さらにリバタリ [Online Shop]
一昨日、昨日の続き。
我々がこの言葉を“リバタリTシャツ”のメッセージに選んだ理由は、“表現(言論)の自由”が“自由”の正に基礎にあたる、といふ以外にも、ある。何か分かるか、テラリー。
「いやー、店主ー。ボクはオイシンですよ」
うわ! オイシン、何してるんだ、こんな所で?
「もー、店主ねー、話が長いんですよ。三日も同じ話しなくてもいいぢやないですか。テラリー、帰つてしまひましたよ。」
なに、話を全部聞かずに帰つたのか。…仕方ない奴だ。
「いやー、テラリーも勉強が忙しいんですから、店主の話にいつまでも付き合つてられないですよ。で、ボクが岐阜からやつて来たんですが。さ、早く終はらせて下さい」
……。
「何を拗ねてゐるんですか。ほらほら、で、なんでこの言葉を選んだんですか?」
まァ、それはだなァ。うむ。ほら、あれだよ。日本はさ、“同調圧力”といふか“空気の支配”といふか、さういふのが強いぢやないか。だからどうしても、自由な発言がしにくい社会なんだよな。「さうですねー、ついつい自己規制してしまふんですよね。大勢に抗するのは難しい。周りに合はしてしまひますよね。あまり変なことすると、世間の目が痛い…」
だろ? ま、「自分が自分である事を誇る(by K DUB SHINE)」のが難しい社会なんだ。だからよけいに、表現(言論)の自由、といふのが大切だと考へた訳だ。
「店主も結構、筆禍事件を起こしてますからねー。」
ま、まあな。
「でも、かういつた“自分の聞きたくない意見にも耳を傾けよ! ”みたいなメッセージ自体、なかなか聞いて貰へないんぢやないですか? そんな事を言ふ奴は、鬱陶しいから村八分ですよ」
だからー、声高に主張するんぢやなくて、背中で密かに訴へてゐるんぢやないか。
「気弱ですねー」
奥ゆかしいと言つてくれ。…うむ。例へばさ、映画『V フォー・ヴェンデッタ』みたいに、みんながこのリバタリTシャツを着て、国会議事堂前に集結したら壮観なのにな。
「なんで国会議事堂前なんですか?」
いや、何となく…。
「なんですか、それは!」
はは、ま、イメージだから。うーむ、しかし、結局のところ、さういつた事は抜きでも、オシャレで着て欲しいな。
「つまるところはそれですか」
当然。それが基本だろ? …と、言つた訳で、オパール初のメッセージTシャツ“リバタリ”、絶賛発売中です。よろしくお願ひしまーす!
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