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地獄のお気楽
スペイン観光


09-03 Madrid

09/Aug./2002(FRI.)

マドリード:夜

 オラ。プラド美術館でアドレナリン出し過ぎ、ガックリ疲れ果て、ホテルの誰もいない部屋に戻ると誰もおらず。することもなしにテレビを見ていると…おや? これはバルセロナの海岸じゃないですか? うおー、豪雨のニュースです。場面変わると「パルマ・デ・マリョルカ」のテロップで、ここも豪雨。海の家オヤジ風のオジサンがインタビューを受けており、「ワシは、こんな凄い雨は見たことないね! 商売あがったりですわ」としゃべっている(想像)。なんと。我々が旅立つやいなや、バルセロナもマリョルカも、豪雨にみまわれていたのですね。マドリードはバチグンの快晴です。運がいいというか、日頃の行いがいいというか、なんというか。

 ふふふふ、と邪悪なほくそ笑みを浮かべていると、T 子さん戻る。寝まくって元気を取り戻し、プラプラ、プラド方面に散歩していたそうです。

 昨日は「日本料理」という高級料理を食べたので、そいでは今日は、安いレストランで「メニュー」を食べましょう、と、ホテル近所のカフェ・レストラン「エル・デュエロ El Duero」へ。ここは 2 階から上が安い宿屋「オスタル Hostal 」になっており、貧乏そうな(失礼)若者や、近所の子沢山家族でにぎわうドメスティックな雰囲気。

「メニュー」とは、定食みたいなもんで、1 の皿、2 の皿、それぞれ 4 〜 5 種の料理から 1 種づつ選び、飲み物と食後のコーヒーがついてる、というもの。クリームスープ、野菜の冷製スープ「ガスパチョ」、サーモンステーキ、なんだかよくわからない、ひたすら脂っこい骨付き肉料理を食す。生ビールを頼み、食後のコーヒー付き 2 人で 18 ユーロ。安いですなー。

 1 日寝倒した T 子さんは元気いっぱい、もう一軒行きましょうと、ホテルすぐ前の「デュカドス・カフェ Ducados Cafe」へ。1 杯 1. 8 ユーロの赤ワインをガンガンと飲む。店内にはなぜかマドンナ・メドレーが流れているのですが、なんだか曲の繋ぎが変ですね? あら、地下がクラブになっており、DJ が回していたのである。

 しからばと地下クラブに乗り込む。時刻は夜 11 時、現地のイカした若者はとんと見受けられずツーリストばかりのようで。ガラス張りの DJ ブース内では 3 人のオジサン DJ が、「次にかけるの、これなんかどうよ?」「わはははは、そりゃいい、いきましょっい!」(想像)って感じのお気楽ムード、マドンナ、80's 、ジャズあり、のオールジャンル。12 時過ぎにはタコ踊りするオヤジも多数出現、大いに盛り上がったことです。

 やれやれ、面白かったですなー、とホテルに戻って就寝。次回「レイナ・ソフィア芸術センターの 3 時間」。アスタ・マニャーナ。

BABA


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