Movie Review 2005年1月1日(Fri.)
新春! ゴジラファイナル対談 2005
- ヤマネ
- あれ? オガケン店主は?
- BABA
- なんか忙しくて遅れてくるみたいよ。
- ヤマネ
- ほっといて始めましょう。無事、新年を迎え、今年もやって参りました、新春のオパールお楽しみ企画「ゴジラ2005ファイナルウォーズ対談」!
- BABA
- お、もうそんな時期ですか。めでたいですね!
- ヤマネ
- めでたーい! いやーBABAさん、今回のゴジラ、素晴らしかったですね! まさに『ファイナルウォーズ』の名にふさわしくぶっ飛んでました!!
- BABA
- うーん。どうやろ? あんまり面白くなかったと思うンだよね。つまんなかったですよ、『ファイナル・ウォーズ』。
- ヤマネ
- えっ!? ガクッ。ではまた来年! …ってそんなに早く対談終わらしてどうするんですか!
- BABA
- 北村一輝は最高に笑わせてくれたけどね。うんうん、ちょっと面白かったかも。
- ヤマネ
- ‥ですよね! さすがBABAさんだー。僕もよく考えてみたら面白かったところが見つかりません。
- BABA
- …やっぱり。海外ロケもして大金使ってるんだから、もっと辛抱して作ればいいのに、投げやりなところが多いからもったいないよ。脱力場面もあまり笑えないし。北村一輝だけですよ、見どころは。
- ヤマネ
- み、見どころ…!?
- BABA
- …ショウヘイ君、呼ぼうか?
- ヤマネ
- ミニョンさんがチュンサンだったんだ!!
- BABA
- …??
- ヤマネ
- それよりしつこく話はゴジラですけど、相変わらず長澤まさみ、きらりんと輝いていましたよね。主演女優賞をあげます。遠慮しないでくださいね。
- BABA
- 小美人の役ね。今回も良かった。持ち時間30秒ほど。
- ヤマネ
- NHKのど自慢より短いですね。登場した瞬間、右の子は視界から消えました。
- BABA
- 右の大塚ちひろちゃんも良かったと思うぞ。
●『いま、会いにゆきます』
- ヤマネ
- 大塚ちひろといえば『いま、会いにゆきます』は良かったですねー(泣)。
- BABA
- うん、めちゃくちゃエエ話や。
- ヤマネ
- 途中までは淡々としてて、まあこんなものかいな、いい話だけど色んな映画をぱくりまくってるし、『Love Letter』みたいやなーと割とクールに観ていたんですけれども。
- BABA
- はは、僕も最初は斜に構えてたんだけど、その後‥
- ヤマネ
- BABAさんいうところの、合理思想のロマンチズムによる敗北! ですね。
- BABA
- うんうん。
- ヤマネ
- 大泣き。今年は『ビッグ・フィッシュ』と『いま、会いにゆきます』が落涙の量としては双璧でした。しかしまあなんちゅう素晴らしいタイトルかという。また会いにいっちゃおうかしらん。
- BABA
- 竹内結子好きになったんちゃう?
- ヤマネ
- どうでしょー。悪い印象はないですけどね。今年は『天国の本屋 恋火』でも主演してましたが、役者として凄くのってきてると感じますね。香川照之にビンタをくらわせるシーンの力の入り方ったら凄かったですよ。
- BABA
- わたしを見て! って感じで堂々としてたね。
- ヤマネ
- でもいつまでも『あすか』の和菓子職人のイメージが抜けなくて‥。三条で本人みたこともあるんですがあまり‥。それより、オレンジレンジの歌はやっぱりダメでした! これがもしも平井堅だったら‥
- BABA
- どっちもダメでしょ?
- ヤマネ
- ですよね! ダメ映画の代表格『世界の中心からちょっと外れたところで愛をさけぶ』と比較するのは『今会い』に失礼というものです。
- BABA
- せめてエアーズロックにまでは到達してもらわんとな。
- ヤマネ
- 長澤まさみが出てなかったら絶対観る必要の無い映画なんですけどね。孤軍奮闘にも限界がある!
(店主オガケン、ガラッと引き戸を開けて登場)
- オガケン
- お待たせしましたー。
- ヤマネ
- お、ケンタロウさんが来ましたよ。このコーナーも終わりですね。よし、オフ電、オフ電‥と。
- BABA
- ゴミ捨て、ゴミ捨て‥と。
- オガケン
- …二人とも何やってんですか。
- ヤマネ
- え!? 割りモリって‥何?
- BABA
- 割り、モリ!(笑) 明けましておめでとうございます。
- オガケン
- ‥おめでとうございます!
- ヤマネ
- …。
- BABA
- ヤマネ君とゴジラ対談らしきものををチャチャっと済ませておきました。早速2004年のベストテンにいきましょうか。
- オガケン
- うーん、寝ないで考えたんですが…
- ヤマネ
- …Thank you!
- BABA
- まだやってたんかい!
- ヤマネ
- いやー、ゴジラ、やっぱどうでも良かったんですかね。
オパール
映画ベストテン 2004
Vol. 1
店主オガケン ベストテン
- 『ミスティック・リバー』
- 『10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス』
- 『ビッグ・フィッシュ』
- 『25時』
- 『釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?』
- 『マッハ!!!!!!!!』
- 『キル・ビルVol. 2』
- 『ドッグヴィル』
- 『血と骨』
- 『レニ ART & LIFE』
BABA ベストテン
| BABA ワーストテン
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ヤマネ ベストテン
| ヤマネ ワーストテン
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2004オパール映画総合ベストテン!
- 『殺人の追憶』14点
- 『マッハ!!!!!!!!』12点
- 『釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?』12点
- 『クイール』10点
- 『ミスティック・リバー』10点
- 『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』10点
- 『スクール・ウォーズ/HERO』9点
- 『ドッグヴィル』9点
- 『10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス』9点
- 『コラテラル』8点
- 『ビッグ・フィッシュ』8点
- 『下妻物語』8点
- ヤマネ
- めちゃくちゃですね!
- BABA
- 2004年は、3人の選択がバラバラ。
- オガケン
- 3人ともに選出したのは2位の『釣りバカ日誌15』だけですか…。まあ納得だけど。『釣りバカ』は、日本人なら必ず観ておくべき作品でしょうから。
- ヤマネ
- え? ケンタロウさん、今まで『釣りバカ』を観たことがあったんですか?
- オガケン
- 私は今年、初めて日本人になりました。
- BABA
- しかし順位にまったく意味なさそうですね。ま、適当に喋っていきますか。
Vol. 2 に続く…
オガケン, ヤマネ, BABAOriginal: 2004-Dec-31;