☆☆☆☆☆
「母なる証明」
Text by Matsuyama申し訳ないが、オレの採点はけっこういいかげんだからアテにしない方がいい。そもそも頭の悪いオレなんかに映画の採点なんて向いてない。ここにレビューを書く作品はイロイロ文句を言った作品であっても基本的に全て面白い。面白いからイロイロ書ける。
だから100点を付けたい作品も一杯ある。これもそうだ。ポン・ジュノっていうだけで観る前の段階からテンション上がり過ぎて80点スタートなんだから。もう開き直るしかない。
「グッド・バッド・ウィアード」
Text by Matsuyamaオレはコレに迷うことなく満点!。今でも思い出すと鳥肌が立つくらいカッコいい映画だった。確かにマカロニウエスタン(イタリア製西部劇)って言うのは、B級、C級でもいいし、コメディでもいい、話が矛盾だらけでもいい。でも何よりもカッコよくなかったら話になんない。カッコよければなんでもアリだ。
「グラン・トリノ」
Text by Matsuyama良く言えばシンプル、悪く言えば大味なクリント・イーストウッドの新作は、大盛りのジャンバラヤや、巨大なTボーンステーキを目の前にドンッと出されて「ガタガタ言わずに黙って食え!」って言われたような、かなりイイ意味での大雑把な「これがアメリカ映画だ!」という自身に満ち溢れていました。
チェンジリング
Text by Matsuyama「イーストウッドの新作があるらしい」と耳にしたのはほんの半年ほど前だったでしょうか。そのとき咄嗟に「アポロ11号のニール・アームストロング船長の映画ってもう撮ってたの?」って思ったら違ってました。6年も前からイーストウッドがアームストロングの伝記映画を製作・監督する計画をしているという話があったからです。けっきょく、その話は昨年春にユニバーサル・ピクチャーズが映画化権を所得しただけで、監督が誰になるかは未定だといいます。
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
Text by Matsuyama- 父
- お、お父さん…。
- 子
- うわっ、でたっ!言うと思ったよそれ。確かに年齢差で言えばこのくらいかもしれないけど、ボクは一昨年の12月に生まれた“リアル・ベイビー”だよ!
「イントゥ・ザ・ワイルド」
Text by Matsuyamaあのぉ、ちょっとお時間いただけますか?
- MT
- なんだよ、いま観たとこなんだから余韻ぶち壊すなよ。
宗教か?
いえいえ、スミマセン、テレビCM制作のために劇場の出口インタビューを行なっているもので、ご協力いただけませんでしょうか?
- MT
- オレでいいのか?
えっ、何がですか?