イタリア語で観るインセプション [文化]
公開初日に観に行ってきました、インセプション。
イタリアでも結構大々的に宣伝がされていたので、興味をそそられていました。どんな映画なんでしょう。
予備知識ゼロ。雨が降る中、すぐ近所の映画館に行ってきました。ここはスクリーンが一つしかない小さな映画館です。その日は夜の8:20から一度限りの上映。雨に濡れながら行ってみると中には私の他に5人だけ。なんとも寂しい感じがたまりませんね。
さあ始まりました。宣伝は一切なしのいきなり開始。おおーっと、いきなり日本語が! なんと日本人が登場ですか! これなら全部わかるやん、と期待したのですが、重要人物のケンさんはイタリア語がペラペラやがな! けれど、ちょっとだけイタリア語が訛っているような? と思ったら、最後のエンドスクロールで確認したところ、日本人が吹き替えを担当しておられました。
肝心の内容ですが、吹き替えイタリア語が難しくてかなり分かりませんでした。私はかれこれ3年くらいイタリアに住んでいるのですが、わからんもんはわからん。想像力を駆使しまくりで、きっとこういう内容に違いないと補いつつ観賞しましたことです。
でも心配ご無用。細かな点はわからなくても、大体のストーリーはよく理解できました。つまり、現実だと思っているのは巨大なコンピュータによって夢を見させられているからであって…ってそれはマトリックスやがな! と一人突っ込み。
にしてもなかなかよく考えられた展開で、期待していたものよりも100倍ほど面白かったです。もう一度観に行ってもいいかも。映画が終わっても雨は止んでおらず、ざあざあ降る中、小走りで家に帰りました。さて、夢でもみるかな。
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