フィットネス
筋トレ
雑誌「Tarzan」を読む。“筋トレ”特集である。最近は一寸筋トレをサボり気味で…、ま、だからこそ、定期的にこのやうなものを読んだりして刺激を与へる、といふ訳であるのだが、そして実際、かういふのを読むと猛烈に筋トレをやりたくなつたりするのであつた。
ジム移籍問題
コータローくん来店。ジムを移らうかどうか、悩んでゐる、といふ。コータローくんが移らうかと悩んでゐるジムは、現在通つてゐるジムに較べて、①家から近い ②会費が安い ③設備が最新、といふ利点があるといふ。
禁句?
マツヤマさん & サコさん来店。マツヤマさんが、「ここではまだ、**といふ言葉は禁句ぢやないの?」と言ふ。
もしかして、それは、“ジム”の事ですか?
ジム乱立
千本の二条のあたりに「GOLD'S GYM」が建設中である。「GOLD'S GYM」と言へば、ジムの名門。あのシュワルツネッガーを産みだしたことでも有名だし、世界最大のジムチェーンでもある。私の通つてゐるジムでも、マッチョ系の人々は大抵“GOLD'S GYM”と名の入つたベルトをしてゐる。ただ、ここの「GOLD'S GYM」にはプールがないやうで、この点はマイナスだが、それでも京都の他のジムにとつては脅威となるだらう。…と思つてゐたら、なんと! この未だ建設中の「GOLD'S GYM」の隣に、「コスパ」といふジムが出来つつあるではないか。しかも「コスパ」にはちやんとプールがあるのみならず、結構巨大。まだ建設中なので何とも言へないが、かなり充実した内容に思へる。これは「GOLD'S GYM」もウカウカとしてはゐられないな…。
寒い日のジム
寒い。雪が降つてゐる。霙が降つてゐる。こんなに寒くなると、ジムに通ふのがかなり億劫になつてくる。といふか、まづ布団から外に出るのが至難の業だ。あと、5分! あと5分! と心の中で念じながら、すぐに1時間、2時間と経つてしまふ。
インボディ
筋トレを始めて約3ヶ月。そろそろ効果が現れてきてゐるはずなので、再びインボディを受けてみる事にした。インボディとは、全身に電気を通して、身体全体の筋肉量、脂肪量、基礎代謝、筋肉各部の太さ、各部分ごとの脂肪の厚み、などを調べる事である。これの面白い所は、フィットネスポイントと言つて、身体の点数が出るところである。むろんこれは筋肉量や脂肪率、基礎代謝量、BMI、ウエストヒップ比、栄養状態…などの、主に身体のハード面に関はる点数で、運動神経などのソフト面は関係ない。実際に、運動神経のあまり良くないテラリーも、フィットネスポイントは86点となかなかの高得点だ。ちなみに私のフィットネスポイントは前回測定時で80点。ま、標準。90点以上がアスリート並み、といふ事らしいのだが、コータローくんが90点である。
活性酸素
活性酸素が身体に悪い、老化の原因だ、と、世の中に喧伝されてから久しい。今では、活性酸素を抑へる! と銘打つた様々な健康・アンチエイジング食品が売り出されてゐるし、アンチエイジングレストランなるものまで出来てゐる。私が10年以上前に「スポーツは身体に悪いんだぜ(スポーツは活性酸素を大量発生させるから)」と言つて、みなに変人扱ひされてゐた事を思ふと、隔世の感がある。が、最近、なんと“活性酸素は老化と関係ない? ”といふ研究結果が発表されたのだ。東京大学とウィスコンシン大学の研究チームが「science」誌2005年7月15日号に発表したのがそれだ。多分この発表によつてだらうけど、各所で密かに“活性酸素は老化と関係ないらしいよ! ”といふ動揺と騒ぎが拡がつてゐるやうに思へる。アンチエイジングをうたへなくなるからだ。ま、まだこの発表が受け入れられるかどうかは分からないけれどねー。
パンプアップ!
筋トレを始めて3ヶ月目に入つた。とりあへず筋トレの効果が現れるのは3ヶ月後以降、と言はれてゐるので、それまでは身体に何の変化が現れなくても我慢して焦らないやうにしようと覚悟を決めてゐたのだけれど、さすがにほんの少しだが、身体に変化が現れてきた。それまでは洗濯板のやうに平板で、あばら骨だけが見えてゐた私の身体に、うッすらとだが筋肉の形が見えてきたのだ。僅かに陰影ができてきてゐる。一寸ばかし人間らしい(?)身体になつてきたな、と、思はず鏡に映して見るやうになつた。鏡の前に立ち、陰影がよく見えるやうに身体の角度を色々と変へたり、グッと筋肉に力を入れてみたり……なんか、気持ち悪いですね。
トレーニング
身体を鍛へる事を意識すると、日常生活の至る所にその機会が転がつてゐる事に気がつく。オパールで働いてゐる時も同様である。たとへば、我々は仕事の終はりに、その日に使つたダスター類(布巾類のこと)を全て消毒し、固く絞つて干して帰るのだが、この“ダスターを固く絞る”といふのがその機会である。この時に気をつけなくてはならないのは、同じ方向ばかりに捻る(絞る)のではなく、反対方向にも捻らなくてはならない、といふ事だ。さうしないと、均等に筋肉がつかない。最初は、反対方向に捻るのは難しく、うまく力が入らなかつたが、今やすつかり慣れた。ダスターも十分固く絞れるし、一石二鳥である。
筋トレは退屈?
イナバさん来店。我々全員が筋トレに燃えてゐる、といふ話を聴いて目を丸くする。
「でも、筋トレッて、退屈ぢやないですか?」ときいてくる。
うむ、かういつた事はよく言はれる。しかし、ハッキリ言つて、全く退屈ぢやないです!
「えー、でも私も昔ジムに通つてやつてゐたんだけれど、あまりの退屈さに辞めてしまひました」
リベンジ
とうとうショウヘイくんまでフィットネスクラブに通ふやうになり、テラリーを除くスタッフ全員がフィットネスクラブ通ひをする事になつたオパール。空前のフィットネスブームである。当然、といふか、常連さん達にもフィットネスの素晴らしさを熱烈にアピールするやうになつた。それによつて、自らフィットネスに行き始める人もゐるし、休んでゐたのを再開する人もゐる。ま、大抵の場合は、軽く笑つて受け流し、なのであるが、そんな中、頑強に「イヤだ!」と主張する人もゐる。a little beaver店主のフクイくんである。
「絶対にイヤです! だつてボク、運動神経ないもん」
フィットネス談義
コータローくん来店。ヤマネくんは自宅で自重運動派、といふ話であつたが、コータローくんはジム派である。そこで、コータローくんにその理由をきいてみた。
「やつぱりねー、自重運動(自分の体重を負荷として行ふ運動)は難しいんですよ。フォームが相当正しくないと、身体を痛めちやうんですよねー。正しく腕立て(プッシュアップ)をしないと手首を痛めるし、正しく腹筋運動(シットアップ)をしないと腰を痛める。スクワットも、正しくやらないと膝を痛めます。はつきり言つて、素人には難しいんです。その点、ジムのマシーンはガチッと正しい姿勢が固定されるやうになつてゐるから、余計な部分を痛めなくてすむんです。また、効率的に鍛へる事ができます。それに、自重運動だと自分の体重以上の負荷はかけられないぢやないですか。限界があるんです。だからある程度筋肉がついてくると、回数を増やして負荷をかけやうとするんです。これで、また身体を痛めます。ジムに行つて指導員につくのが一番ですよ」
スポーツ
ヤマネくん来店。「やあ! なんかオパール周辺でフィットネスブームが来てゐるみたいぢやないですか。でも、ボクはロッキー派だから、自宅で自重運動なんですねー。フィットネスクラブには行きませんよ!」
うん、まァ、ヤマネくんみたいに自宅で運動できる人はいいよ。でも、大抵の人はできないからねェ、続かない、といふか。で、結局は運動不足になつてゐる。わざわざフィットネスクラブにでも行つて、自分にはずみをつけたりしないと、なかなか運動はできないよ。
「さうですね! そりャ、運動はやらないよりやつた方が絶対にいいです! みんな運動しやう!」
フィットネス
ユキエさんがフィットネスクラブに入ることになつた。先日ユキエさんは、ビジター扱ひで試しにフィットネスクラブを体験してみたのだが、その時に計つた血圧が予想を遙かに上回つて高かつたこと、ウォーキングマシーンをやつてみたら10分ほどで信じられない量の汗が突如として噴き出して驚いたこと、が、入会の切つ掛けとなつたやうである。
筋肉
フィットネスクラブに通ふやうになつてから、まだ一月も経たないが、少し慣れてきた感じである。最初は決められた回数を絶対に上げることができなかつたベンチプレスも、あがるやうになつたし。ベンチプレスとは、胸の筋肉を鍛へる機械で、台の上に寝ころんで(重さを調整した)バーを上げ下げするやつである。私はとにかく上半身が貧弱ださうで、ッて、言はれなくても一目瞭然、胸とか薄い薄いのだけれど、とにかく上半身を中心に鍛へやうといふ事になつてゐる。確かに、ベンチプレス(胸)やアームカール(上腕二頭筋)、デルツ(三角筋)などの機械は、最初は全く決められた回数をこなす事が出来なかつた。それでも、なんとか、出来るやうになつてきたかなー、なんて思つてゐたら、少し甘い考へであつた事が判明した。
透明人間
フィットネスクラブに行くと、ロッカールームの中に風呂がついてゐる。私の行つてゐるところはサウナと水風呂と温泉とシャワーがある訳だが、もちろんのこと、男女別である。故に男風呂には裸体の男たちが溢れてゐるのだけれど、ここに突然、服を着た女性が入つてくることがあるのだ。しかし、裸体の男たちは誰も驚いた様子がなく、そのまま普通に身体を洗つたり、湯船に浸かつてゐたりする。
フィットネスクラブ
実を言ふと、先日からフィットネスクラブとやらに通つてゐるのであつた。近年、著しく体力の衰へを感じるやうになつた。昨年は腰痛を3回もやつたし、ここ数年は夏バテも激しい。さうなると、しんどくて本を読んだり音楽を聴いたり、ビデオを観たりするのも億劫になる。むろん、映画館なんかとてもぢやないが行けない。こんな事ではいけない、何をするにもまづ体力が必要だ! と、ついに重い腰をあげる事にしたのであつた。