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 Diary 2005年3月10日(Thu.)

BAMBO/チンギー

 大阪のgraf media gmにて吉永マサユキ写真展「BAMBO」が行はれてゐるので、観に行く。題名からも分かるやうに、暴走族の写真である。会場には京都W・R・Pによる改造バイクも展示され、暴走するバイクに固定したビデオカメラで撮つた暴走行為がビデオで流されてゐたりする。写真自体の数は少ないが、サイズが巨大であり、写真集などで観るのとは違つた迫力があり堪能ー。また吉永マサユキのこれまでの写真集に加へ、今度リトルモアから出る自伝の先行発売(サイン入り)、「族」とプリントされたTシャツなども売られてをり、併設されたカフェ(バー?)でサンドイッチを頬張りながら、なかなか楽しい時間を過ごした。

 MOTHER HALLにてチンギーのライブ。二度目の来日だが、前回はチケットはとつてゐたものの、ドタキャンで公演日が変はり、結局いかなかつた。で、今度の来日だが、なんと! ヒューストンと一緒に来るといふ。ヒューストンは期待の大型新人で、私もなかなか気に入つてゐる男前。これは豪華だ、絶対に行かねば!! と興奮してゐたら、ヒューストンが自ら自分の眼を抉るといふ事故(?)があり、来日不可能になつてしまつた。うーむ、トラブル続きだが、なんとかチンギーのライブには無事に辿り着くことができた。

 さてライブはまづ、ヒューストンの代はりに、イーケインとかいふ正体不明の黒人シンガーのステージで幕を開けた。仕方がない、とはいへ、複雑な思ひだ。でも、ま、いいか。んで、本丸のチンギー。

 かはいい。といふのが第一印象。アイドル人気があるのも充分納得できるほど、ルックス、ラップ、動き、全てがかはいい。周りの女の子達が「カッコイイー!」「ヤバイ! ヤバイ!」と叫んでゐる。うむ、ヤバイのか。ラップのスキルはさすがのもので、機材か会場の関係でかウワモノの音があまり聞こえず、些かバックトラックが単調に聞こえたものの、それをものともせずグルーブ感を産み出していく。ウェマレデザー、ウェマレデザー、ハハー!! 途中でヒューストンのヒット曲『I LIKE THAT』も織り込みながら、1時間半近く、なんだか疲れてゐるけど頑張つてゐます、といつた印象のステージであつた。なかなか好感度アリ。昨日がチンギーの25歳の誕生日だつたらしく、東京公演のあとはドえらくパーティーをやつたみたいなので、疲れが溜まつてゐたのだらう。ただひとつ残念なのは、前回の来日公演で好評であつたダンサーの女の子たちを連れて来てゐなかつたこと。うーん、ある意味、ソッチが楽しみであつたのだが…。

 ちなみに公演前に、会場そばのシアトルコーヒーでチンギーは目撃されてゐたやうです。周りの女の子達からの情報でした。

 帰りにTOOTH TOOTH COLORSにて、ゴールデンカップスの写真集(映画ブックレット)を貰ふ。TOOTH TOOTH COLORSは、現在公開中の映画『ワンモアタイム』とタイアップしてゐるやうで、籤をひけば様々なカップスグッズが貰へるのである。その籤をトモコがひき、見事! ハズレ! …が、店員さんが同情してくれ(明日で籤は終了なのに大量に景品が余つてゐる、といふ事情もあつて)、景品をくれたのであつた。ありがたうございますー。

 いつも通り、ワインを飲んで爆睡。

小川顕太郎 Original: 2005-Mar-14;