評価の差 [映画, ナクラくん]
ナクラくん & サワさん来店。二人は先日『グエムル』を観に行つたのだが、ナクラくんは「凄く良かつた。今までの怪獣映画と違つて、日常の中に地続きに怪獣が出て来るといふ間抜けさが、最高でした」と言ふのに対し、サワさんは「全然面白くなかつた。途中で寝ました」との事。うむ、かういふ評価の差、といふのは面白い。
ちなみに二人は今日は『マッチポイント』を観てきた様なのだが、これに関しては二人とも◎。特にサワさんが「良かつた!」と力説。この映画はババさんも「ウッディ・アレンの映画でここまで面白いと思つたのは初めて!」と絶賛してゐるもの。しかし…、自他とも認める大のウッディ・アレンファンのサコさんは、「初めてウッディ・アレンの映画で面白くない、と思ひました。と、いふか、全然ダメ! ショックです」との事。面白いなァ。
さう言へば、サコさんは私が今まで会つた中で、唯一「島田雅彦の小説は面白い」と言つた人。これも、また、興味深いです。
Comments
投稿者 sawa : 2006年09月26日 22:07
ウッディ・アレンの映画はぜんぜん観てないのですが、クロエ・セヴィニー好きとして、『メリンダとメリンダ』も気になる今日この頃です。ケンタロウさんは観られました?
ちなみに私も島田課長、『彼岸先生』しか読んでないけど、けっこう好きです。エッセイも読みやすいですし。
投稿者 店主 : 2006年09月27日 16:08
やー、観てません。ウッディ・アレンの映画は数本しか観てませんが、「世界中がアイラブユー」が好きかな。ゴールディ・ホーンがいい。
また島田氏の作品ですが、初期の作品は結構読んだのですが、面白いと思つた事はありません。本人はとても面白い人だと聞いた事はあるのですが。
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