ハッシー、また帰国
[旅行]
ハッシー & YO!ちやん来店。ハッシーはN.Y.から帰国したばかりだ。先日はL.A.に行つたばかりなのに、今度はN.Y.。西へ東へと忙しいことですなァ。んで、どうだつたの、N.Y.は。
「靴を褒められました」
またかいな! …ま、確かにハッシーの靴は格好いいけどな。それはともかく、どんな所に行つたの?
「えー、ハーレム、クイーンズ、ブルックリン…」
またまた下町ばつかりやなー。危なくなかつたの?
「ブルックリンはやばかつたです。街中にサイレンの音がズーッと響いてゐて、売人がウヨウヨゐて、危ない奴が徘徊してました。」
ううーむ。あ、これが写真ね。はいはい。…なんや、グラフティばつかりやなー。
「あ、そこ、“5POINTS”ッて言つて、ビルのオーナーがグラフティアーティストたちに、自由に絵を描かせてゐるんです。凄かつたですよ」
なるほど。しかし、許可された所に書いてゐるやうでは、グラフティ本来の精神に悖るんぢやないか。うん。もちろん、ハッシーも描いてきたよな。
「いやー、描いてません」
あかんやん、“www.cafeopal.com”ッて、大書してきてくれな。ついでに“cafeopalオリジナルTシャツ〈SPARKLE〉絶賛発売中! チェケラ! ”ッて、書いてきてくれたら、猶GOOD! だつたのに。
「キシシシシ!」
今回はちやんと向かうの人と喋れたんかいな。
「ええ、フェラリズ〜…といふのを覚えたんで、道を訊きまくりました。で、その時は必ず、その場にゐる一番恐さうな人に訊きました。」
なんで?
「だつて、女の人や老人とかに訊くと、“なんやあの日本人、ビビッてるやん”とか思はれるかもしれないぢやないですか。なめられたらあかん。いかつい奴と目が合つても、決して逸らさなかつたです!」
偉い! さすが、日本で鍛へてゐるだけの事はある。伊達に京都でサグやつてるんぢやないよな。
「キシシシシ!」
私はよーしません。
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