Diary 2003・6月14日(SAT.)
非典
ユキエさんによると、本日の昼間は高年齢のお客さんが普段より多く、その人たちは皆、すべて、ひとりひとつづつ、デザートの盛り合はせを注文したさうだ。これはつまり…読売新聞効果である。以前も一度、新聞に載つた時は、高年齢のお客さんが多く来店した。どのやうな層が新聞を読み、新聞記事を参考にしてゐるのか、といふのが分かつて、なかなか興味深い現象ではある。
ババさん & T 子さん来店。T 子さんから、以前ベトナムに行つた時に購入した、といふか、オーダーして作つたといふタンクトップをいただく。このタンクトップは、生地の柄がテレタビーズ! …といふか、ベトナムなどによくゐる(?)パチ・タビーズだ。顔が歪んでゐる。目がイッてゐる。踊り狂つてゐる。といふ代物。ポーに着せてみると、サイズはかなり大きいが、なかなか似合ふ。うーむ、ハシモトくんが喜びさうな感ぢだ…。
昨日のことになるが、私が篆刻教室に行くと、北京の大学に留学したものの、SARS 騒動で直に帰国してきたキタダくんが来てゐた。そのキタダくんの印稿に「非典」といふのがあつた。意味をたずねると、中国語で SARS のことらしい。記念に石に彫つておくのださうだ。
最近は週末と平日の忙しさの落差が激しい。これは一体どういふことなのであらうか……。
小川顕太郎 Original:2003-Jun-15;- 関連記事
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「読売新聞」