作品 [ポー, ウメドン, ベッチさん, アート, テラリー]
これは以前ハッサクさんにいただいたものですが、銀色に見える部分が沢山の釘状の銀棒から成つてゐまして、この部分に裏側から手を当てると、当つた箇所だけ銀棒が浮き出して、以下の様になります。
なかなか面白いでせう? もちろん、当てるのは別に手ぢやなくてもいい訳で、色んなものを当ててそのものの形を浮かび上がらせ、楽しむ事ができます。
オパールのカウンター席に座られたお客さんは、よくこれを使つて遊んでをられるのですが、案外と多いのが“顔”を当てるお客さん。まづ、やつてみたくなるんでせうね。分かります、その気持ち。で、以下はそんな作品のひとつ。モデルは故イージーEさんです。ファックダポリィィィス! てな感じですか。
実を言ふと、数々の顔作品の中で最も秀逸だつたのはベッチの顔作品でした。他作品と一線を画してゐたのは、なんと! ベッチの顔作品は目を開けてゐたのです! ……・いやー、今思ひ出しても恐ろしい作品でした。ベッチも「痛い痛い」と叫びながら、銀棒群に目を開けたまま顔を押し付けてゐました。きつと、酔つてゐたのですね。ちなみに、この作品は恐ろしさのあまり写真に撮るのを忘れてゐました。残念!
これはテラリーの作品です。物を押しつけて形を浮かび上がらせる代はりに、字を浮き上がらせる、といふ新趣向です。とはいへ、最初にこれをやられたのはお客さんのひとりで、その人が帰つた後に、浮き上がつた銀メッセージがカウンターに残されてゐたのです。「LOVE」と。…ま、これに対抗してテラリーが作成したのですが、にしても「PIMP」とは。一体何を考へてゐるんでせうか。ガールフレンドのNさんの将来が案じられます。
ガーン! これまた新趣向です。題して「囚はれのポー」あるいは「ポー、銀海に漂ふ」。コータローくんの作品です。ポーの小人形を持つてくるあたり、既成の枠に捕はれない自由な精神がみてとれます。どうやら、この玩具(名前が分からないのです)は人々の創造精神を刺激する様です。みなさんも是非、オパールのカウンター席に座つたら、独創的な作品を作つてみて下さい。何も出ませんけど。
追記 以上の文章に誤りがありました。写真の顔写真のモデルは、イージーEさんではなくウメドンでした。故イージーEさんには大変失礼な事をしました。ここに謝罪いたします。
Comments
投稿者 いちオパールファン : 2006年12月15日 19:18
こちらの玩具、商品名は"pinpressions"と言います。
impressionとかけてあるのでしょうか・・・
これを販売している店に勤めておりますが、けっこう人気商品です。
店頭でも、顔拓を取られる方が多いです。
投稿者 店主 : 2006年12月15日 21:00
ガーン!pinpressions!・・・素晴らしい名前です。we are winnerでpeople get readyな感じがよく出てゐます。PIMPressionsなら、猶よかつたかも。
にしても、顔拓。やはりさうですか。分かります、その気持ち。ッて、私はとつた事がありませんがー。
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