士になるための学生を2年やって、座学は終えたあとに実習で挫折し中退、その後、お金をためて精神保健福祉士になるための専門学校(通信制)に入って出て、国試にも受かったという経緯です。

投稿者 可能涼介 : 2012年04月13日 14:08

3月23日登録のPSWの登録証がとどいたので、私の肩書きに「精神保健福祉士」が付け加わりました(wikipediaに書き込んでいる方、暇な時によろしくお願いします)。
細く長く書いていくつもりですので、数少ない私の読者の方、お見守りくださいますよう。

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