地獄のお気楽
スペイン観光
08-01 Mallorca - Madrid
08/Aug./2002(THU.)
マリョルカ〜マドリード
オラ。昨日のドライブ疲れかボヤボヤーンと起き出す。本日はマリョルカから空路マドリッドへ向かう予定。
画像をクリックすると別ウィンドウで表示(裸眼立体視・平行法) | ||||||
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オテル・トリップ・ハイメ III をボケーッとチェックアウト、荷物をフロントに預け飛行機の時間までパルマをボケボケーッと散策。 |
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ビーチのカフェ「カフェテリア・ガビィ S Cafeteria Gaby, S」で休憩。 |
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ガーン、またもや生クリームてんこ盛りタイプ。しかも、とってもファンシー。2. 1 ユーロ。 |
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ホテルから荷物を引きあげ、タクシーで空港へ。エアヨーロッパ航空にすんなりチェックイン、ボーッとしている間に一時間後マドリッド到着。
プラプラと散歩して 8 時頃、いったんホテルに戻って T 子さんをたたき起こして夕食へ。さて、どこに行きましょうか? T 子さんは風邪気味で胃の調子もよろしくなく、それでは日本料理だ! とガイド本に乗ってた日本・中華料理店「花友 Janatomo 」へ向かう。
ホテルから歩いて 10 分弱、「花友」発見、ガーン、閉まってる! 「8 月いっぱい休み」との貼り紙。バカンスですか、豪勢ですなー、と見るやその隣も日本料理店、その名も「日本の味本陣 ろばた」は営業中なり。
日本人女将に「いらっしゃいませ。おふたりさん? カウンター席でいいかしら?」と誘導され。高品格似の親方、小池さん似のサブ親方、そして作務衣を着たスペイン人数名がたち働く。黒と朱塗り木造基調の店内は和風であるが、壁に巨大な静物画油絵がかけられていたり、と、ハリウッド映画に登場するような「微妙に勘違いされた日本」風。
私は定食「ろばた膳」を注文。27 ユーロ。…高級料理ですなー。運ばれた膳を見て唖然。直径約 40 センチ、高さ 30 センチの巨大なお椀である。うーむ。パカッとフタを開けると、天麩羅、刺身、卵焼きなど。パク。モグモグ。う、う、うまい! やっぱり日本料理最高ですね。私は望郷の念を禁じ得ず。ずずずー。味噌汁がこんなにおいしい食べ物とは! えへっ、なんだかしょっぱいや。
野菜天麩羅の中身はスペイン風巨大ピーマンだったりもしますが、天麩羅という料理法はいかなる食材にも応用可能なのだ、日本料理最高。
あまり食欲のない T 子さんはキツネうどん、9.10 ユーロ。た、高い! …ですが、東京ならそれくらいするところもありますよね? 少しいただいたのですが、実に普通のキツネうどんでした。関東風か。
我々は、地元スペインのビールを飲んだのですが、アサヒ、サッポロ、キリンなどの和ビール(値段高め)もあり。周囲は、スペイン人と思しき客ばかりですが、みなさん上手に箸を操ってはりました。
女将が親方に、「7 番さんとこのマグロ、いいとこ出して!」と日本語で命じてるのは、ハリウッド映画で突如日本語が発せられたかのような、違和感を覚える。一品料理をサーブするのに巨大しゃもじに乗せて運んだり、など異次元の日本。軽い食事で 43.12 ユーロは高いですが、スペイン料理の日本での値段を考えればこんなもんかしらん。オススメ。
ホテルに戻って寝た。次回「プラド美術館の 3 時間 その 1」。アスタ・マニャーナ。
(BABA)
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