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未来探偵ユキエの
台湾調査 File 06:

「台北車站駅」は路線の乗換えやただ通り過ぎることが多かったのですが、改札口を出てみると想像以上の広さに驚きです。オパールをふと思い出す待ち合い椅子が並んでおります。

駅 拡大表示(約 28KB)
椅子 拡大表示(約 26KB)

 フラフラと歩いている私達に正面から近付いてくる人がいます。そしていきなり「◆▽▲○※?…」と話し始めました。何を言っているのかさっぱり分らず怯えていた私達ですが、何やら地図を指しています。どうやら私達に道を聞きたい様子。「ジャパニーズ」と言うと、あらっという顔をしてそそくさと行ってしまいました。

 しばらく歩いていると、さっきと同じように「*●?☆◎…」と話し掛けてくるおじさんがいます。今回は早めに「ジャパニーズ」と言うと、おやっと言う顔をして歩いて行ってしまいました。私は自分のことをどこから見ても日本人顔だと思っていたので、ビックリしつつ少し嬉しくもあります。

 色々とよくわからない買い物をして両手はさらに一杯になりながら私達は「善導寺」で下車し、来来大飯店地下一階にある、「茗泉堂茶荘」に向かいます。ここは上質の茶器を取り扱う店です。静かな店内に入ると茶器、茶器、茶器…。いかにも高そうな感じでドキドキします。貼紙をみて私が「商品に御手を振れないで下さい、やってー」と友達に話し掛けると、何か書き物をしていた店のおばさん(葉さん)が「そちらは作家物です」と鋭く突っ込んできます。小心者の私はさらにドキドキします。

 友達が熱心に見ている茶器があります。どうやら作家物なのですが、五千元もしていて迷っている様です。蓮の花が描かれているのですが、安い方のと比べると器の厚みがとても薄く光が透けているし、描かれた蓮のやふんわり感が全然違います。しばらく悩んだ後、友達は買うことになりました。

 私も同じタイプの竹の絵の器が気になるのですが、中国茶ビギナー(というより今回の旅で出会ったという感じ)なのにいきなりこんな高いものを買ってよいのかどうか…。あーだこーだ考えていると葉さんが「お茶を飲みましょう」と急須や湯呑みを用意し始めました。

 ここで正しいお茶の入れ方と講習会が始まりました。


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