ブリュッセル在住ピアニスト/ゴローさん 2004年映画ベストテン
日本は映画代が高いですけど、日本語字幕がつくというのはありがたいですよね。
フランス語字幕は…あまり読めません。さて、特別企画参加の要請、ありがとうございます。他の方々の顔ぶれなど(勝手に)想像して緊張してしまいました。それにしても私今年は全然映画を劇場で見ておりません。カウントしましたところちょうど10本でした。なのにそこから10本選ぶのはアレかなーなんて気も致しましたので、5本+ワーストだけ選んでみました。
ということでどうぞよろしくお願いします。
ブリュッセルの映画館事情です。劇場により値段は異なりますが一本につき6〜7ユーロ(約800〜950円)が相場です。だいたいどこでもまず長い長いCM(ほとんどテレビCM)があり、その後いったん明るくなってトイレ休憩? が1〜2分入ります。ここは二カ国語行政地区のため、フランス語とオランダ語両方の字幕がつきます(基本的には原語で上演されます)。よってくるくると次の字幕へと移るわけです。と言っても未だフランス語日常会話ままならず、オランダ語は「ありがとう」ぐらいしか分からない私にはあんまり関係がありません。そういうわけですので今年劇場に観に行った映画は、ただ少ないというだけでなく、偏向があります。原語が英語あるいは日本語のものだけ、という事なのです。
- 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』
- 『Ae fond kiss(Just a Kiss)』
- 『スパイダーマン2』
- 『Mr.インクレディブル』
- 『誰も知らない』
1位『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』
(以下多少ネタバレあり)金色ドレスの太っちょレニー最高!
海でラリってる太っちょレニー最高!
刑務所の太っちょレニー…・最高!
2位『Ae fond kiss(Just a Kiss)』
全くどうでもいいですけどモーツァルトを弾くシーンで彼女、一音だけ引っかけて(となりの音も一緒に弾いてしまって)おります。
3位『スパイダーマン2』
結婚式を放り出すなんて何があっても許しません。断固反対。
4位『Mr.インクレディブル』
お姉ちゃんが無言のうちにバリアでコロコロと抜け出るところは最高でした。
5位『誰も知らない』
東京の夏は本当に嫌いです。最後のほうで、明け方、ビルの脇を走るモノレールシーンの狂的暑さに胃をやられました。
ワースト
- 『パッション』
アラム語、ラテン語にしたい気持ちは分からないでもないけれど、あれはようするにキリスト以下ユダヤ人達がキル・ビルのルーシー・リューのようにしゃべっているということでしょう。ルーシー・リューは37歳だそうですが、若いですね。
ゴローOriginal: 2004-Dec-16;