Diary 2003・6月10日(TUE.)
読売新聞
本日の読売新聞夕刊に、オパールが掲載されました。「3 時のスプーン」とかいふコーナーで、たぶん、デザートを中心に色んな店を紹介してゆく、といふ連載記事です。オパールは「デザートの盛り合はせ」で載りました。これによつて、明日から「デザートの盛り合はせ」がガンガンでれば良いなあ、と考へたりします。ところで、この記事の中で私の名前が出てくるのですが、「小川顕太郎さん(33)は…」と、名前の後に年齢が書いてあつて、それがいかにも新聞記事風! と、苦笑いたしました。なんだか、犯罪の容疑者になつた気分です。まあ、犯罪の被害者の方が、容易に載つたりするんですけど。
マツヤマさん来店。明後日に迫つた演サバで、私はとうとう! ぴんから兄弟の「女のみち」を歌ふつもりなのだが、昨日、試しに歌つてみたところ、全然歌へない! 難しすぎる。どうすればよいのか…といふ訴へをマツヤマさんにしたところ、「さうかな? ‥‥わーたしーがあー、ささあげーたー、すぉんのぉひぃーとぉーにぃ〜〜〜」と歌ひ始めた。ちやんと歌へてゐる。ガーン。要するに、私が下手すぎるといふ事か。あんまり下手すぎると、魂(こころ)でカバーしやうにも、しきれない。私は暗澹たる気持ちになつた。
その演サバに、初参加することが決まつてゐるハシモトくんが、N くんといふ知人とともに来店。初めて、演サバのドン、マツヤマさん a.k.a. 082(オヤジ)と対面する。お互ひの紹介が終はつた後、ハシモトくんはかう言つた。
「オヤジといふ呼び名から想像してゐたのとは、全然違ひます。…ムラジュンに似てゐますねえ」
「似てないよ」
と、マツヤマさんに言下に否定されてゐた。
「女のみち」、歌へるだらうか。
小川顕太郎 Original:2003-Jun-12;