京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > 元店主の日記 >

サブメニュー

検索


月別の過去記事


2006年08月21日(Mon)

デジャブ 音楽

 ビヨンセの新曲『デジャブ』のPVがファンの間で騒ぎになつて居る様で。なんでも「あれは酷い! ビヨンセが可哀相!」「是非撮り直しを!」などといふ声が上がつてゐるさうなので、私も早速観てみました。

Video Description

Premiere First on Youtube. Beyonce DeJa Vu Music Video.

B'day
B'day
posted with amazlet on 06.08.28
Beyoncé
Sony/Columbia (2006/09/05)

 ふむ。ま、確かに一寸激しさが増してゐるかな、ビヨンセ。しかし、基本的に今までの路線の延長線上で、特に何が変はつた、といふ事はない様に思へる。では何故そんな騒ぎが起こつてゐるのかと考へてみると、多分、一部のファンの持つビヨンセ像が、ビヨンセ本人とズレてきてゐるのではないだらうか。

 昔からのビヨンセファンの人たちはみんな分かつてゐると思ふけれど、ビヨンセはパフォーマーとしてはティナ・ターナー系である。実際、デスチャのステージ上で、3人でアイケッツの物まねをやつてた事もあるし、そもそもビヨンセのあの立ち方! ぶッとい足をまるで四股を踏むかの様に踏みしめる。そして発情した巨獣が暴れるかの様に踊りまくる! 今回のPVでも、最後砂漠の様な所で踊つてゐる様は、ティナ・ターナーか? と錯覚する瞬間があつた程だ。JAY-Zの存在が、さらにティナ・ターナー感(アイク & ティナ!)を上げてゐる。そんなビヨンセと、ファッション雑誌などで振りまかれるセレブイメージから生まれたファンによるビヨンセ像との乖離ではないか、と愚考する訳です。

 とはいへ、大スターとなるには、様々なファンの色々な幻想を受け入れなければならない。さういつたものを全て呑み込んだ上で、さらに自分がある、といふ風でなければならない。といふのも事実なので、なかなか難しい所だ。さて、これからどうでるのでせうか、ビヨンセ。とりあへず、私は今のビヨンセ絶対支持です。

Comments

投稿者 はっさく : 2006年08月29日 07:57

私もPVを観たのですが、ケンタロウさんと同じく相変わらずすごいなと感動しつつ、大して違和感は感じませんでした。当然私も圧倒的支持に一票投じます。

投稿者 店主 : 2006年08月30日 03:44

はっさくさん ニーハオ!
ビヨンセと言へば因縁のライバル、ラトーヤがチャートで暴れまくつてゐるので、チョイちからを入れ過ぎたのかもしれませんね。でも、その方がビヨンセらしいかも。
ちなみにラトーヤのアルバムもなかなか素晴らしかつたですよ。なんと言つてもゲストのH-TOWNオールスターズの面々に悶絶です。
「B'day」が楽しみだー!

コメントしてください





※迷惑コメント防止のため、日本語全角の句読点(、。)、ひらがなを加えてください。お手数をおかけします。


※投稿ボタンの二度押しにご注意ください(少し、時間がかかります)。



ページトップ