旅行
ハッシー、また帰国
ハッシー & YO!ちやん来店。ハッシーはN.Y.から帰国したばかりだ。先日はL.A.に行つたばかりなのに、今度はN.Y.。西へ東へと忙しいことですなァ。んで、どうだつたの、N.Y.は。
「靴を褒められました」
ジム/銀座
東京最終日。せつかくだから、朝の6時に起きて、ホテルのジムに行く。ッていふか、これこそがやりたかつた、と言つても過言ではない。そもそも我々がジムに通ふやうになつたのは、「グランドハイアット上海」や「ウエスティンリゾート マカオ」に行つた時に、そこのジムに行つてみたい、朝早く起きて朝食前にジムに行き、一汗かいてから一日を始めたい、と思つたことがきつかけだつたのである。ほんとは毎日のやうに通ひたかつたのだが、連日酔ひと疲れでドロドロだつたので、なんとか最終日に形だけは整へようと、気力を奮ひ起こしたといふ訳だ。
皇居/どぜう
午前中は皇居へ。皇居は通常、外苑と東御苑しか見ることができない。が、天皇誕生日と新年の一般参賀、及び申し込みをすれば“皇居一般参観”といふことで、吹上御苑のある西の部分に入ることができるのだ。我々は事前にインターネットにて“皇居一般参観”を申し込んでをり、これに参加した、といふ訳だ。ま、入られると言つても、広大な西御苑のほんの一部のみなので大したことはないのだが、それでも少しでも勾玉の近くに行けるからね。これで伊勢神宮(神鏡)と皇居(勾玉)には参拝したので、あとは熱田神宮(神剣)だな。
“百段階段”/ナプレ
午前中に、目黒雅叙園にある“百段階段”を見学する。目黒雅叙園は、戦前には当時の粋を集めたバロックな料亭・宴会場であつた。ド派手、豪華絢爛、バロックな宴会場や部屋が200以上もあつたさうだが、戦災で焼けたり、その後の老朽化でボロボロになつたのを、80年代の後半にそのほとんどを取りつぶして、新しく作り直してしまつたのである。
“Aツアー”後編
次に我々が向かつたのは、メイドリフレ。が、生憎全室埋まつてゐて、空くのは1時間後になるといふ。「ぢや、それで」と01くんはサッサと予約をして、次なる店へ向かつた。なるほど、このやうにメイドの店をハシゴするんだな。
“Aツアー”
東京に着いて、東京ステーションホテル内の“レストランばら”にてランチ。今年の3月に、東京ステーションホテルは大幅な改修工事に入る、要するに現在の建物はぶッ壊される訳で、その前に行つておかう、といふ訳だ。
16日の謎
さて、料理に関してはまだ揉める余地があるものの、宿泊する所に関してはその余地がない。トモコに言はせると、上海やマカオに行くのも、その土地に行くといふよりは「グランドハイアット上海」「ウエスティンリゾートマカオ」に行く、のが目的ださうで、従つて、東京でもその手のホテルに宿泊することになる。これは動かしやうがなく、私も同意せざるを得ない。ちなみに私ひとりで東京に行けば、サウナや友人の家に泊まるのだが。
東京へ
さて、16日(月)から19日(木)までオパールは正月休みをいただく訳ですが、今年もまた、そのお休み期間中に小旅行に出掛けることになりました。と言つても、今回は旅行といふほどのものではなく、実はチョイと東京まで行くことにしたのです。
マカオ
雑誌「BRUTUS」8月号“噂の旅 2005”を見てゐたら、マカオが載つてゐた。そこに写つてゐるザ・ウェスティン・リゾート・マカオの写真を見てゐる時に、フッと頭に浮かんだ事があつた。実は我々がザ・ウェスティン・リゾート・マカオのプールサイドでダラーと過ごしてゐた時、日本人の一行が取材に来てゐたのだ。雑誌の取材だなー、と別に気にも留めなかつたのだけれど、あれ、BRUTUSだつたんぢやないのかなァ。いや、根拠はないけれど、何となくね。
是非御来店下さい
ワリイシさん来店。マカオは「飲む・打つ・買ふ」が三拍子揃つた欲望の街だ! などと私がほざいてゐると、「さういへば、『飲む・打つ・買ふ』は三拍子揃つてないとダメだッて、言ふね。どれかひとつだけにのめり込む人は、自分も周りも不幸にするねんて」と言ふ。ううむ、さうか、何ごともバランスが大切、といふ事やね。ッて、一体なんのバランスや、てな感じですが、要するに、マカオは男を磨く街、といふ事ですか。
土産話などある事ですし
コータローくん来店。「あれ? 無事に帰つて来たんですか。なんだ、今日あたり、救出に向かおうと思つてゐたのに」。うむ、我々も是非コータローくんには来て欲しかつた。何と言つても、食べ物はおいしい・博打は盛ん・娼婦の方々は美しい、と三拍子揃つてゐるんだから。「飲む・打つ・買ふ! おおー! 正にオレのためにあるやうな街やー!!! で、カジノでは何を? …あ、『大小』ですか。あれは面白いですね。ボクも大好きです。…さういへば、沢木耕太郎も『深夜特急』で『大小』に嵌つてゐたなァ。ッて、オレも同じコータローやん! やはり、行かなあかんのかなァ」
帰ってまゐりました
「おはやうございます」香港帰りのユキエさんが言つた。今日からまた、仕事だ! 仕事! リゾート気分は吹ッ飛ばすよー。て、いふか、我々はそれぞれ社員研修に行つてきたのであつた。で、ユキエさん、香港はどうでした?
マカオ日記 四日目
ほぼ徹夜で荷造り。何故かこればッか。少しだけ仮眠をとつて、ルームサービスで最後の朝食をとる。もちろんベランダで。うーむ、今日も快晴だ。
マカオ日記 三日目
今日は初めての快晴だ! ベランダから見られる風景が原色の鮮やかさを増し、気持ちいい。やはりかうでないとリゾート感がない。我々は今朝の朝食は1階でのバイキングを選んだ。庭にあるテーブルを占め、大量に料理をとつてくる。言ふまでもなく美味い。が、テーブルの側に常にホテルの使用人の方が立つてゐて、些か落ち着かない。もちろん、我々の世話をやくために立つてゐるのだが…。我々の他の白人客たちは違つた。チットモ気にしてゐる様子はないし、用事のある場合は目の動きだけで彼らを使役したりしてゐる。うーむ、かうでなければリゾートライフと言へないのではないだらうか…。
マカオ日記 二日目
朝起きてシャワーを浴び、ポルトガルワインを手にベランダに出る。今日も快晴とは言ひ難い。それでも、森と海とプールを見ながらワインを飲むのは気持ちがいい。さらに、朝食はルームサービスでベランダにて摂つたのだけれど、柔らかい朝の光と風に嬲られての食事は実に気持ちよい。加へて、この朝食が美味い! 且つ、量が多い! 点心とお粥とお茶といふ「オリエンタル・ブレックファースト」を摂つたのだが、とても食べ切れさうにない! が、頑張つて食べる。ここで頑張らねば。鳥まで飛んできて、ベランダの柵に止まつたりする。うむ、最高だ。が、苦しい…。私はトモコがネイルサロンに行つてゐる午前中の間、ずッと庭のベンチで伸びてゐた。
マカオ日記 第一日目
いつものごとく店から帰つた後、徹夜で準備をし、空港に向かう。…それにしてもこれ、何とかならんか。徹夜で旅に出ると、必ず初日がボロボロになつてしまふんだよねー。だからこそ、近場でアジア、に行き先を定めてゐるのだが、今回はこの見通しも少々甘かつた事が判明した。
社員研修
店があんまり暇なので、6月6日(月)〜6月9日(木)の間、お休みをとる事にした。経費負けする日もあるぐらゐだから、正直やつてられないのよ、全く。で、告知の貼り紙をする。「社員研修のため休業」。うむ、一度書いてみたかつたんだ、「社員研修のため休業」。むろん、オパールは会社ぢやないので社員なんてゐないし、ま、冗談な訳だけれど、まさか「あんまり暇だから休みます」とも書けないしね。それで、休みの間に何をするかと言ふと、それはもちろん、スタッフそれぞれが自己研修をするのである! ババーン! …では、自己研修とは何ぞや? それは我々サービス業に携はる者にとつては必須のこと、良質のサービスを提供するために、まづ良質のサービスを受けにいくのである。人間は、自分が知らないモノを、他人に提供する事はできない。とか何とか言つて、リゾートホテルまでチョット旅行、なのだ。