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2006年08月03日(Thu)

ウノピョン帰省 Online Shop, マツヤマさん, ウノピョン

 昨日の晩はウノピョンが来店してくれたのだけれど、店が結構忙しくてあまり相手もできないうちにウノピョンの終電の時間がきてしまひ、「ああー、話ができなくて残念」となつた所で、マツヤマさんの一声。「そんな、せつかく会社の休みで帰省してきてゐるのに、終電なんか気にするなよ。なんとかなるよ、そんなもの」。全くその通り。と、ウノピョンは妙に感動してそのまま終電を無視。結局、大阪に帰られなくなつたウノピョンの相手をして、私とトモコは本日の朝まで飲んで居たのでした。うーむ、しんどい。

 それだけ長々と喋つてゐると、話題は森羅万象に及んだのだが、そのうちの一部を抄録。

「ケンタロウさん、全体主義下でも内面の自由は保てますかねェ?」

うーん、期間が長くなれば、無理なんぢやない。

「でも、面従腹背、といふ言葉もありますよ。もし日本が全体主義化したら、さうやつて自らの自由を守るしかないんぢやないですか」

 いや、ダメだよ。全体主義下では、言論の自由がないから。人間の思想といふものは、決して完全にはその人自身のものではないんだ。他人と自由に話し合ふ事なしに、考へる事なんてほとんど不可能。だから言論の自由がない全体主義体制の下では、内面の自由は保てない。思想も創造能力も、全て干涸びてしまふ。…と、ジョージ・オーウェルが言つて居る。

「はッ、それはもしかして…」

 さうだ! 「リバタリ」Tシャツだ! ウノピョン、リバタリも購入せな。

「いやー、ボクは『スマイル』の方を買つたんで…」

 だから「リバタリ」も合はせてW購入。

「はッ、それはもしかして…」

 さうだ! 紳士道場だ!!!

 …と、まぁ、ダラダラ話は続いた訳ですが、何故かウノピョンは埼玉でもFM802を聴いてゐるさうである。有線で。

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