新年恒例 オパール映画ベストテン 2014年 【その1】 [ベストテン]
- ヤマネ
- やっほー、みなさん明けました!恒例のオパール映画ベスト10がやって参りましたよー。“無意味”で“テキトー”で“いいかげん”、略して「むてい」のベスト10ですよー!
- マツヤマ
- ゴホッゴホッゴホッ!
- 元店主
- 新年しょっぱなからテンション高いなぁ、ヤマネくん。ところで「むてい」って・・・「無底」?底なし?時代の底が抜けたとか?そういう事が言いたいの?
- マツヤマ
- ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホ!
- ヤマネ
- んー、・・・ムテイ、踊るマハラジャ、とか。ムティキング、とか。まー、王様って意味ですかねー。王者のベスト10。いま考えたんですけど。
- マツヤマ
- グエッホ!グエッホ!グエッホ!グエッホ!グエッホ!
- 元店主
- 「無底」といえばタルホ的には「A感覚」だね。A感覚は藝術や精神性の元だから、なかなかいいネーミンングかも。
- マツヤマ
- グオッホォ!ゲロッポォ!ガラッパァ!・・・ドンガラガッシャーン!!!
- ヤマネ
- おろ?マツヤマさんどうしたんです、そんな所に寝転がって。もう酔っぱらったとか?
- マツヤマ
- ・・・ち、ちがうよ!風邪なんだけど、今日は“飲む”つもりだったから咳止め飲んでないんだよ。でも大丈夫。さっきアブサン注文したから。ダブルで。やっぱ風邪とか喘息にはアブサンが効くよなぁ。飲み過ぎたら幻覚見るけど。
- 元店主
- でも55度の薬草酒って、脱法ハーブよりヤバそうじゃないですか?
- マツヤマ
- …って、オパールに置いてんじゃん!
- 元店主
- そうでしたー! みなさん、飲み過ぎに注意しましょー!
- ヤマネ
- はいはい!わかりましたから。しょーもない話はやめてサッサと本題に移りましょう。ほらほら、早くして下さい!!
- 元店主
- おっと、そうだった。では私からベスト10いきます。
元店主のベスト10
- リアリティのダンス
- ワールズエンド 酔っ払いが世界を救う
- ジャージーボーイズ
- スガラムルディの魔女
- グランドブダペストホテル
- キックアス ジャスティスフォーエバー
- ゴーンガール
- LIFE!
- 6歳のボクが大人になるまで
- たまこラブストーリー
- マツヤマ
- ホドロフスキーが一位、というのは、分かりやすいね。絶対にそうだと思ってたけど。
- 元店主
- まぁ、やはり私にとっても特別な一編なんで。去年の「まどマギ」と同じく、この一位は別格です。他と較べられない。
- ヤマネ
- えー、ケンタロウさん、アニメは「楽園追放」じゃないんですかー?
- 元店主
- うん・・・。いや、どっちが好きかと言われれば、「たまこ」より「楽園追放」の方が好きなんだけど・・・。でも「楽園追放」の方は、もっといける!もっと面白くなったはず!という気持ちがあって。まぁ、期待値が高過ぎるんだよね。だから敢て、「たまこ」を入れた。
- ヤマネ
- んー、まー、「たまこ」も素晴らしかったですけどねー。でも、確かにベスト10に入れるならどっちかひとつ、って感じですよね。アニメ枠。んー、ボクもどっちにしようか悩むなー。
- 元店主
- じゃあ、ヤマネくんのベスト10をみてみようか。
ヤマネのベスト10
- ジャージーボーイズ
- インターステラー
- キャプテンアメリカ ウインターソルジャー
- トム・アット・ザ・ファーム
- ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う
- ホドロフスキーのDUNE
- グランドブダペストホテル
- 新しき世界
- ゴーンガール
- LIFE!
- 元店主
- ヤマネくん、アニメが入ってないじゃないか!
- ヤマネ
- てへ、どっち入れるか悩み過ぎて結局外しちゃいました。ってか、もともとアニメ枠なんてないけど。
- マツヤマ
- ヤマネくんもホドロフスキーの映画入れてるな。ドキュメンタリーの方か。オレはどっちも観てないから。
- ヤマネ
- ええ、ドキュメンタリーでここまで面白いのはそうそうないですよー。なにせ、あの幻のホドロフスキー版「DUNE」が幻視できてしまう!という素晴らしいドキュですから。・・・じゃ、次はマツヤマさん。
- マツヤマ
- ・・・・・・。
- ヤマネ
- あれ?どうしたんですか?なにか?
- マツヤマ
- え、ああ、いや、別に・・・じゃぁ、これだ。
マツヤマさんのベスト10
- ジャージーボーイズ
- インターステラー
- 新しき世界
- チェイス!
- ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う
- グランドブダペストホテル
- キック・アス ジャスティス・フォーエバー
- LIFE!
- クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
- 複製された男
- ヤマネ
- ああー!マツヤマさん、ボクのマネしましたねー!やだなー、もうー。
- マツヤマ
- くっ・・・言われると思ったよ!こんなの発表の順番の問題だろ、全く。・・・にしても、ここまでヤマネくんとかぶるとは、心外だ。
- ヤマネ
- ボクはマツヤマさんにマネされても全然気にならないですよ。むしろ嬉しいかも!良かったですね。
- マツヤマ
- だからマネしてないって言ってるだろ!
- 元店主
- マツヤマさんもアニメ枠あるじゃないですか。しんちゃん。となると、アニメ枠がないのはヤマネくんだけだな・・・。
- マツヤマ
- アニオタのヤマネくんがアニメを入れないとは意外だよな。
- ヤマネ
- コラーっ!ボクはアニメ“も”割合積極的に観るというだけで、アニオタではなーい!しかもアニメ作品は今やケンタロウさんの方がかなり多く観てますからねー。
- マツヤマ
- まぁケンタロウさんの場合はアニオタで映画ファンという感じだな。
- 元店主
- いや、私を「アニオタ」呼ばわりしたら、本物のアニオタの人に怒られますよ。それより、なんでアニメと映画を分けるんですか?どちらも映画じゃないですか。
- マツヤマ
- いや、今年あたり「オパール強制アニメ道場」とか始まりそうでビビってるんだよ。だからチクッとね。はは。
- ヤマネ
- ボクなら強制されたら喜んで行きますけどねぇ。それとも起訴シリーズにアニメのためのスクリーン・クォータ制でも導入しましょうか?
- マツヤマ
- やめろー!もう10位の「しんちゃん」取り消すぞ!いや、「しんちゃん」はアニメというよりファミリームーヴィーだ。目がデカいヤツばかり出てくる少女アニメとはぜんぜん違ーう!
- 元店主
- マツヤマさん、それはヘイトスピーチ!差別ですっ!「しんちゃん」も同じアニメですから。
- ヤマネ
- 新年早々、波乱の幕開けですねぇ。・・・・と言う事で、オパールの総合ベスト5を選びましょう!三人分を合計して・・・
オパールベスト10
- ジャージーボーイズ
- ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う
- インターステラー
- グランドブダペストホテル
- 新しき世界
- ヤマネ
- ジャジャーン!一位はぶっちぎりでイーストウッドです!めっちゃオパールらしいですね!んで、エドガー・ライトにウェス・アンダーソンは順当な感じ。意外なのがノーランのベスト5入り。韓国映画はやっぱりね!って感じですか。
- マツヤマ
- えらく簡単にまとめたなぁ。まぁ、一位から順々に振り返ってみようよ。
ジャージーボーイズ
- 元店主
- 久々にイーストウッドにやられました。いや、毎回素晴らしい作品を撮ってるんですが、さすがに年だし、イーストウッドも最後のピークは「グラントリノ」かな・・・なんて舐めてたら、もう、ガツーン!と。
- マツヤマ
- 拳でやられた感じか。イーストウッドらしいな。
- ヤマネ
- もうね、省略の仕方が気持ち良過ぎるんですよ。長いこと映画に出て、自分でも撮ってきて、ここ要らんやろ!って事が分かってるんでしょうね。バスン、バスン、切っていく感じが凄過ぎ!
- 元店主
- さりげなく見えて、これ、かなり高度なことやってるよね。音楽の使い方もハンパなく上手いし。私としては、ある音楽グループに託された“人生”というものを数分感に凝縮した、まるでポップソングそのものを思わせるあのエンディングで、もうなにも言う事はない!あそこの高揚感は尋常じゃない。ポップソングに詰められた人生は永遠だ。おーわらなーい!
- マツヤマ
- 確かにあそこだけで一位の価値はあるよな。見上げるようなカメラワークで躍動感あふれる4人が、出演者の中を歌いながら駆け回るのがすごく良かったな。オレ的には髭を剃らせることで信頼度を示すシーンがマカロニっぽくて冒頭からニヤリだ!
- ヤマネ
- 若者の映画なんだけど、それぞれに同じ時間が流れているわけではない、ということを知っている老人が作った人生映画ですね。個人的には「君の瞳に恋してる」を披露するシーンで、今年一番の大泣き。唯一劇場で2回観た映画であり。ダントツで最高でした!
ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う
- 元店主
- これはエドガー・ライトの現時点での最高傑作だと思うよ、まぁ、個人的に。サイモン・ペッグ演じるゲイリー・キングのダメっぷりが極まってる。かつ、カッコ良さも極まってる。
- マツヤマ
- エドガー・ライトって、省略したいとこのコマを鷲掴みでゴソっと抜き取るような独自の早送りがリズミカルで好きだなぁ。
- ヤマネ
- あ、そういえばこの映画に出てた妹役の人、ロザムンド・パイクですよ!「ゴーンガール」の。気づいてました?
- 元店主
- ええー!全く気がつかなかった!
- マツヤマ
- ああ!言われてみればそうだったかも。なんかオバサンのイメージだよな。「アウトロー」でもオバサンっぽい印象しかなかったけど、「ゴーンガール」はチョー魅力的だったわー!去年観た女優でいちばんインパクトあったなぁ。
- ヤマネ
- それはまだ年末に観たばかりだからじゃないんですか?
- マツヤマ
- うん、そうかも…
- 元店主
- いや、「ゴーンガール」のロザムンド・パイクは最高にカッコ良かったですよ!去年観た映画の中では、「リアリティのダンス」のお母さん役のパメラ・フローレスと、「ゴーンガール」のロザムンド・パイクがツートップです。どちらも前半はパッとしない感じなんですが、後半になってグングンかっこよくなる。特に「ゴーンガール」のラストの部分はロザムンド・パイクに拍手と最敬礼を送りたくなりました。いや、実際送ってたんだけど。
- ヤマネ
- 「ゴーンガール」は、コメディ映画とみることも出来たし、色んなことがバシッと決まっていたし、傑作なのはそうですが・・・そこまで好みではなかった。
- マツヤマ
- ベン・アフレックも最高のはまり役だったけど、どうにもヒュー・グラントと重なってしまって・・・。ポランスキーの「赤い航路」と較べながら観てしまったのがいけなかったかもな。面白い、というより、面白さは分かるけど・・・とちょっと冷めた目で観てた感じだ。
- 元店主
- うーん、二人とも歯切れが悪いなぁ。なにか後ろ暗い所でもあるんですか?浮気してるとか。
- ヤマネ
- してる訳ないでしょ!ボクも学校で教えてるんだから、誤解される様な事は言わないで下さい!もー、話を「ワールズエンド」に戻しましょう!
- マツヤマ
- そうだな。・・・ゲイリー・キングが社会的弱者でありながら、絶対に譲れないものを持ってるところには感動したなー。あと「レゴの国へ帰れー!」とか叫んだとこがツボだった。その直前に息子と観た「レゴ®ムービー」の舞台となってるブロックシティがまさに支配された街なんだよな。
- ヤマネ
- レゴとかしんちゃんとか。マツヤマさんも結構・・・。それはいいとして、ワールズエンドは、音楽も完璧。酒場移動の時に流れるsuedeとかdoors とか、ナイスチョイスでしたよね。
- 元店主
- 私としては、シスターズ・オブ・マーシーね。あと、君たちを救ってあげよう、という宇宙人の申し出を、「オレたちは指図されるのが大嫌いなんだよ!」といって拒否するゲイリー・キングがやっぱ最高。素晴らし過ぎる。あれで、この映画は私の中で年間1位となったんだ。
- ヤマネ
- 2位ですやん!
- マツヤマ
- ということで、第2弾に続くぞ!
Comments
投稿者 uno : 2015年01月12日 00:55
こんばんは。
2014年unoのベストテンです。
1.ジャージーボーイズ
2.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
3.ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う
4.ダラス・バイヤーズ・クラブ
5.インターステラー
6.グランド・ブダペスト・ホテル
7.スノーピアサー
8.リアリティーのダンス
9.ゴーン・ガール
10.Xメン:フューチャー&パスト
1位「ジャージーボーイズ」はもう大好き。音楽の魔法を映画の魔法で表現した傑作。映画を観てから「December, 1963」をラジオで聞くたびに胸をギュッと鷲掴みにされます。オーワーラナイッ!
3位「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う」は”酔っ払いが世界を救う”ってサブタイトルだけでビール好きとしてグッと来まくっていたんですが。。。なんじゃこりゃーな展開に驚きと爆笑。ロザムンド・パイクの蹴り!あとイギリスのダメ野郎がカーステで昔のカセットテープを聞くのがたまんない。ハイ・フィデリティ(映画はシカゴが舞台だけど原作はロンドン)をちょっと思い出したり。好きです。
5位「インターステラー」は重力の強さと時間の関係に、ちょっと無理あり過ぎな時間経過。。。とは思いつつ、そんなの関係ないよね!っていうゴリ押し加減がいい塩梅。5次元空間が自宅部屋に繋がっているところの描写が超よかったし泣けた。映像の力強さを感じました。
7位「スノーピアサー」は列車がまるで北朝鮮のように思えたんです。ポン・ジュノが監督してるからそう思っただけかも知れないですが、凄く興奮した。
8位「リアリティーのダンス」はアップリンクでのトモコさんによる上映後トークで、映画を見ている時は全く分からなかったイメージの意味が明らかにされていくのが刺激的でした。実は原作本の方が好きなんですが。汲みとれていない部分があるんだろうなあ。
9位「ゴーン・ガール」は当初ベスト10には入っていなかったんですが、大晦日にオパールで話した仮面についての話で急遽ランクイン。影響されすぎ(笑)
2015年も多くの素敵な作品にめぐり会いたい!
投稿者 オーソン : 2015年01月12日 15:32
今年もよろしくお願いします。僕のベスト10です。
1.オンリー・ゴッド
2.グランド・ブダペスト・ホテル
3.ジャージーボーイズ
4.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
5.6歳のボクが大人になるまで
6.ゴーン・ガール
7.アクト・オブ・キリング
8.インターステラー
9.フューリー
10.フランシス・ハ
1位→レフン監督の次回作への期待も込めて選びました。この美意識はすごい好みです。ファイトシーンとカラオケシーンも格好良かった!そして、ホドロフスキーの存在が気になる契機となった映画です。
2位→ウェス・アンダーソンの最高傑作と言っても過言ではない出来栄えだったかと。
3位→とにかく幸せな映画でした。イーストウッドは本当にすごい!
4位→とにかくロケットが最高でした。あと、オープニングタイトルが出たときのテンションのあがり方は尋常じゃなかったです。
5位→やってる事はすごいけど、面白いの?と身構えつつみたら、すごく面白かった映画。数年に一度、観たくなる映画。
この1位~5位までの映画は音楽の使い方がすごく良かったです。どれもよく聴いてます。
6位→自分の中にもベン・アフレックスはいるなあと気づかされ、愕然としてました。
7位→こんなドキュメンタリーが撮れたことは素直に凄いと思います。あと、被写体のおじさんが魅力的です。
8位→ノーランの映画に対しては、いつも身構えてしまうのですが、今回は素直に楽しめました。ノーランの絵作りはSFにあうと思います。
9位→鬼軍曹による新兵しごきの話。苛烈で残酷な戦場描写が良かったです。対パンツァー戦車戦は燃えました。
10位→ウェス・アンダーソンが完璧に構築されたファンタジー世界を作っているのに対して、バームバックは現実世界で一瞬垣間見えるファンタジーを志向しています。興味を持ち続けている監督です。路上での一人ダンスシーンが素敵でした。
次回作はベン・ステイラーが主演の映画みたいなのでとても楽しみ。
次点・チョコレート・ドーナツ
→アラン・カミングの着ていたシャツがすごく格好よかったです。
次点・少女は自転車にのって
→岩波映画っぽいものもないと寂しいので次点で。ラストシーンは本当にせつなかったです。(京都公開は2014年だったので次点としていれてみました)
別枠 リアリティのダンス
オパールとの出会いを導いた監督の映画なんで、ベスト10の対象外にしました。
今年もいい映画が多く上映される事を願っています。
投稿者 ウメドン・ゴダール : 2015年01月12日 23:15
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
またしてもベスト10は書き込んでねという優しいお言葉に甘えさせていただきます。
去年はなんといっても、黄金町のシネマジャック&ベティ、早稲田松竹、片桐はいりさんもたびたび「もぎり」来られるキネカ大森、アップリンク本社など日本を代表する関東の名画座で映画を観れたことが収穫でした!時間もたっぷりありましたので年間123本見ることができました。
これで4年間で500本劇場で見たことになります(複数回含む)と、まあいつものように観てるだけなのですが、面白いことに皆さんとほとんどダブりませんでした(観てないわけではありません)
やはり俺はドキュメンタリー映画が好きなわけで・・・お金をPAYしてドキュメンタリー映画を観る。これ最高です。
ではでは俺のベスト10です。
1位 そこのみにて光輝く(呉美保監督)
2位 ソウル・フラワー・トレイン(西尾孔志監督)
3位 自由と壁とヒップホップ(ジャッキー・リーム・サッローム監督)
4位 ホドロフスキーのDUNE(フランク・パヴィッチ監督)
5位 世界の果ての通学路(パスカル・プリッソン監督)
6位 めぐり逢わせのお弁当(リテーシュ・バトラ監督)
7位 円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(行定勲監督)
8位 ドラッグ・ウォー 毒戦(ジョニー・トー監督)
9位 神さまがくれた娘(A・L・ヴィジャイ監督)
10位 パリ、ただよう花(ロウ・イエ監督)
最下位 野のなななのか(監督)
1位…とにかくダントツでした。4回鑑賞。必ず決まったシーンで泣けるところがあります。好きなシーンはチャーハンを食べるところ。題字そのままのシーンがラストに待っています。すごく重たい。終盤にかけてどんどん最悪になっていきますが、最後はストンと納得させられ幸せを感じて映画館を後にできます。作り方もとても細かくて丁寧。サントラも凄くいい。原作と全然違いますがこっちのほうが好き。
2位…年始に観てこれは1位だなと決めていたのですが…めっちゃ良い作品のではなく、なんか温かいんですよ。父と娘の関係が羨ましいと思った。その背景には俺と親父の関係もあるのかな。俺の身の丈に合った映画。
3位…アラビア語のラップ最高です!いろんなクルーが出てくるんやけど共通してることは、彼らには自画自賛ラップはないということ。内線で無茶苦茶な現状を魂込めてラップする。そのことを自分なりに消化して吐き出す。だから民衆に伝わる。そこがヤバいっす。内線で離ればなれのクルーとがっつりリンクしてるのもGOOD
4位…「失敗がなんだ!俺の人生だ」ってニコニコしながらホドロフスキーが言った言葉によって俺は病から立ち直れました。テンション高い後に時折見せるふっと寂しそうな表情は何なんだろう。
ちょっと飛ばして一言だけで。
7位…行定監督はGOしか面白く感じなかったのですが、これは良かったです。ぽっさんが俺の子供のときそっくりのしゃべり方だった。
8位…超接近戦のガンアクション。すごい迫力でした。こんなん観たことないです。
9位…7番房の奇跡。インド版って感じです。
最下位…やっぱこの人あきまへん。何がそんなに良いのか誰か教えてほしいとツイートしたら出演者にリツイートされました。ほんま無理っす。
今年のベスト10を振り返ると、この映画すげー!というのは選んでないのが多いということ。
あとからジワジワくる。なんか良い。という作品が多かったですね。
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