アベンジャーズ [強制起訴シリーズ]
起訴者:ヤマネ
強制起訴シリーズ20弾
「アベンジャーズ」
- ヤマネ
- すんばらしい!「日本よ、これが映画だ!」とか言われてたんで、たのむぞーっ!失望させんなよー!て思ってましたが、杞憂でしたね!
- マツヤマ
- ええ? オレはまあまあ・・・というか面白くなかったよ。ヒーロー多過ぎるし。
- ヤマネ
- なっ・・・!? いやこれ、ヒーローとか関係なく面白いでしょ!
- 元店主
- 私はそこそこ楽しめましたけどね。映画としての出来は良いと感じました。
- マツヤマ
- そうかなあ。「細かいことなんて分かんなくても適当に楽しめるだろ!」って感じがしてちょっと、な。それぞれのヒーローの見せ場は適当にあるけど、キャラ説明は不十分で、全体に浅い感じだな。
- ヤマネ
- それを洗練というんじゃないですか!ボクはそれぞれのヒーローはよく描けてると思いましたけどね。確かに、ある程度はアメコミの知識がいるでしょうけど。
- マツヤマ
- オレは「アイアンマン」しか観ていなかったけど、やっぱり「予備知識が欲しい」と思わせちゃダメなんじゃないか。結局さ、多くの観客はそれぞれの作品をDVDででもあらためて観たいと思うだろうし、そうなると2014年まで決まっているそれぞれの続編3作の集客にもつながると思うから、商魂たくましいマーベル・ヒーロー見本市作品!・・・という感じがしたんだけどな。
- ヤマネ
- もちろん、ハリウッドが商魂バリバリなのは当たり前じゃないですか!商売にもなり、作品のクオリティも高い。それが娯楽作品でしょう。これ、娯楽作品としてよく出来てると思いますよ、ね、ケンタロウさん?
- 元店主
- う、うん。確かに、よく出来てると思うよ。でも・・・まぁ、私的にもこれらのアメリカンヒーローたちは良く知らないので、知っている人たちほど楽しめなかったのでは、という気がするのも事実。そこらはマツヤマさんが言ったように、残念かな。やっぱ、今まで個々で知っていたヒーローたちが一同に会する、というのは燃えるだろうし、それがここまで上手く纏まったとなれば、感激も一入だろうなー、・・・と、ちょと醒めた目で観てた所もあるよ。私は「キャプテンアメリカ」しか観てないんですよ。まぁ、これだけでも観ておいて良かったかな。「アイアンマン」は、映画鑑賞後にDVD買ってしまいました。
- ヤマネ
- 買ってまでー!? かくいうボクもこれみたあとに「キャプテンアメリカ」見直しましたけどねー。ちなみに「アイアンマン」「アイアンマン2」「インクレディブルハルク」は見ていましたが、「マイティー・ソー」は未見です。で、「ファンタスティック・フォー」ってベトナム料理みたいな映画も見てません。
- 元店主
- 確かに「ファンタスティック・フォー」はマーベルだけど、「アベンジャーズ」とクロスオーバーしてないから。
- ヤマネ
- ちなみに、「フォー」の他マーベル・コミックで有名なのは「スパイダーメン」とか「Xーメン」とか、麺つながりが多いですね。このあともどんだけスピンオフとか準備されとんねん、メーン!
- マツヤマ
- もういいよ。・・・ふーん、アベンジャーズって“3”まで企画されてるのか。頼むから、もう強制起訴しないでね。
- ヤマネ
- それはどうしようかな〜♪ ヒーロー総登場といえども、「スーパーマン」や「バットマン」といった日本でも人気のあるDCコミックのキャラクターは出せないわけですが、それにしても、「アベンジャーズ」たるやどいつもこいつも結構地味ですね。「スパイダーマン」はマーベルなのにソニーの都合で出せないし。一番有名なのが「アイアンマン」だなんて。日本で言うと、「コナミワイワイワールド」ですネ!渋すぎ!
- マツヤマ
- 話についていけないよ・・・。コナミマンなんて聞いたことないぞ。
- ヤマネ
- マツヤマさんはヒーローものに興味がないからでしょ。いいですよーワイワイワールド。
- 元店主
- そんなん知らないって。
- マツヤマ
- まあ、どんな映画でも、グッときたり、ジーンとくる部分があるもんだけど、とにかく終止グッとくるところがなかったんだよな。強いていえば、最後にアイアンマンが犠牲になりそうなところか。でも、理想を言えば「あそこでアイアンマンが帰れなかったらなあ」とか「スタークが死んでたらなあ」なんてね、思う訳。続編があるから無理だけど。・・・っていうか、オレはヒーローものにぜんぜん興味がないというわけじゃなくって、あの中じゃアイアンマンが比較的好きなんだよね。スタークは単なる軽薄なオッサンに見えるけど、実は戦争を否定して“自主的にヒーローになった”唯一の人物だ。見た目チャラい、いろいろと世の中の裏を知っているなど、現実的で現代的なキャラクターであるのに比べ、他のヒーローたちはコミックのキャラから脱することができてないだろ? スタークは決して打算的ではなく、いつでも身を犠牲に出来る勇敢な人物で、その見た目とのギャップが面白いんだよ。だから、攻撃された空母のエンジンを命も顧みず修理にあたっていたシーンで観客に哀愁を植え付けたからこそ、ラストのミサイルを宇宙に捨てに行ったシーンはもっと引っ張って欲しかったんだよな。
- 元店主
- そうですね。この映画、よく出来てるんだけど、ハッとさせられるシーンはなかったかな。まぁ、どうにも世界観が自分にあわない、という所はありますね。といっても、脚本もいいと思うし、世界観自体はよく練られていると思います。娯楽作品とは何か、娯楽作品とは如何にあるべきか、という事をよく考えているなぁと。そこは「ダークナイト ライジング」より上かもね。
- ヤマネ
- そうそう!「ダークナイト ライジング」は脚本もうちょっとなんとかならへんかー、と思いますもんね。コミック映画として、この夏は嫌でも「ダークナイト ライジング」と「アベンジャーズ」は比較されますが(注「アメージングスパイダーマン」は無視)、クリストファー・ノーランはやばいです。粗が目立ちすぎ!
- 元店主
- うん。脚本は悪いね。粗過ぎ。でも実を言うと、私は「ダークナイト ライジング」の方が「アベンジャーズ」より楽しめたんだよね。例えば、ゴードンがバットマンを呼んでビルにマークが出る所とか、おお!と思うシーンが結構あったし、また世界観的にもバットマンは好き。対して「アベンジャーズ」はどうにも自分と関係がない世界らしく、後にあんまり何も残ってないんだよね。どんどん、印象が薄れてきてるし・・・。
- ヤマネ
- ボクは「ダークナイトライジング」の淡々としすぎた演出や、最後の方、マイケル・ベイか!?と失笑するようなありえないアクションの連続にはのりきれないですねー。ま、そこそこかっこいいシーンはあるけど、現実とリンクさせたい部分とファンタジー的な部分のバランスのさじ加減が悪いので、いったい何がいいたいねん???ってなる。警官達と傭兵が激突するシーンとか、はあ?市民はどこいったん?って。その点「アベンジャーズ」は脚本のバランスが優れていて、観客を誘導したい方向が明確だし、細かい粗を無視しやすい。「ノーランよ、これが映画だ!」と言いたい。もちろんノーラン本人を前にしたら、すんませんファンです、とかいって写真とらせてもらいます。てへ。
- 元店主
- 確かに、ノーランは世界観の作り込みが甘いよなぁ・・・。突っ込みどころが多過ぎるんだよね。すごく面白くなりそうなだけに、私もそこらが残念で残念で・・・。でも、まぁ、映画ってそれだけじゃないから。
- ヤマネ
- バットマンが真の意味で何と戦っているのかわかりにくいのに対して、「アベンジャーズ」のヒーロー達は、ロキと戦うことよりも、自分たちの立ち位置の確保に奮闘している、というのはわかりやすかったじゃないですか!グッときたのは、おれはモテモテだぜってスタークが言った時、多分恋愛経験0のキャプテンアメリカが、むぐぐってなったところです!痛いところつきすぎ!涙目!
- 元店主
- 「アベンジャーズ」には、“ヒーロー”というものに対する懐疑的・批評的な視点があるよね。ヒーローに対する市民の批判的な意見を流したり、そもそも政府上層部がヒーローたちを怪物とみなし、できれば排除しようとしている。故に彼らの方も、そんな政府を信用していない。こういった視点は、現代という時代において不可欠なものでしょう。いまどき、無邪気にヒーローなんて肯定できない。アメリカが世界の警察(ヒーロー)を気取って世界中を牛耳った結果、現在の世界中の荒廃と混乱があるんだから。で、実はバットマンにもそれはあって、というかフランク・ミラー版のバットマンこそそれの本家本元なんだけど、ノーランのバットマンサーガではそれがうまく描けてないんだよね。描こう、という意志は伝わってくるけど。それに較べて、「アベンジャーズ」ではそれがうまく描けている。で、そういった批判的な視点を持ちつつ、最終的にはヒーローを肯定してる。肯定できている。そこが良かった所かな。
- ヤマネ
- でもってそれを体現してるのが、キャプテン・アメリカちゅうわけですね! スタークがキャプテンアメリカに、なんだ、お前のそのコスチューム、星条旗じゃん って小バカにするところも、きいてたなあ〜。一度落としてやっぱり持ち上げる。ヒーローものがわかってらっしゃる♪
- 元店主
- 正直言って、映画版「キャプテン・アメリカ」を観た時は、なんだこいつ?と思って、全く魅力は感じなかったけれど、この映画におけるキャップは素晴らしかったね。アメリカの理想とするヒーロー像を体現している。理想を信じ、勇気と誠実を持って、理想のために自らの身を捧げる、と。これに対極なのが、アイアンマン。彼は、徹底した個人主義で、ニヒリスト。自分しか信じない。そして信じるに足る、知力と力と財力を持っている。マツヤマさんも言ってた様に、現代におけるヒーローとしては、アイアンマンの方がリアルだろうね。キャップではアナクロでしょう。しかし、アイアンマンではリーダーシップはとれない。リーダーになれるのは、高い理想とそれに対する強い信念を持ち、そのために徹底して無私になれる人間。それがキャップ! 戦争状態になった時に、キャップがグイグイとリーダーシップを発揮していく様にはちょっと感動したな。強い個と自我を持ち、自立した連中が、いかにして連帯するのか、というテーマも良かった。
- ヤマネ
- 非常にアメリカ的ですね。アメリカの魅力的な部分というのはそういうところだろうし。
- 元店主
- うん。よきアメリカだと思うよ。リバタリ的ともいえるかな。上官(ニック・フューリー)の指揮下には入らない、と言って、みなが勝手に離脱するのもそうだし。健全な娯楽大作だと思う。むしろ、健全すぎるのかも。
- マツヤマ
- それには同感。で、その連帯ってやつ、ヒーローたちはキャプテン・アメリカをリーダーにした多国籍軍・・・という見方はしっくり来ないけど、やっぱりそう見るのが自然なのかな?
- ヤマネ
- 自然なのかな? ってマツヤマさんの深読みタイム、いよいよ開幕すか(笑)
- マツヤマ
- ごほん。・・・えー、ニューヨークを侵攻するチタウリ軍は悪の枢軸国というより、アメリカにとって目下の敵である深刻な経済問題だ!そしてニューヨークを局地的に攻撃しているのはアメリカ発の世界不況、つまり大恐慌の引金はニューヨーク発であったという事実を表しているんだな。シールド長官ニックとモニターで会議をしたり指令を出す不気味な上官たちは誰なのかというと・・・ユダヤ系圧力団体、すなわちイスラエル・ロビーであり、あの中にいた女性のモデルはヒラリー・クリントンなんだよ。そっくりだっただろ?・・・となると、ニックのモデルは、アメリカ=イスラエルの関係を過去最悪にしたといわれるオバマ大統領なのね。これがこの映画の真実だ!ババーン!
- ヤマネ
- ハハハ。
- マツヤマ
- さらにさらに! オバマがイスラエル訪問を延期させたという中東特使のジョージ・J・ミッチェルは元ウォルト・ディズニー・カンパニーの取締役会会長というのも単なる偶然ではないのだ! ニック役のサミュエル・L・ジャクソンは『キャプテン・アメリカ(前作)』も含めて同キャラで9作品の契約をしている、ということは、オバマは再選して2期目も任期を勤め上げる、ということが予め決まっているんだよ。どうだっ!これ文章に起こしたら文末に「いいね!」とかつけろよな。
- ヤマネ
- イヤですよ、まったく!「アベンジャーズ」の解説としては日本一いいかげんなこと言ってますね!
- 元店主
- マツヤマさんは映画がつまらなかったからさ、そうやって無理矢理楽しんでるんだよ。それも、映画の楽しみ方ですね。 ババさんなんか、あんまり映画がつまらない時は、字幕のフォントを観て楽しんでたらしいよ。
- マツヤマ
- 観ているときは気付かなかったけどキャプテン・アメリカ役のクリス・エバンスって『セルラー』の主役でチャラい兄ちゃんだったよね。
- ヤマネ
- 雰囲気違いすぎでしたね。でもまさにアメリカの正義って顔してますやん。ヒーローの顔って大事ですねえー。ハルクのエドワード・ノートンの降板は少し残念と思ってたんですけど、なんとなくロバート・ダウニー・Jr.とキャラがかぶっちゃうのかもしれない。だからキャスティング的にはこんな感じで丁度良かったと思えます。この映画が楽しい部分というのは、てんでバラバラの個性を持ったヒーローたちが如何にしてチームとなるか、というところを楽しんで描いてるからでしょう。チームが出来た後はもう個人の能力とかどうでもよくなる。ブラックウィドーとか、神様であるソーと同列に並んでること自体おかしいのに。「七人の侍」、「荒野の七人」にしても「逆境ナイン」にしても、仲間が集まって行くときのワクワク感の方が、最後の戦闘シーンより絶対強い。だから一度チームが結成してしまったら、戦う敵が魅力的でないとどうしようもなくなる。「アベンジャーズ2」はこけるとみてます。「オーシャンズ11」シリーズが全然面白くなくなったのと一緒。
- マツヤマ
- だけど見ごたえがあったのはアイアンマンのアクションやスーツの脱着シーン。CGの技は冴えてるよなあ。
- ヤマネ
- 日本人がCG作ってるらしいですけど。テッカマンを参考にして。確かにかっこいいですよね!日本も負けてられないですよ。実は日本も頑張ってるんですよ。これですからね、これ。↓
- 元店主
- ・・・これ、我々に喧嘩売ってんの?
- ヤマネ
- たぶん、そうですね!と、言う事で、来月の強制起訴はこいつですか?
- マツヤマ
- いやだよ!最近、そうでなくても時間がなくて、自分の観たい映画が観られないのに・・・。
- 元店主
- そうですね。私も最近お金がないからなぁ・・・。誰かが、お金を出してくれるなら、観てもいいですけど。
- ヤマネ
- せこーい! でも確かに我々もノーギャラで毎月こんな事やってますからね。どっかからギャラでないんですか?この鼎談。
- 元店主
- 出ません!・・・という事で、9月の強制起訴映画は・・・「白雪姫と鏡の女王」です!
- マツヤマ
- お、ターセム・シンの新作か・・・というより、石岡映子の遺作だな。
- ヤマネ
- わーい!お藝術系エンターテインメント映画ですね!つー事で、ではまた、来月!
Comments
投稿者 uno : 2012年09月05日 23:20
スタークが魅力的でした。
最初に登場した時、おおブラック・サバスのロンT着てるやん!って思ったら、その後もずっと着てる。
なんでやろ?とか思ってると、アイアンマンかい!(注:アイアンマンはブラック・サバスの曲)
ちょっとした自己主張がお茶目すぎる。
私自身、鼎談で語られている場面でグッときたのでここでは触れません。
で、いきなりですがこの映画、科学者のエゴと核問題を描いてると思うんです。
ロキの催眠術に掛かり、四次元キューブで地球と宇宙を繋いだ科学者(セルヴィグ)が催眠術から目覚めた時に「自覚はあった」と言う。セルヴィグは危険なことを知っていながら科学者としてのエゴに負けて四次元キューブを使い、地球と宇宙を結ぶワームホールを作ってしまった。開けてはいけないパンドラの箱。
人間の手には負えない物質とは?アベンジャーズだと四次元キューブであり、現実の世界だと核物質になる。
マンハッタン計画を思い起こさせます。
第二次世界大戦という時代背景があったにせよ、科学者のエゴが無かったとは思えない。
ワームホールから次々とチタウリが攻めてくるなか、ソーがロキに向かって「この状態を何とかできるのか?」って聞いた時に、ロキが「無理」と答えたところなんて広島・長崎に原子力爆弾が投下された後のアメリカの政治家、軍人、科学者の姿を想像してしまう。
一方でスタークは「クリーン・エネルギーの自家発電」によってビルの電力を賄っている。
エネルギーの象徴として、四次元キューブとクリーン・エネルギーが対決しクリーン・エネルギーが勝利するという構図。
これは現実世界において、原子力発電(核物質)とクリーン・エネルギーの対比に置き換えられると思うんです。
アベンジャーズが脱原発映画だったとは!
ますますスタークが魅力的に感じられます。
強引だとは思いますが妄想を膨らまして見ると、それなりに楽しめました。
投稿者 マツヤマ : 2012年09月06日 01:40
ウノピョンへ
深読みで攻めたのね。いいんじゃないでしょうか。
こういうのを読むと、やはり以前のようなワケの分からないことを冷や汗流しながら書いている(と想像できる)ウノぴょんが懐かしくなります。などと勝手なことばかりは言ってられないので・・・
さて「四次元キューブ」の「キューブ」だけでも深読みできそうだし、字で見るとドラえもんの小道具みたいだけど、確かに核兵器、というか広い意味で大量破壊兵器だよね。
他国に「大量破壊兵器作っとるやろ?」ってイチャモンつけるくせに「自分の国でも開発してました」っていうのが劇中(実際にも)のアメリカの姿であり、スタークはそれを見て見ぬ振りしてたんだよね。それがリアルなアメリカのダブルスタンダードってことだと思うよ。
「原子力発電とクリーン・エネルギー(原子力もそう呼ばれているけど)の対比」は必ずしも絶対善 対 絶対悪ではなくて、どちらか都合のいい方がアメリカを中心としたグローバリゼーションのアイテムとなるだけのことではないのかな。脱原発にも落とし穴があると思うよ。それはユダヤ的二元論、両建て主義であって、現実はどちらもクリーンではない汚い世界ということだと思います。というか、四次元キューブとクリーンエネルギーの対決の映画じゃなかったような・・・?
「科学者のエゴと核問題〜セルヴィグに自覚があった」これはいい感じだね。科学者のエゴ云々は別にしても、パンドラの箱は近代化とともに何度も何度も開けられて来たからね。
広島・長崎のくだりはよく分かりません。
では!
投稿者 マツヤマ : 2012年09月06日 01:57
追伸
うっかり見過ごしたけど、キミにもグッときたところあったんだ!
それはキミにとって最大のテーマだろ。感情というのは人それぞれだから、鼎談とかぶってもいいので、具体的に心情を語ってみてよ。
投稿者 uno : 2012年09月08日 23:11
マツヤマさん
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
グッときたとこですが、スタークに関する以下2つの場面です。
①飛行空母のエンジンが止まったとき、自らタービンを回す
②核ミサイルをワームホールの外に持ち出す。彼女の写真を見る。交信失敗(泣)
2つの場面に共通してるのは咄嗟の判断の上での自己犠牲。このことはスタークの魅力としてマツヤマさんも鼎談で言っておられますよね。2つの場面、ベタベタやなとは思うのですが、やっぱりグッときてしまった。幼少の頃に植え付けられたコミックの影響なのでしょうか。
キン肉マン、ドラゴンボール、聖闘士星矢、北斗の拳。ジャンプばっかやん。
ヒーローは自己犠牲をしてなんぼのもんでしょ!ってことで懐かしさもあり単純に乗っかってみました。久しぶりのこの感覚。実に古典的なのですが反射的にグッときました。
②の場面なんて頭の中でアルマゲドンでのエアロスミスの曲が流れてましたよ。アルマゲドン見てないですが。。。
ところで、セピアもバラバラではあれ、3名で活動しているはずなのに。。。
オイシン・セピア、テラリー・セピア!ヘルプヘルプ!
こんなことでは強制起訴に立ち向かえないぜ!(アメコミ風味)
では!
投稿者 トモコ横槍 : 2012年09月08日 23:23
>ところで、セピアもバラバラではあれ、3名で活動しているはずなのに。。。
ここにグッときました。
投稿者 マツヤマ : 2012年09月10日 00:07
>ところで、セピアもバラバラではあれ、3名で活動しているはずなのに。。。
近々テラリー主導で3名がひとつになるときが来ると思います。
ちなみに〇〇・セピアという表現は間違いです。例えばそれは柳葉・セピアとか哀川・セピアとか言っているようなものなので。
投稿者 元店主 : 2012年09月13日 03:39
・・・う〜む、いつまで経っても残りの二人が書かないので、とりあへず、うのぴにだけでも返事をしておくか・・・。
うん、なんか、うのぴって学習能力がやっぱあるんだね。なんとか、形になってるやん!ちょっと、感動したよ。なにせ、オイシンの様に15年かけても全く成長しない人間をみてるもんで、ほぼ人間の学習能力に絶望しかけてたから。
といふ訳で、この調子でこれからも頑張ってねー・・・
・・・といった感じで終はりたいんだけど、それも素っ気なさ過ぎるので、ちょっとだけアドバイス。
うのぴのやったのは深読みだね。鼎談にはない独自の視点で深読みしてて、いいと思ひます。が、やっぱ深読みといふには浅過ぎるんだよねー。
これはマツヤマさんも指摘してたけど、原子力発電vsクリーンエネルギーといふ図式はをかしいでせう。だって、311までは原発こそクリーンエネルギーと言はれてたんだから。
もしここで言ふなら、クリーンエネルギーではなくグリーンエネルギーだろ。グリーンエネルギー(グリーン化されたエネルギー)とは、むろん再生可能エネルギーの事で、また“グリーニング”とは、いはゆるロックなどのカウンターカルチャーを礼賛する意味合ひもある。ほら、スタークはブラックサバスのTシャツ着てるやん。スタークは“グリーン”なんだよ。
もしうのぴの様な視点で攻めるなら、原発=産学協同=中央集権=既存権力層VSグリーンエネルギー=カウンターカルチャー=権力分散=草の根・・・といった射程で考へた方が面白いと思ふぞ。
さらにいふなら、オバマは最初、原発推進だった訳だ。グリーンなイメージの強いオバマだけどね。それと、マツヤマさんが深読みした、ニック・フューリー=オバマ、といふ視点(むろんイスラエルロビーも)をつき合はせれば、どんどん話は面白くなるんぢゃないか。
アベンジャーズ=脱原発映画、といふのは、ちょっと薄っぺらいんだよね。深読みするなら、もうちっと深くいった方がいいと思ひます。
それは、次回の課題かなー。
投稿者 uno : 2012年09月16日 13:38
トモコさん
セピアのメンバーに軽くスルーされてしまい、別な意味でグッと来ています。
マツヤマさん
セピア用語の使い方、全く把握しておりませんでした。
テラリー主導・・・。なんだろう。
元店主さん
まだまだ浅い読みですが、何かのきっかけになって欲しいなと思っています。
グリーニングは初めて聞きました。そう考えるとスタークが着ていたサバスTシャツの意味合いが面白い!
オバマは今も原発推進っぽいような。
ドイツのメルケルも原発推進だったんですよね。彼女は元々物理学者。
ここにも原発=産学協同=中央集権=既存権力層が。
但しドイツの場合は緑の党が躍進して、恐れをなしたメルケルは脱原発を政策に打ち出しましたが。
では!
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