Power's Cycle Diary/powerさん 2004年映画ベストテン
この1年のうちに映画を何本観たかを数えてみました。たった11本。本当ならばもっともっと観るんです。もっと観たかったんです。でも…。
しかし、そのような状況でもわざわざ足を運んだこれらの映画は選りすぐりのものばかりとも言えるわけです、きっと。
さて、唐突ですが私は自転車が好きです。ということで、サイクリストとして観た映画ベストテン!!
- 『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
- 『ミスティック・リバー』
- 『アイ,ロボット』
- 『シー・ビスケット』
- 『スパイダーマン 2』
- 『コラテラル』
- 『レジェンド・オブ メキシコ/デスペラード』
- 『華氏 911』
- 『8mg』
- 『キル・ビル Vol.2』
1位『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
『ロード・オブ・ザ・リング』は観ながら腰を抜かしました。やりすぎです。「自転車とは やりすぎることと 見つけたり」とは私が常々思っていることですが、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作にも通じるものがありました。ただ、長すぎるので、観るのは1度でいいです。
2位『ミスティック・リバー』
ショーン・ペンがもう最高です。そのせいか、この映画と自転車との接点は皆目見いだすことができないんですが、どうしましょう。
3位『アイ,ロボット』
自転車が好きな人はメカも好き。ロボットも好き。ウィルスミスが好き。と繋がるかどうかは知りませんが、この映画で最も盛り上がるのはトンネル内のシーンですね。あの疾走感は今でも生き生きと思い出されます。映画のストーリーは忘れました。
4位『シー・ビスケット』
この映画を評するならば「佳作」という言葉がぴったりですね。はっきり申しますと、私は馬に興味がないんです。競馬には興味がないのはもちろんのこと、馬という動物自体がどうも苦手なようなんです。そんな映画がなぜ上位に? それは、最後の方で一瞬写るジョッキーの視点での映像が圧倒的に素晴らしかったからです。「このコーナーを立ち上がる感覚は! まさに自転車でトラックを走っているのと同じだ!!」と興奮しました。これまでの映画で、これほどまでにサイクリストの心を揺さぶるシーンが提供されたことがあったでしょうか? というか、トラックを走ったことが無い人にこのシーンが、この映画がわかるのだろうか? という疑問が湧いてきます。やっぱり自転車は最高ですね。
5位『スパイダーマン 2』
物議を醸す可能性があると知りつつ言わせて貰います。自転車はさておき、キルスティン・ダンストは、かなり好みです。では!
残りの6位〜10位は、サイクリストの視点からは取り立ててぐっとくるものではありませんでしたが、一応無理矢理順序をつけてみました。
ワースト
- 『マッハ!!!!!!』
一方のワースト1は、『マッハ!!!!!!』です。CGも使わないし、スタントも使わない。本当にすごかったです。ですが、私は痛いことが嫌いなんです。観ていて痛すぎました。もう思い出したくない!!!!!!
ところで、観逃してしまって後悔している映画が1本あります。『モーターサイクル・ダイアリーズ』です。何故この映画を観に行かなかったのか、サイクリストとして悔やまれて仕方がありません。内容はほとんど知らないのですが、推測で順位をつけるとすると2位か3位にはランクインしたでしょう。
こうして振り返ってベストテンを決定することで、映画の見方として“サイクリスト”の視点はかなり有効であることがわかりました。来年はもっと映画を観る予定です。
powerOriginal: 2004-Dec-17;