新年もよろしく!! 2015オパール映画ベスト10 【Part 1】 [ベストテン]
- 元店主
- 明けました、おめでたうー!!
- ヤマネ
- いやいや、まだですって。マツヤマさんまだ来ていないのにフライングしちゃだめですyoー。
- 元店主
- フライング・・・『郁弥、はやい!フライングだぞ!』
- ヤマネ
- そ、それ・・・もしかしてアニメですか?
- 元店主
- うん、「ハイ★スピード!」だよ。ヤマネくんは当然観たよね?
- ヤマネ
- う!・・・まだです、すいません!ってか、ケンタロウさんも「ガールズ&パンツァー劇場版」見てないんでしょ?ダメだなー。ダメロン。戦車アクションの傑作ですよ、これは。アニメに全く興味のない人でも楽しめると思います!マジ、おすすめ!女の子の日常シーンはつまらなすぎて拷問でしたけどね。
- 元店主
- 「ガルパン」は観たかったんだけど、やっぱりテレビ版をまだ観てないから。劇場版は、それが大変なんだよね、予習が必要という。という事で、もうすぐ公開の「傷物語」の予習は当然済ませたよね、ヤ マネくん?
- ヤマネ
- う!・・・な、長すぎるんですよー「<物語>シリーズ」。頑張って「偽物語」の途中までは見てますけど・・・。間に合うかなあ?
- 元店主
- いくら「傷物語」がテレビシリーズの前日譚とはいえ、少なくとも忍ちゃんが喋る所までは観とかないと。いいよー、喋ってる忍ちゃん。『ぱないの!』とか言ったりして・・・。あ、「ハイ★スピード!」は、これもテレビシリーズの前日譚だけど、別にテレビシリーズ 観ないでも大丈夫だよ。むしろ、独立した作品として観た方がいいかも。
- トモコ
- そうよ、ヤマネくん!ちゃんと観に行って、来場者プレゼント持ってきてよ。
- ヤマネ
- うう!・・・はい、なんとか、できれば・・・。
- トモコ
- ヤマネくんって、口ばっかりだからね。信用できないわ。
- ヤマネ
- うううう〜、マ、マツヤマさん〜早く来てくださいヨー・・・。
- 元店主
- 今電話があって、一時間遅れるって。
- ヤマネ
- ががーん!そ、そんなぁー!!!
─── 約1時間経過 ───
- マツヤマ
- おっす、おめでとうー!
- 元店主
- おめでたうございます!
- ヤマネ
- オメレトーゴライマシュ・・・。
- マツヤマ
- あれ?ヤマネくん、なんか調子悪そうだけど、なんかあったのか?
- ヤマネ
- ・・・マツヤマさん、アニメの話は全てこちらにて終えておきましたので、安心して鼎談に入ってください・・・バタっ
- マツヤマ
- なんだ?ヤマネ君が力尽きて倒れたぞ?・・・とりあえず、ここからアニメの話が一切出てこないということで安心安心。では早速ベスト10を各自提出!
マツヤマ ベスト10
- キングスマン
- コード・ネーム・アンクル
- ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男
- 悪党に粛清を
- マッド・マックス 怒りのデスロード
- アメリカン・スナイパー
- ラブ&マーシー
- 007 スペクター
- ドローン・オブ・ウォー
- アントマン
元店主 ベスト10
- さらば愛の言葉よ
- TED2
- アメリカン・スナイパー
- 神々のたそがれ
- キングスマン
- マッド・マックス 怒りのデスロード
- こころが叫びたがってるんだ
- アントマン
- マップ・トゥ・スターズ
- 007 スペクター
ヤマネ ベスト10
- マッド・マックス 怒りのデスロード
- ミッション・インポッシブル ローグネーション
- インサイド・ヘッド
- スターウォーズ フォースの覚醒
- シェフ! 三ツ星フードトラック始めました
- キングスマン
- ガールズ&パンツァー 劇場版
- アメリカンスナイパー
- フォックス・キャッチャー
- TED2
- ヤマネ
- 3人とも選んでるのって、限られていますね。3つか4つぐら いじゃないですか。ああ、3本だけです。じゃあ、ベスト3だけにしましょう、合計して発表!しかも1位が2本!!
オパール映画2015 ベスト3!
- キングスマン
- マッド・マックス 怒りのデスロード
- アメリカン・スナイパー
- 元店主
- ふ〜む、いたってよくあるベスト3になってしまったなぁ。
- ヤマネ
- とっても健康的ではないですか!
- マツヤマ
- まあ、「キングスマン」は図抜けてたよな。「コード・ネーム・アンクル」も面白すぎて「キングスマン」と甲乙付け難くて悩んだよ。「スペクター」も含め、スパイ映画 が3本とっても面白かったよなあ。
- ヤマネ
- こらー、スパイ映画に「ローグ・ネーション」を忘れないでください!!はっきりいって、娯楽映画としてめちゃくちゃな完成度の高さでしょう。ついにトム・クルーズはジャッキーチェンの後継者になってしまった。しかも悪役との対決もとんちが効いているし、ヒャッホウー!な映画だったじゃないですか−!
- 元店主
- 「ローグネーション」は確かに面白かった。肉体を使ったアクションの釣瓶打ち、ギリギリまで削ぎ落されて内容までほぼ無くなったストーリー、それによって駆動されるアクション。女性とのロマンスより仲間との絆を重視、って所も、今風だしね。実は「スペクター」とどちらを入れるか迷ったんだ。でも・・・敢て反動的な「スペクター」を採った、という感じかな。
- ヤマネ
- えー、「スペクター」は悪役が弱いですよー。悪の秘密基地まで出しておいて、狙ってることがしょぼい!やはり世界征服とか狙わないと。その点、「キングスマン」のサミュエルは悪役としてバッチリでしたね!
- マツヤマ
- 「キングスマン」でいうと、なんつってもコリン・ファースだよ。ちゃんとアクションできるじゃないか!と、感動した。
- 元店主
- あの教会のシーンは凄かったですねー。私は、あのシーンだけで「キングスマン」は映画史に残ると思います。アドレナリンが吹き出た。差別主義者どもを皆殺しにするという・・・あれは映画のテーマなんですよね。この映画の悪役であるサミュエルたちこそ、セレブのみの楽園を目指す最大の差別主義者ですから。むろん、マイケル・ケインも同罪。家柄や資産ではなく、マナーが人を作るのです!
- ヤマネ
- マナー不在の弱肉強食の荒野を描いた「マッドマックス」が同率一位ですが。
- 元店主
- V8! V8!
- マツヤマ
- この映画はお祭りだよな。爆音上映や絶叫上映など、様々な形態の上映が行われたし、V8にちなんで8回観に行くのがひとつの基準になったり、それを達成したらみんなで祝ったり。
- ヤマネ
- 銀色のスプレーを顔に吹き付けて、絶叫しながらショーウィンドウをぶち破ったり、竹竿の上に乗って通りすがりの人を襲ったりするのが流行りましたからねー。
- マツヤマ
- 流行ってねーよ!
- 元店主
- 単なる映画の枠を超えて、ひとつの現象にまでなったのが印象的でした。それだけ力のある映画であった、と・・・日本での興行成績はイマイチだったみたいですけど。
- マツヤマ
- 興行成績なんて関係ないよ。あんまりヒットしてるもんなんて、特に日本では、碌なもんじゃないだろ。・・・ところで、「キングスマン」も「マッドマックス」も、かなり笑える所があるのが共通点だよな。結構爆笑したからな、どちらも。その点、3位の「アメリカンスナイパー」は、どっちかというとシリアス路線。
- 元店主
- え?私は爆笑した所ありますけど・・・。
- ヤマネ
- ええー、どこですかー?
- 元店主
- 赤ちゃんのシーン。
- マツヤマ
- いや、あれは・・・笑うっつーか、脱力だろう・・・。イーストウッドの老人力が漲る名シーンではあると思うが。
- 元店主
- この映画は右翼からも左翼からも叩かれ、且つ絶賛もされた、という素晴らしくポレミカル且つエンターテインメントな作品ですからね、やっぱイーストウッドは偉いですよ。とにかくおもろい!
- マツヤマ
- そ、そうだよなぁ。確かにポ、ポレミカルな作品だったよなぁ。
- ヤマネ
- マツヤマさん、“ポレミカル”の意味わかってます?
- マツヤマ
- あ、あたりまえだろ! ・・・ええっと、この「アメリカンスナイパー」みたいな映画のことだよ、“ポレミカル”は。
- ヤマネ
- ん?マツヤマさん、それ説明になってないですよ。
- マツヤマ
- うるさいな!そんなヤマネくんみたいな奴のことを“ポレミカル”って言うんだよ!
- ヤマネ
- ええ?いや・・・あ、そうか、うむ、その通りか・・・な?うむ???
- 元店主
- はい、ちょっと休憩しましょうか。二人とも熱くなってきたみたいなので・・・ぱないの!
Comments
投稿者 uno : 2016年01月16日 10:33
今年もよろしくお願いします。
2015年unoのベストテンです。
1.アメリカン・スナイパー
2.マッドマックス 怒りのデス・ロード
3.さらば、愛の言葉よ
4.ジミー、野を駆ける伝説
5.007 スペクター
6.マミー
7.おみおくりの作法
8.アクトレス ~女たちの舞台~
9.マジック・イン・ムーンライト
10.ラン・オールナイト
1位、2位は不動。オパール選出のベスト3!のうちの2作品。本当にいい映画でした。
1位「アメリカン・スナイパー」には打ちのめされた。クリス・カイルとムスタファ、二人のスナイパーの側から描かれているし、見ている時もアメリカ酷いな。。。と思っていたにも関わらず、クリスの撃った弾がムスタファ目掛けて飛んで行った時に「当たれ!」と思った自分。考えさせられる。
2位。夏は「マッドマックス」計4回の鑑賞。聖地立川での爆音上映も体感しました。音が良いと興奮しますね!笑いあり、涙あり、祭りあり。V8!V8!
3位「さらば、愛の言葉よ」なんじゃこりゃ?意味わからん!しかしながら半端ない力強さ。3Dの不快感が三半規管に強烈な刺激。犬が川に流されるシーンが不思議と印象に残る。
5位「007 スペクター」ダニエル・クレイグの小肌のような鈍い輝き。江戸前でした。冒頭、メキシコのパレードでのアクションが最高にイカしてた。
6位「マミー」青年スティーブの素晴らしい演技!息子、母、お向かいさんの友情にグッときた。ラストが悲しい。
7位「おみおくりの作法」孤独死した男性の人生を辿って繋がる人間関係。地味なんだけど丁寧に作り込まれている。少し落語(人情噺)っぽさも感じる暖かさ。
8位「アクトレス ~女たちの舞台~」ジュリエット・ビノシュとクリステン・スチュワートが女優、マネージャーの関係を通して見せる、心理描写にゾクゾク。二人共、最高に素敵。
10位「ラン・オールナイト」夜のニューヨークのカーチェイスに痺れる。映像から街のドブ臭さ。息つく暇もなく一気に見せる。コモンが殺し屋として頑張ってた!
今年も素敵な映画に沢山巡り会えますよう!
投稿者 オーソン : 2016年01月16日 22:15
今年もよろしくお願いします。
2015年のベストはこんな感じで選びました。
1. マッドマックス 怒りのデス・ロード
2. コングレス 未来学会議
3. 私の少女
4. マップトゥザスターズ
5. ナイトクローラー
6. キングスマン
7. セッション
8. アメリカンスナイパー
9. 裁かれるは善人のみ
10. 共犯
1→ベタですが、今年はこれしかないと思います。映画を浴びるという表現がピッタリの作品ではないかと。あと、ニュークスがかわいかったです。
2→ぐにゃぐにゃした動きのアニメーションがよかったです。観れる劇場が少なかったのが残念でした。大きな劇場・音響のいい劇場で観たかった…。なぜ、京都シネマでは未だに公開していないのか謎です。
3→ペ・ドゥナとキム・セロンの演技が本当に良かった。ラストの雨のシーンも印象的でした。
4→ジュリアン・ムーア、ミア・ワシコウスカはもちろん、男の子役もよかった。単にハリウッド・ゴシップものというだけではない魅力があります。
5→清々しい位に最悪な性格の主人公が良かったです。絵的にもすごく格好よかった。
6→コリン・ファース格好良すぎです。教会アクションは素晴らしく、威風堂々の流れるシーンは笑いました。
7→ラストの演奏シーンはかなり熱くなりました。『ナイトクローラー』同様、主人公の狂気が良かったです。
8→また、イーストウッドの映画を入れているなあと思いつつ、面白いから仕方がないです。人間ダーツは本当にやっているのだろうか?
9→ロシア映画。鯨がでてくる1シーンがとても良かったです。ちなみに、原題は『リヴァイアサン』らしく、映画の内容的にもこの方があってます。別に「善人」が裁かれる話ではないので。
10→台湾映画。自殺事件を縁に知り合った高校生3人の青春映画。映像もでている俳優も瑞々しくで好感が持てました。
選べなかったですが、他に候補として『海にかかる霧』『野火』『皆殺しのバラッド』『薄氷の殺人』等がありました。
投稿者 ウメドン・ゴダールfrom梅本座 : 2016年01月18日 21:57
今年もよろしくお願いします。
あたたかいリクエストをいただきましたのでベスト10を発表させていただきます。今年は108本観ました。かなり少なめ。ババさんが勧めてくれた京都みなみ会館。今年もたくさん行きました。定席の右2列目通路側に座りながら、今日もひっそり左の2列目に座ってるのかなぁとババさんをそばに感じながら映画を観ておりました。
さあ、では総合ベスト10の発表です。/○○は監督
今年はそこのみにて光輝くのようなダントツ1位の映画がありませんでした。ちょっと残念。
1.傷だらけのふたり/ハン・ドンウク
2.徘徊ママリン87歳の夏/田中幸夫
3.あのひと/山本一郎
4.心が叫びたがってるんだ。/長井龍雪
5.イロイロ ぬくもりの記憶/アンソニー・チェン
6.ソレダケ that'it/石井岳龍
7.THE COCKPIT/三宅唱
8.野火/塚本晋也
9.お盆の弟/大崎章
10.キングスマン/マシュー・ヴォーン
1.新しき世界で大好きになったファン・ジョンミン主演。情に厚くどこか憎めないカネ貸しの話。冒頭の貸主を労わるシーンからジーンとくる。父親の威厳。優しい嘘。終活の綺麗さ。だから悲しさが引き立つ。ラスト30分は自動涙腺崩壊映画となっています。
2.北浜の娘と母の日常を撮った映画。重度の認知症の母。失礼だが会話のやり取りは、本物のボケと突っ込みというどの漫才師にも負けない面白さがあり劇場内は笑いで包まれたのが印象的。大阪。笑いの聖地ということもあり絶妙の間合いと掛け合いとボケは認知症になっても反射的に出るものなのだろうか。悩ましい問題を笑いに変えながら接している娘さんもGOOD!
3.京都みなみ会館が全国最先行上映というスペシャル感もありランクイン。たまたま鑑賞できた。織田作之助が1919年に書き下ろした脚本を1字1句変えずに制作。当時は戦争を応援する映画ということであった。今見ると新鮮。全くそのように見えない。100年前の穏やかな日常。四季折々の行事ごとが心地よい。100年前のシュールなギャグもなかなか良い。主演は日本チャップリン協会の大野さんと去年かぼちゃ包丁事件でワイドショーを賑わせた田畑智子さん。今年夏に全国ロードショー予定。
さて。こんなの反則ですがドキュメンタリー映画ベスト10です。
1.徘徊ママリン87歳の夏
2.THE COCKPIT
3.1212 ニューヨーク、奇跡のライブ
4.ソビブル、1943年10月14日午後4時
5.パーソナルソング
6.WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT
7.私の恋活ダイアリー
8.がむしゃら
9.ぼくは写真で世界とつながる ~米田祐二 22歳
10.パパ、遺伝子組み換えってなぁに?
10.有名なM社の話が出てくる。この映画の残念なところはバイオテクノロジーは何が何でも悪としか描かれていないところ。確かに悪い面はあるが良い面もある。テクノロジーと方向づけは別だと思う。両方解説しないと。そこがなければ結構上位にランクインしたかも。
またまた反則ですが梅本座ベスト3の発表です。
1.子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972年)
2.カリフォルニア・ドールズ(1981年)
3.やさぐれ姐御伝 総括リンチ(1973年)
1.若山富三郎のタテの上手さに酔いしれた。白装束を身にまとい「フフフ冥府魔道に生きんとする我らの門出の晴れ着でござる」と不気味に笑う拝一刀。怖すぎ。キターーー!と心の中で燃えましたね。せやけど拝一刀って名前がすごいわ。女にも容赦なし!
2.デトロイト、シカゴと当時の自動車産業と公害、スモッグ、空気感を垣間見れた。最後の試合のシーンはテンションあがりまくり!ロードムービー最高。あの体に悪そうなケチャップネチャネチャのポテトフライを綺麗なお姉さんたちが食べるのも良い。俺も食べたいわ。
3.みんなでピンク映画をスクリーンで観る。これぞ梅本座の醍醐味。京都じゃみなみ会館か梅本座しか味わえないないのではないでしょうか。池玲子の左口元のホクロがやたらとセクシー。主題歌もクソかっこいい。
投稿者 元店主 : 2016年01月19日 13:41
ウメドンヘ
たくさんのベスト選出ごくろうさま。ウメドンは大量の映画を観てるから、選ぶのも楽しいだろうね。
ところで、「やさぐれ姐御伝 総括リンチ」はピンク映画じゃないよ。誤解を招く様な間違いはしないように。ってか、やたらめったらたくさん観るのもいいけれど、今年は少しは映画の歴史とか学んでみたらいいんじゃないかな。今なら、ウメドンもそういった本とか楽しめるはず!
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