☆☆☆★★★
「30デイズ・ナイト」
Text by Matsuyama久々にロックフェラーのことでも書いてみるか。えっ「また陰謀論か」って? 言っておくけどオレは今どき「陰謀論?」なんてことを言うヤツは好きじゃないんだ。確かにテレビとか新聞の情報を真にウケているヤツらにはオレの言うことはちょっと信じ難いかもしれないけどなぁ。
まぁ細かいことを言うとまた長くなるから、今回は映画の話に絞ってみるよ、できるだけ。この映画、上映期間が短いらしいから急いで観に行った方がいいよ。余計なお世話か。
「ノウイング」
Text by Matsuyamaこの映画、けっこう長く上映しているので遅ればせながら書いてみる。あっ、そうそう、オレは今までみたいに「私は~だと思うのです」「~なのです」なんて書き方をやめることにした。たまに自分の書いた文章を読み返してみると「~なのです」なんてエラそうに書いているけど、ぜんぜんたいしたこと書いてなかったり、最悪、間違ってたりしていて頭から湯気が上がるほど恥ずかしくなってね。頭が悪いくせに良く見せようとするヤツの典型がこのオレだってことがわかったのさ。だから、ちょっとぎこちないけど、しばらくは「オレは~だ」って文体にしてみる。知らない漢字は変換しないで書く。「~と思う」なんて逃げ道もつくらずに「~だ」ってできるだけ言い切る。さらには気付かれないとは思うけど少し北海道訛りが混じる。そしてネタバレもある。
「子供の情景」
Text by Matsuyama2001年3月、アフガニスタンの中央部に位置するバーミヤンの巨大な古代石仏が、当時政権を掌握していたタリバンによって破壊され、その映像が世界中に配信された。同時に偶像崇拝や全ての娯楽を禁じるイスラム原理主義という“悪”の存在が世界中にに知られるきっかけともなった。そして同年の9月11日、ニューヨークの同時多発テロの首謀者である(とされる)アルカーイダの指導者ウサマ・ビン=ラーディンを匿っているのもタリバンであると世界中に伝えられ、そこからアメリカ軍によるアフガニスタン侵攻〜イラク戦争へと発展した。
「ザ・バンク 堕ちた巨像」
Text by Matsuyamaいきなり核心に触れる可能性もありますので未観の方はご注意ください。
「007 慰めの報酬」
Text by Matsuyama- 父
- マサユキ、今回の007も傑作だったな。
ーさぁ今回も核心に触れていこうかー
- 子
- うん、面白かった。
でも評判悪いよ、ボンドが硬すぎるとかボーン・シリーズみたいだとかって。
「トロピック・サンダー」
Text by Matsuyama- 子
- 父さんわかってた?
イジワルなプロデューサーの役が××××××だって。
- 父
- コ、コラ、マサユキ、ダメダメ、もう言うな、それをネタバレって言うんだぞ。
「その土曜日、7時58分」
Text by Matsuyama兄は弟に禁断の企てを持ちかけた。それは両親が営む宝石店を襲うこと。最悪の誤算をきっかけに、次々に暴かれる家族の闇。
とはこの作品の宣伝コピーです。原題は「死んだのが悪魔に知られる前に」といって、アイルランドの古い乾杯の音頭の引用だといいます。
「アクロス・ザ・ユニバース」
Text by Matsuyama- 子
- 北京オリンピックやっと終わったね。
- 父
- あぁ、夏も終わりだし、寂しくなったねぇ。
「ハプニング」
Text by Matsuyama失礼します。
これから、たぶんこちらのサイトで時々レビューを書かせていただくことになります松山禎弘と申します。
私はババさんこと故松山和弘氏の弟、親族と間違えられることがありますが、そうではありません。
ある意味、弟のような存在かもしれませんが、いや、ソッチのアレじゃなくって、歳も2つ下ですし、他人という言い方も寂しいものですから。
それでは、私が耳にした、ある父と子の会話、題して「父から息子へ伝える映画鑑賞法」のレポートを公開いたします。
キンキー・ブーツ
Text by BABA近畿一(いち)のブーツを作るのは誰だ!? ブーツ・バトル近畿大会の全貌を描く、……という、真っ赤なウソはおいといて、幸せへと導くブーツ、お作りします。ババン!
もしも昨日が選べたら
Text by BABA人生なんて、自由に操れる。と、信じていた。ババーン! 『50回目のファースト・キス』が空前絶後に素晴らしかったアダム・サンドラー、待望の主演最新作。
フラガール
Text by BABA未来をあきらめない。ババーン!
(以下は田口トモロヲの声色でお読み下さい)
輪廻
Text by BABAようこそ、前世へ。ババーン! 『THE JUON 呪怨』、日本人監督として初めて、興行収入全米1位を記録する快挙をなした清水崇監督の新作、Jホラーシリーズ『予言』と『感染』さっぱりワヤだったので一瞬の危惧がよぎりましたが、『女優霊』あたりから始まる和製モダンホラー、最良の一本となりました。
イン・ハー・シューズ
Text by BABA私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける。ババーン!
僭越ながら、宣伝文句にケチをつけます。『イン・ハー・シューズ』…「in her shoes」は、「彼女の立場に立って」「彼女の気持ちをおもんばかって」みたいな意味の慣用句だそうで、姉と妹お互いが、相手の立場に立って考えることができるようになるまで、強いていうなら「人の靴を、うまく履けるようになる」までのお話ですので、「自分だけの“靴”をみつける」というのは、的はずれではないか? 「自分の“靴”を見つける」ならわからんでもないのじゃがのぉ。
エリザベスタウン
Text by BABAすべてを失った僕を、待っている場所があった——。ババーン!! 待望(私だけ?)、キャメロン・クロウ監督の新作。
キャメロン・クロウ監督と申しますと、半自伝的映画『あの頃、ペニー・レインと』で描かれたように、元「ローリングストーン」誌の若きライター、その後、年齢詐称してハイスクールに潜入、小説『初体験リッジモンド・ハイ』を書き、その映画化作品の脚本を担当。『セイ・エニシング』で映画監督デヴュー、奥さんは80年代にヒットを飛ばした美人姉妹ロックバンド“ハート”のナンシー・ウィルソンだったりして、その作品にはロックに対する愛が満ちあふれるのが特質のひとつ。
PTU
Text by BABA真夜中に起こった事件を追う3組の警察 解決までのタイムリミットは午前4時。ババーン!
“PTU”とは、Police Tactical Unit=「香港警察特殊機動部隊」の略、日本の機動隊みたいなもののようですが、事件のないときも夜の街をパトロールする任務みたい。
延安の娘
Text by BABA“聖地”に置き去りにされた娘は それでも一目 実の親に逢いたかった。ババーン! 監督はおもにNHKテレヴィのドキュメンタリーを撮ってこられた池谷薫さん、その劇場用映画デヴュー作です。
ステルス
Text by BABA助けたい。その想いは、ミッションを超えた。ババーン! 対テロ戦争遂行のため結成された「見えない戦闘機」ステルス部隊の精鋭2人女1人混成チーム、そこへ新たに配属された「4人目」とは…?
Be Cool
Text by BABAイケてる? それとも イカレてる? ババーン! バリー・ゾネンフェルド監督傑作『ゲット・ショーティ』、そこでジョン・トラボルタが演じたシャイロック(借金取り立て屋)チリ・パーマーのキャラクターが素晴らしく、トラボルタ一世一代のハマリ役、映画オタクでトリヴィアを語りつつ、クールなトンチで抜け作小悪党をだしぬいて愉快痛快、その続編。