オイシンメイド喫茶 [etc]
オイシン、Kくんと共に来店。今日は二度目のメイド喫茶体験をしてきたさうだ。お、ちやんと通つてゐるぢやないか。で、どうだつた?
「いやー、今回はダメでした」
前回も、ダメ、と言つてゐたぢやないか。
「いや、前回は“ボク自身”がダメ、今回は“メイドさん”がダメだつたんです」
ほう、どうメイドさんがダメだつたんだ?
「要するに、凄くちやんとしてゐるんですよ! 普通、といふか。普通の、しつかりしたウエイトレスさん、て感じ。ただそれがメイド服を着てゐる、といふだけで、“萌え”要素がないんです!」
うーむ、すでに“萌え”要素を云々するやうになつてゐるとは…・。ぢや、イベントとかは?
「それが、どうもないみたいなんです。萌え萌えオムライスもないし。やはりメイド喫茶としては、甘いんですかね。…さういへば、お代はりをしたら籤を引かせてくれて、見事“200円割引”を引き当てました!」
…いや、オイシン、それ“イベント”やん。
「え! さうなんですか?」
さうだよ。さうやつて、メイドさんと何かして触れあふ事を“イベント”といふんだよ。
「えー! 触れあふッて…。籤ひくだけぢやないですか。それと一寸喋るだけ。その程度のことが…」
いや、それこそが“萌え”だらう。それ以上、踏み込んだらいけないんぢやないか。オイシンは一体何を期待してゐたんだ?
「いやー、まー、萌えー……」
まだ、修行が足りないみたいだな。今度はゲームに挑戦してみてくれ。
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