眠られない季節が [ウメドン]
暑い。もの凄く暑い。また、眠られない季節が来てしまつた。仕事の関係上、朝方に眠りにつくので、ベッドについた瞬間からグングンと気温は上昇を続け、また家の構造上、蒸し風呂の様な状態になるので、1時間ほどしたら暑過ぎて目が覚めてしまふ。
そのまま苦しみと微睡みの間でのたうち続ける事になるのだけれど、結局全く疲れがとれないまま仕事に行く事になる。
圧倒的な倦怠感と茫漠とした眠気。最初のうちはいいが、仕事も終はりに近づいた夜更けになると、もう耐へられなくてフラフラになる。で、今日はお客さんも居ない事だし、と、カウンターに突ッ伏して寝てをりました。
すると、どれほど経つたのか、フッと異様な雰囲気を感じて目が覚めた。と、なんと! 隣にウメドンが座つて居るではないかー! ドドーン!「あ、目、さめました?」
ウ、ウメドン、その顔…
「え? 何かついてますか?」
酷いな。
「そ、そんなストレートな!!!」
いや、まァ、そんな意味で言つたんぢやないんだけど、ま、そんな意味でもいいや。
頭が朦朧として居る。
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