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2009年02月11日(Wed)

分煙 カフェ

さういへば、みなさんにお知らせしなければならない事があります。

新生オパールでは、なんと、分煙になりました!!!ガガーン!・・・ガラガラガラー。・・・・・・ナクラくん、ごめんね。

えー、つまりは、店内は禁煙。で、この度のオパールは小さな庭の様なスペースがありまして、そこに喫煙席をふたつ、もうけてあります。あと、これも建物を出た所にささやかな喫煙スペースがあり、店内で飲み食ひしてゐる人も、「ちょっと失敬」と席を立ち、一服できる様になってゐる。といふ具合です。

分煙をするにあたっては、結構悩みました。まづ、私は世の中の禁煙ファシズムの風潮に対して、やはり根強い反感があるんですね。禁煙ファシズムの流れに棹さしたくないなー、といふのが今でも正直な気持ちです。あとは、実際問題として、オパールの常連さんには喫煙される方が結構居る、といふ事がありました。中でも、ババさんの存在が大きかった。ババさんは、それこそ一時は毎日来てくれてゐた大常連さんであり、オパールのサイト、デザイン、その他もろもろもやってくれてゐた、ほぼ仲間に近い人でした。このババさんがヘビースモーカーでしたからね。そらー、カウンター席を禁煙にする訳にはいかない。カウンター席を禁煙にできなければ、分煙も難しい、といふ問題があったのです。

いくら禁煙ファシズムが嫌だからと言って、タバコを吸はない人の存在を無視する訳にはいきません。私自身もタバコは吸はないので、タバコの煙が鬱陶しい!といふ気持ちは、実はもの凄ーく分かるのです。だからなんとか分煙、といふ形で両者の共存を図れないか、とは前々から考へてはゐたのですが・・・。

そして、みなさんも御存知の通り、ババさんがまさかの肺ガンで逝去されました。これは・・・何かのサインなのかな、と。

無論、禁煙ファシズム的な風潮に対してはいぜん反対です。そもそも近頃の若い人たちは、タバコも吸はないし、お酒も飲まない、といふではないですか。つまり、嗜好品に対する興味が落ちてゐる。これは、不況でみんなお金がないからー、といふ意見もありますが、それだけではないと思ひます。だって「なんでそんな高いお金を出して酒を飲まなければならないのか分からん」といふ意見を、ちょくちょく聞きますから。それは、文化に対する感度がない、といふ事でせう。文化は精神的なものですから、肉体的な快・不快だけしか分からなければ、そら分からないでせう。 文化度が落ちる、といふ事は、野蛮化する、といふ事で、そこにファシズム的な要素が絡まれば、行き着く先は“戦争”でせう。かういふ展開が、一番困るんですよねー。

って、すぐに話がさういふ方面に行くのが私の悪い癖ですが、とにかく、新生オパールは分煙である、と。さういふ事で、よろしくお願ひします。

090211.jpg喫煙空間の保存は、反ファシズム運動だー

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