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2008年10月20日(Mon)

「ゲット スマート」 ☆☆☆★

Text by Matsuyama

前回『アイアンマン』からの続き

一方『ゲット スマート』は正統派?スパイ・コメディですが、なんといっても悪の組織“カオス”のボスの手下役で出演した強烈キャラのケン・ダビディアンはインパクト大きいですねぇ。なんて喜んでいるのは私だけでしょうが、キャラが『ボラット〜』のときといっしょだったものですから。

そして、いかにも晩年のバーンスタインのようなユダヤ人を思わせるヨボヨボの年寄指揮者による第九の演奏ラスト(第4楽章の「歓喜の詩」はフリーメイソンの理念)では核テロが…というときにちょっとヌケキャラな大統領はというと、小学生に「私の“牛”さん」?を朗読中というのがブラック!。
「CIAはルールを破る」なんて重要なセリフもサラッと流し「自分たち(秘密諜報機関“コントロール”)は正統派ですよ」という、一歩放れて自国を描いているといったような作品ですが、本当のワルは内部にいたりします。
スパイものに限らず、最近のコメディ作品はほとんどと言っていいほど自国批判告発作品となっております。これも続編あるみたいですね。
ちょっと脱線しますが、アン・ハザウェイよかったです!。ロシアでのドレスとウィッグ姿は『黄金の七人』のロッサナ・ポデスタにそっくりでしたね。それに比べてスティーブ・カレルはちょっとキャラを意識しすぎてカタかったような気がしますが、でも、シリーズ化すれば肩の力も抜けて…って、いったい何様なのかわりませんが期待してます。

さて、どちらの作品でも悪者は滅びていますが、現実ではまだ生きてます。しかし大勢の人の命を犠牲にして金儲けをしているヤツらには必ず天罰がくだります。日本でも小泉・竹中コンビはネオコンの手先ですから“ブッ◯◯され”てもいいと思います(って書いたら捕まるんだっけ?)。ブッ飛ばされてもいいと思います。なんてことばかり言っていたら私がいつか“ブッ殺され”ます。

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