地獄のお気楽
スペイン観光
03-03 Barcelona
03/Aug./2002(SAT.)
カサ・ミラ その1
オラ! さてさて、カサ・ミラ行きますか。カサ・ミラは普段から一般公開されております。
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カサ・バトリョに「アディオス」と別れを告げ、グラシア通りを渡って向かいの歩道からパチリ。
ふとカメラから目線をはずすと、バスが一旦停止してるじゃないですか。あらら、写真を撮るのを待っててくれたんですね。「こりゃどうも、ありがとー」と手をあげれば、バスの運転手さんも「どういたしまして」と手を振る。たまたまかも知れませんけど、観光シーズンだからかも知れませんけど、バルセロナの「ウェルカム」な雰囲気、というか「おもてなしの心」を感じましたね、私は。バルセロナ好感度 200 %アップ。
…って、クルマが写ってますね。イヤン。
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さてカサ・バトリョからグラシア通りをテクテク歩いて 5 分、カサ・ミラ Casa Mila に到着。
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うーむガウディ・イヤーの土曜日、ここも並んでました。行列のできる建築。
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ま、お茶しますか。と、カサ・ミラの少し北のカフェ「ファルギ Farggi 」へ。
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メニュウを見ながら、「この、『ポリョ』サンドイッチって、何?」などと話していると、「七面鳥です」との涼やかな日本語が。なんと! 日本人ウェイトレスさんが働いていたのだ! それだけ。
瓶ビール 3.00 ユーロ、カプチーノ 2.70 ユーロ、七面鳥のサンドイッチ 3.30 ユーロ。
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さて並びますか。では並んでいる間にウンチクを。
カサ・ミラは、繊維工業資本家ペドロ・ミラ氏の依頼で 1906 〜 1910 年に集合住宅として建設されました。この頃ガウディは、サグラダ・ファミリアの生誕の門、カサ・バトリョ、パルク・グエルを手がけるキャリアの絶頂期。建築雑誌などでも話題となる「人気建築家」の地位に上りつめ、カサ・バトリョ同様、ほぼフリーハンドを得て取り組んだ物件。
で、複雑な曲線を多用したので正確な図面化は面倒くさいと、建築許可申請用の図面もフリーハンドでちょいちょいと書かれたとか。サグラダ・ファミリア同様、石膏のミニチュアを造って図面代わりとしたそうです。
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石造りの外観から「ラ・ペドレラ La Pedrera 」(「石切場」の意)の愛称でバルセロナっ子(誰?)に親しまれているとのこと。
んで、一階部分は、その名も「La Pedrera」という、ガウディグッズを中心にした小物・お土産物屋さんになっております。私が見た限りでは、ここがいちばんガウディグッズの品揃え充実。何も買いませんでしたが。その他の階にはカタルーニャ銀行の事務所が入っております。
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見学できるのは、1 階中庭周辺、6 階の一部、7 階・屋根裏のガウディ美術館、屋上など。入場料は 6 ユーロ。
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なんとカサ・ミラ 261 番地! …って深い意味なし。
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たまたま前に並んでいたお嬢さんの背中。「禁断の果…」と書かれているのが読めるでしょうか。スペインでも意味不明・意図不明の日本語 T シャツをよく見かけました。流行ってるみたいです。知らん。
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並んで約 30 分後、6 ユーロのチケットを買って入場。これは 1 階の吹き抜けの中庭。ここを通り抜けてエレベーターで 6 階へ。そして階段で 7 階、屋上へと向かいます。
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次回「カサ・ミラ その 2」、屋上メインにお送りします。アスタ・マニャーナ。
(BABA)
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