PUB KENNETH [ノーザンソウル]
キタアキくんのお店、「PUB KENNETH」に行きました。
場所は神戸中華街の海側の門のところ。海岸通りの道沿ひに小さな看板が出てゐて、階段を上がつて2階が、お店です。小さいけれど、キタアキくんの「かうしたい」といふ想ひの溢れた、気持ちのよい空間でした。7インチシングルが飾つてあり、極上のブラックミュージックが流れる。でも、いはゆるソウルバーみたいなアクの強さはなく、もつとサラリとしてゐます。
パブ、といふからにはビールがメインなのでせう。が、私はビールは飲みません。どうしようかな…と、行く前は悩んでゐたのですが、杞憂でした。ちやんとウイスキーが揃つてゐたのです。トモコはバーボン(ワイルドターキー)のソーダ割りを。私は…、あ、シングルモルトもあるぢやないか。では、と、ラフロイグを。アイラモルトの癖のある味が、店内に流れるモダンソウルと絶妙にマッチングして酔ひが進みます。…お、アーノルド・ブレアーか、懐かしいなァー。とか。
アイコさんも居たので、トモコはアイコさんと着物の話で盛り上がつてゐた様です。私は当然キタアキくんとソウルの話を……といふのはウソで、私は何故かキタアキくんとソウルの話をした事が、あまりありません。う〜ん、なんでなんだろ。今日は…SF小説「日本アパッチ族」小松左京著の話をしました。キタアキくんは、かういつたデストピアものが大好きなのださうです。何と言つても、愛読書がジョージ・オーウェルの「1984」だといふのですから! …ではでは、ハックスリーの「すばらしき新世界」やザミャーチンの「われら」もオススメだよー、チャペックの「山椒魚戦争」は読んだ事ないけど、キタアキくんなら気に入るかも、なんて話をしながら盛り上がつたのです。
Expansion (2007/12/03)
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ここで! 私はキタアキくんに一枚のCDをオススメしたい。expansionから出てゐる奴だけれど、デビッド・ネイザンが自分に所縁のあるアーティストの曲をコンパイルした『Dedicated To Soul』です! ノーザンから現在のR&Bまで、未発表曲を多数含むそのラインナップは、しつかりノーザン & モダンテイストが貫かれてゐて、「PUB KENNETH」にもあふんではないでせうか。なんて。
最後に一寸、ソウルの話をしてみましたー。
Comments
投稿者 サエコ : 2008年04月02日 02:10
キタアキさんのお店に行かれたんですね!
羨ましい!
初夏に旦那とヌードレストランに行く約束をしているので、是非カフェオパールさんにもお邪魔したいと思っております!
投稿者 店主 : 2008年04月02日 03:23
サエコさん こんにちは!
キタアキくんの店は非常に気持ちのいい素敵な場所でしたよ。是非、訪ねてみて下さい。むろん、オパールもお待ちしてをります!
・・・で、関係ない話になるのですが。
最近日記の更新がない!と、何人かの人に言はれたのですが、現在管理人さんが激!多忙中なので、しばしお待ち下さい。日記の方は何日分も書き溜めてありますので。
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