地獄のお気楽
スペイン観光
03-05 Barcelona
03/Aug./2002(SAT.)
バルセロナを
再び歩く
オラ! いやはやカサ・ミラの屋上、バチグンの面白さです。こんなもんが約 100 年前に造られたとは…。
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あー面白かった、と、本日の予定終了。勤勉なツーリストであれば、返す刀でカサ・ミラ近所のカサ・ビセンス、カサ・カルベも見に行くところでしょうけど。
バルセロナ在住 H 氏の話で面白かった話をひとつ。
土地の老人が、H 氏に訊ねたそうです。「なんでお前はバルセロナに住もうと思ったのかね?」
H 氏が、「バルセロナはアーティスティックな雰囲気があるからですわ、ガウディやピカソ、ミロがいた街だし」と答えると、老人は「ガウディ? けっ。あんなヤツのどこがアーティスティックやねん! 感じ悪いわ。その点、ピカソは偉大である。うむ。」…と答えたそうです。
『ガウディのパルク・グエル』という本の訳者まえがきによると、「バルセロナ市民の目からは、外国人観光客がなぜサグラダ・ファミリアのように異様な建築物に興味をもつのかわからない」そうで、なるほど、そういうものか、そういえば京都人・私は清水寺とか見ても別に何とも思わんしなあ、…って違うか。と、いうか、かつてガウディはバルセロナ一般市民にも人気を博していたはずだが、いつの間にか人気がなくなってしまったのですね? …などと考えつつ。
ちなみに『ガウディのパルク・グエル』によると、「外国人観光客のうちガウディに特別の感心を寄せるのは日本人とアメリカ人だ」そうです。ふむ。日本人って偉いなー、って、昔のサントリーのコマーシャルの影響でしょうね。
すでに夜中 1 時過ぎ、タクシーでホテルに帰り、倒れ込むように就寝。ドタ。明日「ガウディのパルク・グエル」お楽しみにー。むにゃむにゃ。アスタ・マニャーナ。
(BABA)
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