ダズのサイン会 [音楽]
さて、ステージ終了後、サイン会がありました。これは、クラプトの時にもあったので、ある程度予想できてゐました。要するにこれは商売で、何かグッズを買った人のみ、サインが貰へる、といふ仕組みです。
が、今回はグッズと言っても、このイベントを企画した人たちのタオル、ポスターのみ。それらが各2千円。といふ事で、ちょっとキツいなー。DPGグッズはないのか?クラプトの時はあったのに・・・。
で、私は遠慮して、トモコだけがサイン会に参加する事になりました。
サイン会場は、バーの部屋です。バーの部屋は出入り口が2カ所あるのですが、そのうちのひとつを閉めてそこを入り口とし、その前に参加者を並ばせます。もうひとつの入り口を関係者専用出入り口とした様です。で、我々は入り口の前で並んで待ってゐたのですが(私は列から離れてゐましたが)、そこに関係者の下っ端くん(?)がやって来て、「開けて下さい!ここ、開けて下さい!」と閉まった入り口の前で叫びます。中から「なんでや!」といふ怒鳴り声が返ってくると、「ダズ、こっちから来ちゃったんです!」。
みると、確かにそこに、ダズがボーッと立ってゐます。みんな、「わー、ダズだー」「かはいいー」と、声をあげますが、あまりの意外さに突っ立ったまま。慌てて入り口が開けられ、ダズは中に入れられました。うーむ、ダズらしい。
(注。この日記に出て来る関係者の会話は、実際は全て名古屋弁で行はれてゐましたが、私は名古屋弁がよく分からないので、全て関西の方の言葉で書いてゐます。みなさんは、心の中で名古屋弁に翻訳してお読み下さい)
さて、これから先はサイン会場に入ったトモコから聞いた話です。
まず、カウンターの中に関係者がズラッと並んでゐたらしいです。で、入り口に近いカウンターの一番端で最初にタオルかポスターを買ひます。そこから、ひとつづつ横に移動して出演者ひとりづつにサインを貰ふ、といふ寸法です。当然、最後、カウンターの反対側端にはダズが居て、サインの締めをする・・・・・・はずだったのでせうが。
ダズはそこら辺をウロウロしてゐたとの事です。で、並んでゐる男の子の白シャツに、頼まれもしないのにサインをしたり、色んな人に話しかけたりして、チットもサイン会がすすまない!業を煮やした日本側関係者が、さきほどの下っ端くんに「ダズ、カウンターの中に入れろ!ちゃんと定位置に着かせろ!」と怒鳴ります。
下っ端君が「えー、でも、どう言へばいいんですか?」と困惑すると、「プリーズ ヒア とか言へばいいんや!」と、さらに怒鳴ります。下っ端くんはダズの所に飛んでいき、しばらくなにやら話してゐましたが、戻ってきて一言。「シカトされました!」
う〜む、ダズらしい。
トモコはサイン用にCD「THIS IS THE LIFE I LEAD」を持って行ってゐたのですが、そのCDをダズに示して、「This is my favorite album」と言へば、ダズは非常に喜んで、そのCDを仲間たちに見せびらかしてゐたさうです。
直接会ったダズの印象をトモコにきいてみました。
「ふつーの、太ったをじさん、って感じ」
なるほど。ダズらしい。
我々はその後、すぐにそこを出て、タクシーでビジネスホテルに帰り、泥の様な仮眠をとりました。明日、早々と起き、新幹線で京都に帰り、そのまま夜までオパールで働くんだ!・・・といふ事はなるべく考へない様にして。
Comments
コメントしてください