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Text by 小川顕太郎
2005年11月04日(Fri)

relax
ポー

 雑誌「relax」12月号が送られてきた。京都特集のやうだ。カフェのTシャツのコーナーを見ると、うむ、ちやんと写つてゐるな。なかなか良い感じなので、みなさんにも是非見て欲しい。もちろん、それは、ポケットに手を突ッ込んで立つてゐる私ではなく、その後ろに写つてゐるポー店長のことだ。実を言ふと、この写真はポー店長を写したものなのである。私は前景にゐる飾りに過ぎない。さう分かつて見ると、なるほど、と思ふはずですよ。

 ババさん来店。映画『春の雪』を観て来たといふ。「いや、凄かつたです。『北の零年』を観た時に、これを超える程つまらない映画は撮れないだらう、と思ひましたが、超えてゐました! 行定監督恐るべし。才能さへ感じてしまひました」

 やはり、さうですか。

「さらに言ふと、何故かえらくピンぼけしてゐたんですよ! あまり酷いから、映画館の人に『ピンぼけしてますよ』と言つたんですが、結局最後まで直らなくて。で、シアターを出ると映画館の人が寄つてきて、『映写機に問題はなかつたから、ピンぼけは多分監督さんの意図です』と言ふんですよ。もう退屈だわ、脱力するわ、ズッこけるわ、見にくいわで、トンデモナイ映画でした。」

 やはり、さうですか。

「この映画を観た後では、どんな映画を観ても猛烈に楽しめます。だから、…是非観に行つて下さい!!!」

 やはり、さうきましたか……。

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